最新更新日:2024/10/29 | |
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6/16(火) ひかり組 大きいお部屋で遊んだよ!
ひかり組の子どもたちは遊戯室のことを“大きいお部屋”と呼んでいます。「ちょっと大きいお部屋行ってくるわ!」「先生,大きいお部屋で遊ぼ!」と,出かけていきます。大きな積み木で先生と一緒にお家をつくったり,巧技台の道に挑戦したり...今日は,お弁当の前にクラスのみんなで集まって,年中児や年長児に教えてもらって好きになった♪へんしんにんじゃじゃん♪を踊りました。とっても楽しそうな笑顔がいっぱいです。天気が悪くても,思いきり体を動かして遊べる“大きいお部屋”は子どもたちの大好きな遊び場です。
6/15(月) おばけトンネルにきてください 1「おばけになる人と積み木動かす人がいる」と子どもたちが役割分担をしていました。鬼や一つ目おばけのお面をつくったり、段ボールの穴からちょとだけ手を入れてびっくりさせたりするおばけさんもいました。 お客さんもたくさん来てくれて嬉しかったね! 6/17(水)の10時から 「花の苗屋さん」子ども達の夢を引き継いでもらえませんか?
明日6月17日水曜日午前10時から,翔鸞(しょうらん)児童公園で「花の苗屋さん」を開催します。 年長組が,種から育てた野菜や花の苗を,子ども達のお店から無料引換券で買ってもらう,ごっこです。約17種類,1000数百ポットでお店を出します。
「いらっしゃいませ。ゴーヤはいかがですか」「キュウリはいりませんか」「フウセンカズラは」「オクラはどうですか?」地域中できれいに咲いてほしい,美味しく実ってみんなに喜んでもらいたいという,年長組の子ども達の夢を苗に託します。夢を引き継ぎ,お家で苗を育ててもらえませんでしょうか?応援お待ちしています。無料引換券は受付でお渡しします。 6/16(火)年中組さん ジャガイモの収穫
「あったー」「見つけたー」年中組さんはジャガイモを掘りました。
「大きいのがまたあったー」「掘ったらね,まだあるかもしれないから,掘ってみよう」先生の声掛けで掘っていきました。「たくさんとれたね。数えてみよう」 たくさんのジャガイモです。今度みんなでカレーにしていただきます。 心豊かな子どもに育てるために
「豊かな心を持つ子どもに育てるためには,どうしたらよいのでしょうか?」「共感できる子どもに育てるためには,どうしたらよいのでしょうか?」
1つは, 胎児期,乳・幼児期に,お母さんが自分の感動・共感を子どもに語り,自然と聴かせることです。それもプラス思考の視点で感じ語ることです。 2つは,直接体験をたくさんするということです。 3つは,子どもの良さや伸びや頑張りの事実を,たくさん語りかけるということです。 長くなりますが,一つ一つ順番に考えていきたいと思います。時間を分けても結構ですので,どうか最後までお付き合いください。何かヒントになると確信しています。 1つ目の,「胎児期,乳・幼児期に,お母さんが自分の感動・共感を子どもに語り聴かせることが,それもプラス思考の視点で感じ語ることが,とても大事です」ということです。 「緑が若葉色できれいね」「ウサギさんがこっちを見ているよ。こんにちは」「横断歩道の小学生,手を上げてさっさと歩いているね」「雨ですね。たくさんのカエルさんの声が聞こえるね」「この曲はモーツアルトさんの作曲だよ。うっとりするね」どんなことでもよいのです。たくさん感じたことを語り,見たこと聴いたことを語ったらいいのです。胎児もちゃんと聴いています。乳幼児も,もちろん聴くことができますし難しい言葉が混じっても言っていることは分かっています。心配されないでどんどん語ってください。 赤ちゃんを産まれたお母さんが語ってくれました。「元気に生まれましたが,お腹も一杯のはずで眠るはずなのに,いつまでも泣いているのです。どこか悪い様子でもありません。生まれて1週間経っても同じようでした。そこで,絵本を読んだのです。すると,あれだけ泣いていたのに,泣き止んで聞いているようでした。1冊読み終わって寝かせようとすると,また泣き出しました。2冊,3冊・・5〜6冊読んだでしょうか。読み終わった時,スースーと眠っていました」「そうですか。絵本を読んでもらいたかったのですね」「そうなんです。まさかとは思ったのですが・・」と,お母さんはさらに次のようなエピソードを語ってくれました。 「お腹に赤ちゃんができたという時から,胎児教育のことを聞き,お腹の赤ちゃんに何でも語ってきました。絵本も毎日読んで,おなかの赤ちゃんに聞かせてきました。赤ちゃんは生まれてからも,同じようにしてほしい。絵本を読んでほしいと思っていたのでしょうね」ということでした。 お腹の中の胎児は,お母さんの言葉を聞いています。絵本を読む声や内容までもおそらく聞いています。ましてや,すでに生まれている赤ちゃんや幼児は大概のことは分かっています。ですから,お母さんが感じたことを口に出したことは,子どもはすべて聞いてお母さんと同じように感じていきます。 「汗をかいて,がんばっているんだね」「雨の中でも道路を直してくれているね。ごくろうさまです」「あそこの二階のベランダであんな小さい子が洗濯物を片付けているね。えらいね」「少女は雪の中でおばあさんの夢を見ていました。そして天国に行きました。かわいそうなお話だったね。助けてあげたかったね」などと見たこと聴いたこと読んだこと感じたことなど共感することをたくさん見つけて言葉に出して語ってほしいのです。 これらの例は,すべてプラス思考の視点から見た言葉です。こういうプラス思考,肯定的視点での感動言葉が大事なのです。ですから,マイナス思考,つまり否定的視点での言葉はいけません。「(汗をかいて働いている人を見て)あんなに汗をかいているね。汗をかくほどは,働かなくてもいいのにね」「小さい子が洗濯物を片付けているね。小さい子が片づけなくてもよいのにね。どんなお母さんなんだろうね」などと否定はいけません。聞いた子どもは,同じように否定的に感じ否定的な言葉を出すようになります。これは豊かな心を育てないばかりか,自分自身が学ぼうという地点から後退していくことになります。また,言っている大人(本人)自身も豊かな心を伸ばすことはできません。学ぼうということを拒否した言葉が,否定の言葉だからです。同じ場所に留まっているのではなく,おそらく後退している,前の自分からマイナスになっていっていると思っています。ですから,ぜひプラス視点での感じ方や言葉を出すようにしてほしいと願います。 このようにプラス視点での,お母さんや大人の感動や共感を聴いた子どもは,同じように感じたり共感したりできるようになります。心豊かな子に育っていきます。共感した時点で学びを行っていますので,どんどん心が豊かになっていきます。 すでに育って大きくなった私たちはどうでしょうか? 手遅れでしょうか? いえいえ,まったく問題ありません。素直な気持ちになってたくさん感じとりましょう。「歌が好きなんだね。ソロでみんなの前で歌うようになったなんて,すごいね」と,独り言でも言ってみましょう。自分の心に語りかけてもいいと思います。続けていると,感動することが増えていき,どんどん心が豊かになっていきます。 心が豊かになるということは,自分を振り返ることができる,客観視ができる力がついてくることでもあります。自分を見つめ反省ができることによって,心の垢も取れていきます。かたい殻が少しづつ薄くなり柔らかくなり,そして自分の本物の内面が出てきます。それは素直な本当の自分の心です。豊かな感情ですし,優しさも素直に出てきます。表情が穏やかになり,本物の笑顔で外観もきれいになっていきます。 2つ目の,「直接体験をたくさんするということ」について考えていきましょう。 京都市立幼稚園は16園あります。どの園も,直接体験,本物体験を保育の最重要な柱と考え実践しています。 本物体験で五感で直接触り匂い,見て聞き,六感で予想したり感じたりすることで,驚いたり嬉しかったり怖かったりして心が出てきます。それこそが,自分の心の奥にある本当の自分の心です。その本当の自分を感じ表出することで,自分を自覚し自分と向き合い,自分に誇りが持てたり反省したりできるのです。 目の前の友だちと目を見つめ合ったり,砂場で砂遊びをしたり,冷たい水を触ったり,ドロドログチャグチャの泥遊びや粘土や絵の具遊びは,すべて本物体験です。テレビの画面で人と向かい合うのとでは,全く違います。 本物体験では,大脳が前頭葉が盛んに活動しているのに対して,テレビやゲームなどの画面でのバーチャル体験だと,ほぼ停止しているという脳科学の実験結果が報道されています。 子ども達は,本物体験を重ねる度に自信を積み重ねます。「触れた」「匂いをかげた」「見たし聞こえた」「話せた」「がまんしてきた」「練習してきた」「少しできる気がしてきた」全部自信が積み重なります。その積み重なった自信が,自分を支え後押しして前に進む原動力になります。未来を積極的に切り開いていくエネルギーになります。 年長組さんは,春からしっぽ捕りをしてきました。A子ちゃんは,ずーとB子ちゃんのしっぽが捕れません。とられるばかりで「わたしはB子ちゃんからは,とれないのだ」と思う日々が続いていました。「何とかしてB子ちゃんのしっぽを捕りたい」の思いで,すきを見たり後ろに回る工夫をしたりしていました。そして,3ヶ月目に入ったある日のことです。大きな声が響きました。「ヤッター」何と初めてB子ちゃんからしっぽを捕ることができたのです。次の日から表情が一層キリリと変わりました。言うことが変わりました。「先生,私はしっぽ捕りの名人なんやで」 本物体験を積み重ねる中では,失敗も沢山あることでしょう。その失敗体験も,実はすべて自分だけが体験したことです。ですから本来は自信のはずです。「がんばってきている分,必ず力がついているのだよ。昔からね,継続は力という言葉があるんだよ」と,励ましてほしいと思います。成果が自覚できた時,自信は何倍にも倍増されます。 3つ目の,「子どもの良さや伸びや頑張りの事実を,たくさん語りかけるということ」です。 ここまで読まれたみなさま方は,当たり前だと思われるでしょう。その通りです。でも,よく考えてみてほしいと思います。自分の生活の中で,そうなっていますか?そうなっておられる方は,もうこれ以上読まなくても結構です。 子ども達は,3歳児の年少組でも,すでに自分と相手とを比べ優劣を感じています。クラスの中で,「虫捕りではあの子がすごい」とわかっています。「ことばでは,あの子にかなわない」とわかっています。ですから,大人が「あの子は虫捕りすごいなあ,何であなたはできないのだろうね」「どうしてそんなに言葉が出ないのだろうね」などと否定的な言葉をかけることは,本人プラス大人の言葉で,ダブルの否定になります。 仮に,何がしかのことで毎日この否定的なことが自分に続いたらどうでしょう。強靭な心の持ち主でも,持ちこたえられなくなるのではないでしょうか。落ち込み,傷つき引きこもりがちになり,前に進むエネルギーが出てこないのではないでしょうか。 反対に,自分の良さや頑張りの事実を知らされたらどうでしょう。自信をつけて前を向き,自分を大事にしていくのではないでしょうか。 私が小学校の教頭先生であった時のエピソードです。 小学1年生の A子,B子,C子の3人が,いつも一緒に学童保育へ帰っていました。そのA子が,B子と組んでC子をいじめていました。カバンを持たせる,「いやだ」と断ると言葉の暴力で泣かせるなどです。あるときA子のわがままな願いをC子が断ったときのことです。泥水の水溜りの中に,わざと押し倒して服をドロドロにしました。C子は泣きながら家に帰ったので,それを見たお母さんがいじめられているとわかったのです。C子のお母さんは担任とA子のお母さんに連絡しました。A子のお母さんはA子を連れてC子の家に行き一緒に謝りました。 A子ちゃんのお母さんが職員室に寄られて,「この度はすみませんでした」と挨拶をされました。そこで声をかけました。「少しいいですか?」と時間をもらいました。お母さんはまだ30代前半ぐらいの若さなのに,やつれた暗い顔をされていました。 「お母さんはお仕事ですか?」と尋ねると,「ええ,朝7時半頃にもう仕事に出かけます。娘のA子は家の鍵をかけて学校へ行くのです。私と娘の2人ぐらしです」「夜は,仕事から6時とか,遅いと7時頃に家に帰るのですが,A子が洗濯物を取り入れていないので,叱ったりします。・・それがいけないのでしょうか?」「お母さん,よくがんばっておられますね。A子ちゃんも偉いね。まだ1年生なのに,洗濯物を取り入れたり,風呂の掃除をしたり・・,がんばっていますね」「でもそんなことは1年生だから当たり前です。だから別に何も言いません。私も目一杯がんばっていますし,・・反対にさぼっている時は叱ります」ということでした。 「そうですか。A子ちゃんもお母さんも一杯がんばっておられるのですね。お母さん,A子ちゃんを褒めてください」「えっ,褒める? なぜですか? 当たり前のことをしてもらっているので褒めるなんて・・・それに褒めるって?・褒めたことがないのでどうやったらいいかわかりません」ということでした。「お母さん。A子ちゃんがしてくれた事実を,そのまま伝えて,その後にお母さんは助かるわとか,ありがとうと言われるとよいですよ。例えばね,A子ちゃん洗濯物取り入れてくれたんだね(事実)。お母さん助かったわ。ありがとう」「それでいいんですか?」「それでいいんです。してくれた事実とありがとうで最高の褒め言葉です。A子ちゃんを最高に認める言葉ですよ」「わかりました。やってみます」と言うことでお母さんはお家に帰って行かれました。 1ヶ月ほどしてA子のお母さんが職員室にまた寄ってくれました。明るいきれいな顔をしておられました。思わず,「お母さん,きれいになられましたね」と言ってしまいました。お母さんは「あれから言われたことをやってみました。洗濯物取り入れてくれたね。お母さん助かったわ。ありがとう。と,すると,次の日はもっとやっていたり,自分からお手伝いも勉強もやるようになりました。いじめることもなくなったと,C子ちゃんのお母さんも喜んでくれました」「お母さん。よくがんばっておられますね。毎日朝から晩まで働いて疲れているのに・・」「いいえ,疲れていても,子どもと話をしていたら疲れがなくなる感じです」ということでした。「お母さん,とてもがんばっておられますね。よくA子ちゃんを見ておられますし,事実を言っておられますね。このままよく見られて事実を語ってくださいね」「がんばります」と帰って行かれました。まだまだ道のりは始まったところですが,お母さんは子どもと語る楽しさを感じておられました。気持ちも外観も若返っておられて,本当に驚いた記憶があります。 このエピソードからも解りますが,その子の頑張りや良さの事実を語るということ。お母さんは助かるわ,うれしいわ,ありがとう。とお母さんの気持ちを伝えるということ。このことが,どんなにか子どもを認めることになり,ほめ言葉になり,子どもの心を支えていくことになるのかということが分かります。 仮に,お母さんにとって悲しいことをしたとしたら,どのように言ったらよいでしょうか。「なんでそんなことをするの。そんなことをしたら,○○さんにものすごく叱られるよ。警察も許してくれないよ」というのがよいでしょうか。それとも,「そんなことをして,お母さんは悲しいよ。悲しくて夜も寝られない」と言ったらよいのでしょうか。そうです。後者のように言ってほしいのです。「お母さん」を主語にして語ってほしいのです。 子どもにとって,お母さんの喜びは自分の喜びです。反対に,お母さんの悲しみは子どもの悲しみなのです。「お母さん」は,とお母さんを主語にして語ることを,覚えてほしいと思います。 ここまで,3つのことを一緒に考えてまいりました。貴重なお時間を,長い時間に渡って関わっていただきました。誠にありがとうございました。 3つのことを実践していくと,子どもは心豊かに育つだけではなく,自尊感情や自己有用感をも高めていきます。そして,小学校の先生方がよく言われる,「公立幼稚園から来た子たちは,高学年になるに従って伸びてくる。後伸びしてくる」と。実は,そればかりではありません。実践していく私たち大人自身が,心豊かになり自信をつけ前に進んで行くようになるのです。エピソードのお母さんになるのです。長い時間本当にありがとうございました。 6/15(月) たんぽぽ組(0歳〜3歳)日に日にかしこく
たんぽぽ組さんは遊戯室で遊びました。
年少組や年中組の子ども達の遊びを見ていて,真似をしました。 同じように滑り台をしたり,積木の上に登ったり元気いっぱいです。 片付も一緒にしています。 「子ども同士の力って,すごいですね。この幼稚園へ来て,とても積極的になりました」 たんぽぽ組のお母さんが言いました。年少組の子ども達と一緒に,色水遊びをしていたのだそうです。 6/15(月) 年中組のままごと
美味しそう。思わず足を止めてしまいました。
彩り豊かで美味しそうですね。 台に座って少しリラックスです。 6/15(月) 年少組,今日も元気
今日も年少組は元気です。
色水遊びをしたり,積み木をしたり・・しました。 友だちと群れになって遊ぶことが増えています。 6/12(金) お水がたまってる!お山のトンネルもつくっていました!斜めのトンネルができて、船を流して遊びました。何回もしているうちに「なんか流れへんくなってきた・・・」とトンネルを覗いたり広げたりして、船を流しては砂を除いてを繰り返していました。 梅雨ならではの遊びを楽しみました。 6/12(金) たくさん作ったね,年長組
年長組さんです。
「歯医者さんのイスを作ったんだね。そして,これはお医者さんのエプロン,白衣。がんばって作っていたね」と,先生が子ども達の作った作品(遊び道具)を褒めました。 お帰りの時間,今日の活動の様子を保護者の方へ丁寧にお話します。預かりで残る子の保護者さんには,後からのお迎えの時に,担任や担当からお話をします。 |
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