同じです あなたと私の 大切さ
- 公開日
- 2018/12/03
- 更新日
- 2018/12/03
校長室から
平成30年もいよいよ最後の月となりました。さて, 12月は人権月間。1年生から6年生まで全学年の子どもたちに「人権を大切にする」とはどういうことか,立ち止まって考える月として,12月を過ごしていきたいと思います。
5月に中国の思想家である孔子の『論語』を取り上げ,友だちとの付き合い方について考えました。今回もまた,同様に孔子の言葉をもとに人権について考えたいと思います。
『義を見て為ざるは,勇なきなり』
(意味)いじめを目にしたら,放っておいてはだめだ。
「やるべき正しいことがあるのに,それをやらないのは,勇気のない臆病者である。」孔子が言ったこの言葉は,昔からたくさんの人に勇気を与えてきました。
もしも,同じクラスの子がいじめにあっているのをみたら,子どもたちはどうするでしょう?見て見ぬふり?こわいし,自分がいじめられるといやだから,何もせずだまっている?その場でいじめを止めたり一人で行動したりするのは難しいかもしれません。でも,放っておいてはいけません。信頼できる友だちに相談して,何人かで協力してやめさせる,先生にありのままに言ってみる,など,「正しいことは勇気を出してやらねばならないときがある。」と孔子は述べています。
『君子は人の美を成す。人の悪を成さず。小人はこれに反す。』
(意味)友だちのいいところはどんどんのばしてあげよう。
だれかと仲良くなると,「みんなにやさしい」とか「責任感がつよい」「歌がうまい」「片付けやおそうじをしっかりやる」など,その子のいいところ(美点,長所)がわかってきます。友だちなら,そのいいところをほめてどんどんのばしてあげましょう。そして,友だちの欠点については「気をつけて」とそっと教えてあげたり,それが目立たなくなるように直してあげたりするとよいです。人の欠点ばかりをあげつらって,長所を認めないような人は,友だちとしてつきあえないし,きっといつまでもつまらない小人でおわってしまいます。そんな小人ではなく,“人の美点をのばす君子”をめざしましょうと孔子は述べています。
広沢小学校の子どもたちがみんな「やさしさ」の花を大きく咲かせ,素敵な人に成長でるよう,努めていきたいです。