大変だぁ〜どうしよう!!2011/09/09
- 公開日
- 2011/09/10
- 更新日
- 2011/09/10
幼稚園の様子
ゆり組さんが科学センターに出かけたので,幼稚園の中はなんとなく静かです。
ところが突然,ばら組の子どもたちの動きが激しくなりました。先生と一緒に子どもたちが大急ぎで絵本の部屋に上がっていきました。そして「この辺かな」「たしか前この辺でみたけど・・・」といいながら絵本の棚の一角でみんながジーッと真剣な眼差しで探し始めました。
どうやら,ザリガニをたんぽぽ組からもらってお部屋で飼うことになったようで「ザリガニは何を食べるのかなぁ」ということを「以前に絵本の部屋で見たことがある」という子どもたちから声が上がり,早速に探しにきたとの事でした。
そして「え〜大変だぁ」「どうしよう〜」と大騒ぎになりました。その絵本には,何と
「ザリガニはカエルを食べる」と書いてあったからです。「カエルってどうしたらいいの?」「カエル捕まえんとあかんの?」と口々に言い合っていました。
ところがいつも絵本の部屋をよく利用しているHちゃんは,まだあきらめずに以前に見たことのある絵本を探し続け,そしてやおら「パンでも食べるって書いてある」と言ってくれました。「え〜っそうなん!」「どこどこ」と子どもたちは,Hちゃんが探してくれた絵本を見て安心したようでした。
ばら組さん,カエルだけがザリガニの食べるものでなくて良かったね!
自分たちが納得できるまで,絵本を探し,そして必要なことを自分で調べる。そんな大事な体験をすることができました。
知識と体験の関係がとても大事だと言われています。知識だけでも体験だけでもそれは無意味なもので,両方を経験することが本当にいきた知識となり,身についていくことです。今回のばら組さんにも,「ザリガニのえさは○○だよ」と大人が教えることは容易いことです。でもそれでは子どもたちのものになっていかないのです。
自分たちで調べ,確かめ,そして体験してみるまさしく本物の体験といえるでしょう。
今日の経験が,きっとまた次何かに出会った時に「知りたい!」という意欲や「調べてみよう!」という興味が絵本を探しにいくと言う態度・行動につながり,得た情報を実際に使おうとする態度・行動になって現れてくることでしょう。
幼稚園ではそんな機会を大事にしていきたいと考えています。