サンタになりたい 2011/12/13
- 公開日
- 2011/12/13
- 更新日
- 2011/12/13
幼稚園の様子
5歳児のゆり組の保育室にサンタクロースの人形がかざってあります。
それを使って遊んでいたのですが,
「自分がサンタになりたい」
と思い始めました。
「サンタさんになりたいんやけど,ソリがないんや」
「それなら,作ってみる?」
と大きな段ボール箱をさがして持ってきました。
近くにいた子どもたちもよってきて,段ボールカッターでソリの形に整えたり,ひっぱるひもをつけたりしました。
ひもはガムテープで頑丈にとめています。
「私,トナカイになりたいんだけど,角がほしいな」
色画用紙で思い思いの角の形をかき,切り抜いて頭につけられるようにしました。
「プレゼントも用意しなくっちゃ」
と包装紙でお部屋のおもちゃをきれいに包み,袋に詰めていきます。
「サンタさんがくるときには雪があったらいいね」
と紙で雪をつくったり
「子どもがいるところがわかるように」
と地図をかいて準備万端!
さあ,出発!!
トナカイさんたちがおもいっきりひもをひっぱると,ガムテープでとめていたひもがビリッとあっけなくはずれてしまいました。
「困ったなぁ」
「なんでとれたんや」
「サンタさん,歩いていくことにする?」
「みんなで押したら」
「持ち上げるってことは?」
など考えを出し合い,最終的には目的地の近くまではサンタさんは徒歩で,近くにきたら乗せて運ぶということになりました。
大人から見ると,引っ張るとひもがとれてしまうのは明らかなのですが,子どもにとっては驚きだったようです。
あんなにいっぱいテープを貼ったのに・・・という思いなのでしょう。
今日はみんなで運ぶなどの人力戦となりましたが,今後どうなっていくのか,楽しみです。
「こうしたらいいよ」と大人が知っている正解を伝えて作らせるのは簡単で確実ですが,子どもたちが知恵を出し合い,何度も試して失敗し,改良し,できていく過程やできた喜びを分かち合うことなどを大切にしていきたいと思います。
それが,幼稚園での学びの一つだと思うのです。