針を使って 2011/12/12
- 公開日
- 2011/12/12
- 更新日
- 2011/12/13
幼稚園の様子
5歳児のゆり組の子どもたちが真剣な表情で机に向かっています。
手には針を持っていて,きれいな布を縫っていました。
毛糸の綴じ針なので,先は丸くなっていて子どもでも安全です。
先がとがっていないので,普通の布では縫えないため,不織布を使っています。
それでも,本物の針を使うということで,子どもたちは真剣そのものです。
それに,なんだかお母さんになったみたいで,ちょっと誇らしげです。
「すてきなことしてたんやね」
と声をかけると
「ここ,自分で縫ったんやで」
「ここも,自分でしたんやで」
「はじめ結ぶの(玉止め)できひんかったけど,次のときにはできたんや!」
と聞いてほしくてたまらないとばかりに,いかに作ったかを言いに来てくれます。
みんな少し興奮気味です。
「縫って作った袋はパンランチのお買物袋?」
「違うよ〜,サンタさんにプレゼント入れてもらうの!」
「うわ〜,こんなステキな袋だったら,サンタさんとびきりステキなプレゼント入れたくなるね」
「そやろ」
と自分のかばんの中にしまいこんでいます。
「お家に持って帰るの?」
「うん」
・・・・?
がんばって作ったので,お家の人に見てもらいたいのかな?
トイレでたまたま一緒になった4歳児のばら組の子どもと5歳児のゆり組の子どもが話しているのを聞いていると,
「さっき何してたん?」
「袋つくってたんやで,しかも本物の針で縫っててん」
「えーっ!!針使ってたん?!」
「そやろ,ゆり組さんしかできひんねん」
「すごいなぁ」
とゆり組の誇りとばら組の憧れがひしひしと伝わってきました。
5歳児になると,少し難しいことや,集中力が必要なことにも興味をもち,また,それがおもしろく,できた自分が誇らしくもなる年齢になるのですね。
サンタさんからのプレゼント入れを全園児が作っていますが,その年齢の発達に応じてねらいをもち,素材や作り方を工夫しています。
サンタさん,どんな袋ができるか,楽しみにしていてくださいね。