「あおばな」のブルーも清々しく
- 公開日
- 2011/07/26
- 更新日
- 2011/07/26
四季を愛でる
「あおばな」は,学術名を「大帽子花(オオボウシバナ)」といい,「つゆくさ」の変種です。特徴としては,つゆくさは,背丈が10cmぐらいですが,「あおばな」は約1mまで伸びます。6月下旬から8月下旬にかけて3〜4cmぐらいのコバルトブルーの花を咲かせます。花は太陽に弱いため,昼前にはしぼんでしまいます。シャッターチャンスは午前中です。
「あおばな」は,昔から子どもの胎毒下しやひきつけの薬として使われていたとも言われ,のどの痛みなどの風邪の予防,また神経痛やリュウマチなどの浴湯料としても使用されていたという歴史があります。多くの大学や研究機関でもその効能や可能性についての研究が進められ,現在も大阪薬科大学ではこの成分の研究が続けられています。
また,摘み取った「あおばな」は絞って青色の液体とし,和紙への塗布と天日乾燥を繰り返し,あおばな紙を作るそうです。(これを再び水に戻すことによって,友禅染の下絵用染料になります。)あおばなから薬や,浴場料,和紙や友禅の染料と利用した昔の人の知恵はすばらしいですね。
あおばなは,草津市の花として,広く栽培されています。本校の花壇にもお裾分けしていただきました。