幼稚園日記

新しい三輪車 2012/04/18

公開日
2012/04/18
更新日
2012/04/18

幼稚園の様子

今日から新しい三輪車が2台加わりました。
一人乗りようですが,後ろに一人立って乗ることもでます。
さっそく三輪車に乗ってお出かけです。

2台の三輪車はすぐに乗り手が決まり,後から見つけた子どもは
「あれ乗る!!」
と三輪車の方ではなく,私の方にきます。
「かわってってお願いしようか?」
ぷるんぷるんと首を横にふります。
『先生がなんとかして』
という心の声が聞こえてきます。
「それじゃ,先生が代わりに頼んでみるね」
代弁者になり,思いを伝えます。
するとすっと代わってくれたのです。
「よかったね。代わってくれてありがとうだね。」
ありがとうは言えなかったのですが,嬉しそうに笑顔を返していました。

これまではお家で大人の方に囲まれて,自分のしたいことは周りの方が先に気持ちをくんでしてくれてたり,譲ってくれたりしていたことと思います。
でも幼稚園では,みんなが「自分がしたい」ので,思うようにはなりません。
したいことやしてほしいことは,自分から行動したり言葉にしないと伝わりません。
そしてがんばって言葉で伝えても,受け入れてもらえるとは限りません。
だって,みんながしたいのですもの。

4歳児のばら組の子どもたちがいっぱい乗っている三輪車に3歳児の子どもがやってきました。
きっと楽しそうなので乗せてほしかったのでしょうね。
ばら組の子どもが
「お名前なんて言うの?」
3歳児の子どもは恥ずかしくて言えないようです。
ばら組の子どもがのぞきこんで名札の名前を読んでいるようです。
「○○ちゃんって言うんか」
「○○ちゃんもしたいん?」
「ここ一緒に乗り」
私が入らなくても,ちゃんとばら組の子どもたちが気持ちを察してかかわってくれていました。

これからも子ども同士で遊ぶ中で,伝えることの大切さ,受け止めることの大切さ,受け止めてもらえない悲しさなど,様々なことを学んでいくことと思います。
それが幼稚園での学びの一つです。
幼児期は,大人が「こうしなさい」「これをしたらだめですよ」と形から教えるだけでなく,自ら体験し,自ら感じ,どうしていくことが自分にとっても大好きな友達にとってもいいのか,どうしたら楽しく遊べるのかを考えていくことが大切なのです。
悲しいこともあるかもしれないけれど,がんばってね!
応援しているよ。