「かして」 年中組と年少組のかかわりから
- 公開日
- 2016/04/25
- 更新日
- 2016/04/25
幼稚園の様子
園庭のいろいろなところで,異年齢のかかわりが見られます。
年中組にダンゴ虫のいる場所を教えてもらう年少組。
バラの花びら入りのごはんを一緒につくる年長組と年少組。
そして砂場では…
年少組のAくんは,使いたかったスコップを拾って使おうとしました。でも,それは年中組のBくんが使っていたものだったのです。
「それ使ってる」Bくんが言います。
「でもAくん使いたい」Aくんも放しません。
「Bくんに,スコップどこにあるか教えてもらおうか?」と先生が言うと,Bくんは砂場の道具が置いてある場所に案内してくれました。
同じ緑のスコップを出してきてくれたBくんは
「ほら,緑の同じやつあったで」と差し出してくれました。でもAくんは
「これがいい!」とさっき拾ったものが使いたい様子です。
「でも,お兄ちゃん使ってたみたいやし…そしたら『かして』って聞いてみたら?」とAくんに先生が言うと,しばらく黙ったのち
「かして」とAくんが言いました。するとBくんは
「いいよ!」と優しく言い,かわりに出した緑のスコップを自分で使いました。
その後,電車のおもちゃが使いたかったAくんは,またBくんに
「電車かして!」と自分から声をかけていました。またBくんは
「いいよ!」と電車をかしてくれました。
「かして」の言葉に「いいよ!」と優しく答えてくれたお兄さんのBくん,ありがとう。Aくんはとっても嬉しかったようです。
年少組は,色々な経験が日々勉強です。
人とのかかわり方も,こうして自分が経験することで“嬉しい気持ち”“悲しい気持ち”“どうしよう・・・”と考えること,色々学んでいくのですね。