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最新更新日:2025/06/24 |
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責任感を持たせたい![]() しばらくして「お母さんがしてって言うからしたけれど,失敗したやないか。おかげでテレビも見れなかったし」「お母さんの責任や」と子どもがお母さんに怒り責任もお母さんと言っています。こういうことは毎日の生活の中であることではないでしょうか。 お母さんは子どもの将来を考えて今できてほしいと「これをして」と一所懸命です。結果が良かったら「がんばってくれてありがとう」とお母さん。子どもは「まあそれほどでもないけれど」ときっと思っているでしょう,でも,結果が悪かったらどうでしょう? 子どもにしたら「お母さんがやれといったからやったのに・・,お母さんの責任や」となりますし思っています。つまり,成功は自分のおかげ,失敗はお母さんのせい,というどうしようもない裸の王様を育てていることになります。 では,結果が良くても悪くても自分の責任だと思う子に育てるにはどうしたらよいのでしょうか? それは,自分の子育て失敗経験から言うと,自分で判断をさせ選択させるようにするということです。 例えば,赤ちゃんの時は,「どちらがいいですか?」と言って赤い色のおもちゃと色違いの青いおもちゃを見せ子どもを抱っこしてそこまで連れて行きどちらかを選ばせるのです。二つを取ろうとすることもありますがどちらかにより興味を持って目で追います。「こちらがいいんですね」と言って渡すのです。 話ができるようになると更に判断させる場面が増えてきます。「お母さんね,今日デパートに行くけれど一緒に行くか家でお兄ちゃんと留守番するかどうする?」「一緒に行く」「おもちゃ売り場でいつもひっくり返って「買って買って」というよね。今度の誕生日プレゼントに買ってあげようと思うので今日はおもちゃは見るだけで買わないつもりだけれど・・,誕生日プレゼントを今日にする?それともみんなでお祝いをしてもらうときにプレゼントしてほしい。どちらにする?」という具合です。お誕生日の日に「僕のプレゼントは?」と聞かれた時は「この前,先でいいって言ったでしょ」でおしまいです。どうしてもしてほしいことは2者か3者の択一にして自分で選ばせるのです。責任は選んだ自分です。失敗したら「がんばったのに残念だったね,まだまだ若いし大丈夫。今度またがんばろうね」と励ましたらいいのです。 あるお母さんは家から外へ出るときは子どもの社会勉強の時間と思っていると,言っておられました。バスに乗るとき「バスはみんなが乗っているしルールを守って乗ってほしいと思っているの。だからそういう風に乗れる?」「乗れる」「靴のまま席はアカンのわかる?」「わかるよ。お客さんの服が汚れるし」「じゃ,出かけようか」というようにしているそうです。 子どもは,赤ちゃんでも大人の話していることがわかります。褒められているのか叱られているのか,自分はそれが好きなのか嫌いなのかも知っています。選ぶこともできます。ましてや3歳や4歳の子どもはよくよくわかっています。「どちらですか?」「どうするのですか?」と聞いてあげてください。自分で判断させる場面をたくさん作ってほしいのです。結果は本人が決めたことで本人の成果であり責任です。 うまくいったら「よかったね」,うまくいかなかったら「今度またがんばったらいいじゃない。どうしたらよかったのかなあ?」と言ってもらったらよいと思います。 そうすると様々な場面で,自分で判断し結果に自分が責任をとるという生き方になっていきます。良い判断をするために自分で注意深く見たり考えたり聞いたり,物事について自分から勉強して調べたりするようになっていくのではないでしょうか。 6月17日(金) 年少組の歌![]() 年少さんはまだ入園して3ヶ月ですが,集団での行動が早くできるようになりました。力の伸びを感じています。 当日はがんばっている姿をお家の方に見てもらえたらいいですね。 6月16日(木)預かり保育![]() ![]() 聞いてサッと反応すること,体を止めるときはじっとできることなどはなかなか難しいことです。でもみんなでやっていると「わたしは早くできた」「この格好は好き」など見えてくるようです。メリハリと集中力がずいぶん身についてきました。 今日は雨です。外では遊べないので遊戯室で新聞紙のTシャツ作りをしました。 6月16日(木) 竹馬に乗れた![]() ![]() 「先生今日はじめて乗れた」と報告してくれました。「こわいので低くして」という子どもに合わせて竹馬を低くしています。 竹馬は個人技ですので,自分の努力が目に見えます。みんなが乗れるように粘り強くがんばっています。 6月16日(木) プール![]() 幼稚園でも来週から水遊びが始まるので,先ず職員でおおまかな掃除をしました。 来週の晴れた日に子ども達がたわしでプールを磨いてくれます。 6月16日(木)色水遊び![]() 「先生,見て」洗面器の中を見せに来てくれます。 6月15日(水) みんなで歌を歌いました![]() ![]() 大きな歌では,年長さんが最初に歌います。追っかけて年中さんと年少さんが歌います。輪唱です。 年長さんがきれいな声で心を一つにしてしっかり歌いましたので,追っかけて歌う年中さんも年少さんも優しいかわいい声でしっかり歌いました。当日もこの声を聴いてもらいたいなあと思いました。 「認める」で・・いじめなくなり笑顔を取り戻した![]() A子のお母さんが職員室によって「この度はすみませんでした」と挨拶をされたので,「少しいいですか?」と時間をもらいました。お母さんはまだ30代前半ぐらいの若さなのにやつれた暗い顔をしていました。 「お母さんはお仕事ですか?」と聞くと,「ええ,朝7時半頃にもう仕事に出かけます。娘のA子は家の鍵をかけて学校へ行くのです。私と娘の2人ぐらしです」「仕事から6時とか遅いと7時頃に家に帰るのですが,A子が洗濯物を取り入れていないので,叱ったりしますが,・・それがいけないのでしょうか?」「お母さん,よくがんばっておられますね。A子ちゃんも偉いね。まだ1年生なのに,洗濯物を取り入れたり,風呂の掃除をしたり・・,がんばっていますね」「でもそんなことは1年生だから当たり前です。だから別に何も言いません。私も目一杯がんばっていますし,・・反対にさぼっている時は叱ります」ということでした。 「そうですか。A子ちゃんもお母さんも目一杯がんばっておられるのですね。お母さん,A子ちゃんを褒めてください」「えっ,褒める? なぜですか? 当たり前のことをしてもらっているので褒めるなんて・・・それに褒めるって?・・A子を褒めたことがないのでどうやったらいいかわかりません」ということです。「お母さん。とってつけたように褒めるのはだめですがね,A子ちゃんがしてくれた事実をそのまま言って,その後にお母さんは助かるわとか,ありがとうと言われるとよいですよ」「例えばね,A子ちゃん洗濯物取り入れてくれたんだね(事実)。お母さん助かったわ。ありがとう」「それでいいんですか?」「それでいいんです。してくれた事実とありがとうで最高の褒め言葉ですし,A子ちゃんを最高に認める言葉なのですよ」「わかりました。やってみます」と言うことでお母さんはお家に帰って行かれました。 1ヶ月ほどしてA子のお母さんが職員室にまた寄ってくれました。明るいきれいな顔をしていました。思わず「お母さん,きれいになられましたね」と言ってしまいました。お母さんは「あれから先生に言われたことをやってみました。すると,次の日はもっとやっていたり,自分からお手伝いも勉強もやるようになって,いじめることもなくなったとC子ちゃんのお母さんも喜んでくれました」ということでした。「お母さん。よくがんばっておられますね。毎日朝から晩まで働いて疲れているのに・・」「いいえ,疲れていても子どもと話をしていたら疲れがなくなる感じです」ということでした。「お母さんこの調子ですよ。よくA子ちゃんを見て事実を言ってくれていますね。見ていないのにとってつけたようなお世辞や褒め言葉はだめですよ」「がんばります」ということでした。まだまだ道のりは遠く険しいですが,お母さんはコツを身につけてくれたようで若返っておられました。 6月14日(火)先生から![]() ![]() 話を聞いてもらうためには集中させるための工夫が必要です。話だけを聞くことはとても集中力がいります。みんな頑張っていますね。 6月13日(月)新聞紙のプール![]() ![]() ![]() 「キャー,ワー」楽しそうな声が聞こえてきます。入ってみると新聞紙が水の代わりでプール遊びをしていました。細かく切っている新聞紙を両手に抱えて上に放り投げては 「バラバラバラバラ」まるで水遊びをしているようです。 |
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