どうしようか?
- 公開日
- 2010/01/27
- 更新日
- 2010/01/27
幼稚園の様子
「先生大変やねん」と動物当番をしていたゆり組の男の子がやってきました。
「どうしたん」と尋ねると,「ちょっとこっちきて」といいます。
言われるままについて行くと,禽舎前のウサギのゲージの所でした。
「しまちゃんが飛び出してしまうねん」子どもたちが禽舎の掃除の間,園庭のゲージに放してくれたのですが,特別身軽なウサギのしまちゃん。軽々とゲージを飛び越えて園庭に出て行ってしまうので「どうしたらよいか」と困ってしまっていたようです。
どうしたらよいかを考え出しました。
「ダンボールでここを高くしたらいいのと違う?」「板にしたらどうかな」
「でも雨が降ったらどうかな?」・・・・「そしたらプラスチックがいいのと違う?」
それぞれが考えられることを言い合っていました。一人が,「そうや。これを重ねたらどうやろ」と言いました。「うん,そうしよう」ということになり,今のゲージの柵の上にもう一枚柵をのせて棒でつなごうということになりました。
大人はみていて「それは・・・」「どうかなぁ」「それより・・」と言ってしまいがちで,言ってしまうことは簡単なことなのですが,ここは子どもたちに任せることにしました。
柵の上に柵を重ねてみたのですが,やはり・・・。
長い時間かかって考えていたのが,無理でちょっとくじけそうになってきたので,「こっち向きに使うこともできるかもしれへんよ」とヒントを言ってみました。
「あっそうや。ここをくくったらいいわ」とまた自分たちでやりだしました。
さすが年長組です。なんとか自分たちで考えてやっていきました。
「ご飯食べてる間にしたら,絶対大丈夫やわ」とご飯を用意する子どもや「水もいるやんな」と水ももってくる子どももいて,子どもたちなりにいろいろ考えているなと思いました。
こんな風にいろいろ試し,失敗しながら実現させていくことができるように時間や場や物を提供することが大事だなと改めて思いました。
今までの柵より少し高い柵になりました。
さあ,これでしまちゃんは脱走しないでしょうか・・・。