幼稚園日記

パンランチのお当番 2011/10/13

公開日
2011/10/14
更新日
2011/10/14

幼稚園の様子

今日はパンランチ。
ゆり組のゆりグループのお当番です。

「朝,『おはよう』を言う前に,『今日はパンランチのお当番!』ってくるんですよ」
と担任の先生がこぼすくらい,お当番の子どもたちははりきって楽しみにやってくるようです。

パンのお買物の時間には,少し雨がポツン,ポツンと降り出してきました。
「どうする?」
「行く!!」
「それじゃ,忍者みたいに早歩きで行こう!」
とたったか,たったかと大急ぎで歩いていました。

ところが,横断歩道のところに来ると
「先生!道を渡るときにはな,信号が青になっても,ちゃんと右見て,左見て,もう一回右見て,車来てへんか見てからやで」
としっかり止まって左右を確かめて,手を上げて渡っていました。
買物に出かける前の親子交通安全教室の話をしっかりと聞いていたのだなと嬉しかったです。聞いたことをすぐ実行できるなんて素晴らしいことですね!
「もう一年生になっても大丈夫だね」
「うん!」

帰りはさすがに両手にパンの入った袋を持っているので,手をあげることはできませんでしたが,気をつけて渡ることができました。

雨にも降られることなく,帰ってくると,子どもたちや先生方に
「おかえり〜」
「ありがとう〜」
の声をかけてもらい,
「重かったけどがんばったで」
「雨降りそうやったけど,買ってきたしな」
と誇らしそうです。

パンをクラス毎に分けるのは,とっても上手になり,予定している時刻よりうんと早く終わってしまいます。
牛乳屋さんが来るのを,まだかまだかと待っていて,届いたら牛乳までも自分たちで運んできました。
とても重いのですよ。
牛乳もあっという間にわけてしまい,前回のグループと同様に,その場を動かず,自分の担当のクラスのお昼ご飯の用意ができるまで,ずっ〜〜とパンと牛乳を守り,用意ができたとわかるとせっせせっせと運び,一人一人に行き届くまで配っていました。
幼稚園の子どもでも,ここまでしっかりと自分の役割をやり遂げることができるのだととても感心します。

「仕事」や「役割」と聞くと「やらされる」「しなあかん」「しんどい」などのイメージをもったりしがちですが,「人のために役に立つ自分」に気づくということはとても大切なのだと思います。
「自分がすることで人が喜んでくれる」「自分がここにいていいんだ」という気持ちは自己肯定感や自己有用感にも繋がります。
「幸せな気持ち」ってそんなところにもあるように感じます。

でも,「はやくしなさい!」「なんでそんなこともできないの!」では「やらされた」「しかられたからしかたないしする」という思いしか残らなくなってしまいます。
その子その子に合わせて,いつもの自分より一歩踏み出せるくらいの内容にして,最後までやり遂げるように応援し,頑張ったことに対していっぱい認めていきたいなと思いかかわっています。

お当番さんのおかげでおいしいパンランチがいただけました。
ありがとう。