心が安らぐ平和な世の中に…
- 公開日
- 2015/02/02
- 更新日
- 2015/02/02
校長室から
2月3日は,「鬼は外 福は内」で有名な節分です。皆さん,節分って何だか知っていますか。節分とは,各季節の始まりの日(立春・立夏・立秋・立冬)の前日のこと。立春が2月4日だから,前日の2月3日が節分というわけです。日本の伝統行事では,必ず季節の節目節目に,様々な風習(行事)があります。立春前日の節分には,豆まきがあります。
そこで,今回のお話は,豆まきの豆知識です。
節分には,古くから邪気を追い払うために豆まきが行われていました。宇多天皇の時代(在位887〜897)に,京都の鞍馬山の鬼が出てきて都を荒らしました。そこで,炒り豆(大豆)で鬼の目を打ちつぶし,祈祷(きとう)をして鬼の穴をふさぎ,災厄を逃れたという昔話が始まりと言われています。
豆は,「穀物には生命力と魔除けの呪力が備わっている」という信仰や語呂合わせで「魔目(豆)」を鬼の目に投げつけて鬼を滅する「魔滅(まめ)」に通じ,鬼に豆をぶつけることにより,邪気を払い,一年の無病息災を願うという意味があると言われています。(無病息災:病気をしないで,健康であること)
豆まきのあと,まかれた豆を年齢(数え年)の数だけ食べる。また,自分の年の数の1つ多く食べると,体が丈夫になり,風邪をひかないという風習があるところもあります。おじぃちゃん,おばぁちゃんは,食べるのが少し大変かもしれませんね。
さて,今年も日本の各地で節分祭(豆まき)が行われますが,右京区の天龍寺でも節分祭が行われます。毎年,広沢小学校から書写や絵画を天龍寺に出展し,昨年からは,2年生の児童が天龍寺の豆まきを見学しに行っています。
「鬼は〜外! 福は〜内!」と子どもたちの大きな声で,疫病などをもたらす悪い鬼を駆逐(くちく)してほしいですね。各家々からも,右京区からも,日本からも,そして,世界からも様々な鬼が退治されて,一人一人の心が安らぐ,だれもが居心地のよい平和な世の中になることを祈ります。