京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/06/19
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令和7年度の入園願書の交付・受付を行っています。入園のご相談・見学など、随時OKです。園庭開放は9時30分から15時30分まで毎日行っております! お問い合わせは075−461−3642までお電話ください!

家の子ばかりが最後まで後片付け,損しています。どうなんですか!

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 何年か前のことです。あるお母さんが担任の先生に不満をぶっつけました。「家の子ばかりが最後まで後片付をしています。他の子の後片付まで,家の子がやっています。不公平じゃないですか」「その通りです。不公平です」「なぜ他の子にも最後までさせないのですか?」「そうしようとしているのですが・・直ぐにはできないのです。すみません」
「家の子は真面目だから先生の言われたことを最後までやるんです。みんなが中途半端で終われるところを,家の子は終われないのです。家の子は損してばかりです。本人もそう言っています」ということでした。
「お母さん,すみませんね。ご心配をかけて。指導が至らなくて申し訳ありません」「どうなんですか?先生!」憤りがなかなか治まりません。
「お母さん。片付ける力なんです。この力がお家の子は身についてきているのです。片付ける様子を見ていてください。片付ける物の大きさや順番や整理する場所など実にスムーズです。普通はああはいきません。見事じゃないですか。今日また最後まで後片付をしてくれました。ますます整理整頓する力がついています。頭の中が脳の中が益々整理されてきていますね。だから片付けることができるのですよ。お母さんは損をしたと思うかもしれませんが,私から言わせたら反対に一番得をしていると思いますよ。ようがんばっているなあ。片付ける力がすごいなあと褒めてください」ということを話しました。お母さんは「そうなのですか。片付ける力なのですか」と少し納得してくれた様子でした。
 すでに「挨拶」のところでお話したように,この片付けるという力は自分の血や肉になってどんな場面でも自分を支え大応援団となって自分を助けてくれます。
 仮にスーパーへアルバイトに行ったとしましょう。ダンボールを潰して一箇所に片付けたり,同じ製品の箱を一緒にしたり,この子だったら直ぐに段取りを飲み込んでやってのけるでしょう。言われなくてもそのあたりを掃き清めるでしょう。支店長からは「できる子だなあ。たすかるなあ」ということになります。
 よいことならどんなことでも身につけたらよいではないですか。全部が自分自身の力となって自分の人生を助ける大応援団となっていくのですから。

6月10日(金) 中学生のチャレンジ終了です

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  中学生のチャレンジ職業体験が今日で終わりました。「子ども達と一緒に遊べて楽しかったです」「この体験を中学校でも生かしていきたいです。ありがとうございました」と挨拶をしてくれました。
 子ども達とたくさんの思い出を作ってくた旭丘中,北野中のみなさんごくろうさまでした。一緒によく遊び子どもたちはまた一段と成長を続けています。

6月10日(金) プチプチの上でジャンプ

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 プチプチと空気の入っている緩衝プラスチックの上でジャンプです。着地した瞬間に「プチプチ」と音がするので,楽しくて仕方がないようです。「ジャンプ」「プチプチ」だんだん音がしなくなってきます。
 すると角の方がよく音が出るということで角をプチプチ。手でつぶしている子どももいます。

6月9日(木)預かり保育でバルーン

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 先日みんなで遊んだバルーンが楽しかったようです。子ども達から「またしたい」のリクエストがありました。それに応えるかのように今日はバルーンを用意して遊びました。
 みんなで持つまでが一つの学び。次に周りに合わせるのは次の関門。
 「お家」で手を上げて高くしたバルーンの中に,みんなで入ることが大好きです。
「キャー,キャー」と喜んでいます。
 漫画に出てくる声ですが,幼稚園ではこの声が現実にあります。

なぜ? 挨拶・挨拶って言われるの?

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幼稚園でも小学校や中学校でも高校でも「おはようございます」「ありがとう」挨拶や感謝の言葉が言えるようにしましょう。といいます。なぜ,挨拶挨拶というのでしょうか? 誰のために言うのでしょうか? 挨拶しても返ってこないことも多いし自分から言うことはあほらしいものなのでしょうか?
 挨拶は「私はあなたの敵ではありません。味方ですよ」という言葉の印と言えるのではないでしょうか。丁寧な人は挨拶のとき頭を下げてお辞儀もします。相手に頭を垂れ地面や自分のおへそをを見ます。昔で言えば相手が敵なら「面〜(メーン)」と頭を砕かれることでしょう。でも,頭を下げて「おはようございます」「こんにちは」「私はあなたの味方です。友達になりたいです」という態度の人に「メーン」と普通はいかないと思います。挨拶をしてくれる人は悪い気はしない相手ですし,お辞儀までしていたら隙だらけの無防備状態の人だからです。そんなところに「メーン」などと卑怯なことはしないということが人の道だったからです。
 では,挨拶は相手との紛争を避けるもの折り合いをつけるところに,その意味があるのでしょうか?
 毎朝通用門でお母さんやおうちの人と一緒に登園した子ども達を迎えます。「おはようございます」と大きな声で挨拶をします。子ども達もおはようございますと挨拶を返してくれます。50人余り在園していますので,50回以上は自分から言っていると思います。すると不思議なことが心の中に沸き起こってきます。「疲れたのかなあ,今日は朝からいまいち調子が悪いなあ。・・」という日でも,自分の挨拶の回数が増えていく度に心が元気になっていくのです。口はくたびれていきますが。
みんなを迎えた頃にはすっかり元気百倍になっています。なぜなのでしょう?
 みんなに元気を与えたつもりで実はみんなからパワーをもらっていたということです。
 ある和尚さんがおっしゃいました。「挨拶をしたり他人に優しくしたり,掃除や片づけ整頓をしたりした後は,何か心がスッキリとしませんか? するでしょ。なぜだと思いますか? 私たちの体には毎日埃や垢がたまりますね。だからお風呂に入りシャワーをかかるとスッキリしますね。実はね,心にも毎日毎日垢がたまっていくのです。硬い殻になるまで垢がたまったら容易には取れませんよ。頑固一徹になって他人の話も聴けなくなりますよ。さあその垢をあなたはどのようにしてとりますか?」「えっ?」「心がスッキリしたというときは、心にシャワーがかかって少し垢が取れているのですよ」ということでした。
 自分からの元気な挨拶や優しい行いや掃除も片付けも実は自分の心にシャワーをかけていたのです。よくよく考えていくと自分のためにしていたのですね。一番得をしていたのは自分だということです。

6月9日(木) 野菜や花の苗の植替 NO1

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 年長そら組さんは野菜・花の苗の植替をしました。そら組が5月の連休明けにまいた種が双葉を出して苗床では狭くなったのです。
 地域の方がお手伝いに駆けつけてくれました。黒ポットに土を入れて水を注ぎ指で穴を開けて一本一本植え替えていきます。
 子どもたちは直ぐに慣れて植え替えていきます。一時間で300個ほどできました。
「「おばちゃん,ポットに土と水もやったので,次の苗をおねがいします」と仕切る子もいました。このわずかな間にすごい成長やなあと思いました」と後でお手伝いをしてくださった方が語ってくれました。子どもたちは自分たちが作った黒ポリ苗を「一,二,三,・・・」と数える子もいました。
 今年は第19回目の花の苗やさんです。6月29日の花の苗屋さんに向けてそら組がんばっています。

6月9日(木)野菜や花の苗の植替 NO2

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今日は地域から5人の方がお手伝いに来てくれました。シシトウグループ,オジギソウグループ,コスモスグループ,青ジソグループなど自分たちの育ててきた苗の植え替えを手伝ってくださいました。

6月8日(水)親子歯磨き指導

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 今日は親子歯磨き教室がありました。歯科衛生士の先生から歯のお話と正しい磨き方を教えてもらいました。先ずグーで軽く握って奥歯のほうを細かくゴシゴシ。次に・・と先生と同じように自分の歯ブラシを持って自分の歯を磨いていきました。
 後でお母さん方に、、前歯の裏など磨き残しがありますので最後はお母さんが磨いてくださいとお願いがありました。

6月8日(水)家庭教育講座

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 お母さん方の勉強会がありました。シンプルな料理を習って家庭の食文化を広げることと子育てについての情報を交流し合いよりよい子育てを実践していくことをねらいました。ワイワイ・・・話が尽きることがありません。
 今日はタンポポ組(未就園児組)さんもありました。今日初めて来ましたというそのお母さんが「この幼稚園はみんながびのびしていて,お母さん方も楽しそうですね。魅力のある幼稚園ですね」と語ってくれました。何かよい雰囲気を感じてくれたようです。

子どもの最大の応援団

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 子どもたちにとって,見ること聴くこと感じること体験活動などすべての情報が新鮮で興味のあることです。ですから直ぐに獲得してしまいます。それらの情報を自分で試したり実際に経験することで自分の生きた力となって蓄積されていきます。それらの力は,これからの人生を生きていく自分を支えてくれる力ですし最大の応援団でもあります。子どもが本当の応援団を作るためには,私たち大人が適切な声かけや援助をしていかなければなりません。「学ぶ」「育つ」の1〜4で述べてきたことをぜひ実践していきたいと思います。
 さて,子どもの最大の応援団とはどういうことでしょうか?
「生きていくための力が身体に身についていく」もっと言えば,「自ら自覚して身につけていく」ということです。
 例えば,3歳の始めの頃は「自分がほしいと思ったら,強引に相手を叩いてでも取りに行く様子が見られます」そのことで相手が泣いたり,逆に反撃されたりして痛い目にあったり,先生や友だちの仲裁で話し合ったりして学んでいきます。そして発達していくにつれて言葉で,「貸して」「よせて」「いいよ」「後でね」などと相手と言葉でやり取りできる「コミュニケーションする力」が身についていきます。また,直ぐ手にしてみたいという気持や後でねと言われて待つという「がまんする・辛抱する力」が身についていきます。
 今2つの力すなわち「コミュニケーションする力」と「辛抱して待つ力」が少し身についたとしましょう。この力は自分の身体の血や肉になって身についている力ですので,自分がどこへ行ってもついて来てくれます。急にどこかの保育園や幼稚園に変って誰も友達がいないところでも,この2つの力がそこの保育園や幼稚園の友だちと一緒になった時に自分を支えて最大の応援団になってくれるのです。
 子どもたちは猛烈なスピードで様々な体験をしています。体育的,音楽的,創造的なこと,更には毎日の生活でのテレビや社会などからの情報。その体験は大人から見たら良いことも悪いこともあります。ですから子どもが真似をして表現したらきちんと教えていかなければなりません。「今のはお母さんは悲しいよ。なぜだと思う?」「お母さんはうれしいよ。・・」「助かるわ。・・」「がんばっているね」・・など。
 私たち大人は,子どもを見守り,やり取りしながら真の沢山の大応援団を子どもに身につけさせていきたいものです。
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学校行事
6/13 未就園児(たんぽぽ組・0歳〜3歳)いっしょに遊ぼう・教育相談日 10時〜12時
6/15 未就園児(たんぽぽ組・0歳〜3歳)いっしょに遊ぼう・教育相談日 10時〜12時
京都市立翔鸞幼稚園
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