リレー 2012/05/08
- 公開日
- 2012/05/08
- 更新日
- 2012/05/08
幼稚園の様子
5歳児のゆり組が園庭でリレーを始めました。
今日は先生から誘いかけたようです。
全員の子どもが参加しています。
みつば幼稚園では子どもが好きな遊びをみつけて遊んでいく自由保育を大切にしています。
そして,それと同じくらい設定保育も大切にしています。
よく「みつば幼稚園は自由保育をされていますか?それとも設定保育ですか?」と尋ねられることがあります。
自由保育か設定保育かと○×の関係で尋ねられているようなのですが,みつば幼稚園では保育の中でそれらをうまく組み合わせています。
また,設定保育と聞くと,机に座ってお勉強・・・というイメージがある方も多いようですが,決してそうでありません。
先生に言われたことを言われたようにみんなが同じことをするのが設定保育ではなく,先生が意図的につくった環境や場の中で,子どもたちが自分の思いを存分にいかして活動する時間です。
「この遊びを子どもたちに落としたい(遊びの芽をつくりたい)」
「○○くんたちがしている遊びのおもしろさをクラスのみんなにも知らせたい」
「友達関係が固定化してきたから,もっといろいろな友達とかかわれる場をつくりたい」
「クラス全員で一つのことに向かって取組む力を育みたい」
など様々な理由で設定します。
降園前にみんなで絵本を見るのもそうですし,5歳児になるとクラス内のトラブルをみんなで考える時間をもったりもします。
今日のリレーも設定保育の一つです。
赤と白の2チームに分かれてリレーをしていました。
接戦です。
さっきは白チームが勝ったので,赤チームの子どもたちは今度こそは!と意気込みも強くもっています。
でも,赤チームのアンカーの前の子どもがこけてしまいました。
アンカーへのバトンは1周遅れになってしまったのです。
赤のアンカーの子どもは悔しくて怒り出しました。
走るのをやめようとしたのですが,先生の励ましもあり,投げ出さずに最後までコースを回ってきました。
ゴールした途端,号泣です。
「よく投げ出さずに最後まで走れたね,強かったね」
先生が抱きしめました。
「もう一回しよう」
クラスみんなで取組む中で,みんなでリレーをするおもしろさや悔しさを感じ,それを乗り越える強さをもち,友達の思いを察し,がんばった友達を認め,ずるした子どもを怒る,どうしたら楽しく進められるかみんなで悩む,ルールを作り出す,みんなで守ろうとする,チームで力を合わせる・・・・・
子どもたちは様々なことを学んでいるのです。
小学校以降の教育では,リレーは体育という教科になります。
幼稚園では体を動かす楽しさを感じたり,体を鍛えたりする以外にも,リレーをする中でたくさんのことを学びます。
それが,幼稚園教育であり,総合的な学習といわれるところです。