京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/27
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入園のご相談・見学など、随時OKです。園庭開放は9時30分から15時30分まで毎日行っております!お問い合わせは461−3642までお電話ください! みんなあそびにおいでよ!翔鸞幼稚園に!!

どうして,挨拶,挨拶ってやかましく言うの?

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 なぜ? 挨拶・挨拶って言われるのでしょうか?
 
 幼稚園でも小学校や中学校でも高校でも「おはようございます」「ありがとう」と挨拶や感謝の言葉が言えるようにしましょう。といいます。なぜ,挨拶挨拶,ありがとうが言えるように,というのでしょうか? 誰のために言うのでしょうか? 挨拶しても返ってこないことも多いし自分から言うことはあほらしい時もありますよね。
 挨拶や感謝の言葉は,「私はあなたの敵ではありません。味方ですよ」という心を言葉に乗せて相手に伝えているものと言えるのではないでしょうか。丁寧な人は挨拶のとき頭を下げてお辞儀もします。相手に頭を垂れ地面や自分のおへそを見ます。昔で言えば相手が敵なら「面〜(メーン)」と刀で頭を砕かれることでしょう。でも,頭を下げて「おはようございます」「こんにちは」「私はあなたの敵ではありませんよ。友達になりたいですよ」という態度の人に「メーン」とは普通いかないでしょう。挨拶をしてくれる人は悪い気はしない相手ですし,お辞儀までしていたら隙だらけの無防備状態の人だからです。そんなところに「メーン」などと卑怯なことはしないということが昔から日本人の人の道だったからです。
 では,外国の人はどうですか?「おはよう」「こんにちは」とのんびりと頭を下げてお辞儀をしているうちに,荷物や財布を盗られてしまうという国もあるのじゃないですか?
確かにあるかもしれませんね。盗られないように警戒の目で見るよりも,欧米の映画シーンに見られるように「はーい」とか少し微笑むとか,これも挨拶だとしたら,こんなことが自然にできた方が感じがいいですよね。そのほうが友達にもなれると思います。
 では,挨拶は相手との紛争を避けるもので折り合いをつけるところに,その意味があるのでしょうか?
 毎朝通用門でお母さんやおうちの人と一緒に登園した子ども達を迎えます。「おはようございます」と大きな声で挨拶をします。子ども達もおはようございますと挨拶を返してくれます。在園児やお父さんお母さん方にも「おはようございます」と言うので50回以上は自分から言っていると思います。すると心の中に不思議な感じが沸き起こってきます。「今日は朝からいまいち調子が悪いなあ。疲れたのかなあ,・・」という日でも,自分の挨拶の回数が増えていく度に心が元気になっていくのです。
みんなを迎えた頃にはすっかり元気一杯百杯になっています。
なぜなのでしょう?
 みんなに元気を与えたつもりで実はみんなからパワーをもらっていたのだということです。
 ある和尚さんがおっしゃいました。「挨拶をしたり他人に優しくしたり,ありがとうと感謝の言葉を言ったり掃除や片づけ整頓をしたりした後は,何か心がスッキリとしませんか? するでしょ。なぜだと思いますか? 私たちの体には毎日埃や垢がたまりますね。だからお風呂に入りシャワーをかかるとスッキリしますね。実はね,心にも毎日毎日垢がたまっていくのです。硬い殻になるまで垢がたまったら容易には取れませんよ。頑固一徹になって他人の話も聞けなくなります。素直に他人の話が聞けないのでいつまでも成長できなくて益々意固地で頑固になっていくのです。さあその心の垢をあなたはどのようにしてとりますか?」「えっ?そうなったら大変なことです。どうしたら心の垢がとれるのですか?」「挨拶をしたり他人に優しくしたりありがとうを言ったり,掃除や片づけや整頓をしたりした後は,何か心がスッキリとするでしょう。心がスッキリしたというときは、心にシャワーがかかって少し垢が取れているからなのですよ」ということでした。
 この3月19日に14名の子ども達が卒園していきました。修了式で担任の先生が一人一人の名前を呼びました。一人一人の修了児が遊戯室一杯に思いっきり響く大きな声で「はい」と返事をしました。そして修了証書を厳かに堂々と受け取りました。来賓で来られていた地域の方が会われる度に,「幼稚園の修了式は良かった。あの建物に響く見事な返事で式がビシッと引き締まった。これが教育ということを見せてもらった」と褒めてくれます。
 自分からの元気な挨拶や優しい行いや掃除も片付けも大きな声での返事も,実は言ったり行った本人が一番気持ちがいいのです。自分の心にシャワーをかけているのです。さらに一つ一つの自信もついていきます。そのオーラーが付録みたいに周りにも気持ちの良いシャワーをかけているのです。
 このように考えていくと挨拶も返事もいろいろな行いも,全部が全部自分のためになっていたのです。結果的に自分のためにやっていたのです。「挨拶したり掃除したり大きな声で返事したりなんてあほらしい」どころか,自分が一番の「宝物をつかんでいた」ということになるのです。
 友達づくりも人との関係の中で自分に自信をつけるのも元気で明るい挨拶からです。お互いにみんなでがんばりましょうね。

2013/4/12(金) 先生の後を

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 年少さんは先生の後を追いかけています。
「お片づけをして,お部屋に帰ります」と言う担任の先生について部屋に帰るのです。
 一昨日の入園式も入れてまだ3日目。お母さんと別れることが辛くて「おかあさん」と泣く子もいますが,お母さんも預けるのは初めての経験です。別れるのはしばらくでも辛いですね。
 子ども達はまだ3日目なのに幼稚園で遊びを見つけ始めています。お家ごっこ遊び,砂遊び,スケーターや三輪車に乗せてもらう,友達の遊び見学などいろいろと刺激を受けています。

2013/4/10(水) 翔鸞(しょうらん)幼稚園入園式

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 今日は翔鸞幼稚園の入園式でした。
 お母さんやお父さんに手をつないでもらって15名全員が元気に登園し入園式に参加しました。「ご入園おめでとうございます。明日から元気に登園しましょう」園長先生やPTA会長さんからのお祝いの言葉がありました。そのあとで在園児のお兄さんお姉さんがチューリップの歌をプレゼントしました。
 新入園児さんは,みんなとてもかしこく座っていました。また,お話も聞いていました。みんなで記念の写真も撮ってもらいました。
 明日からがんばって起きて幼稚園で元気に遊びましょう。
 

2013/4/8(月) 始業式

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 25年度が始まりました。快晴の中に桜が満開です。
 「たくさんの遊びに挑戦しましょう」という園長先生のお話を聞いたあと,早速元気に遊びました。
 久しぶりの砂場やジャングルジムです。久しぶりな友達とも直ぐになじんで遊びました。明日からも元気に幼稚園へ来てください。

4月8日(月)から新学期が始まります!

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4月8日(月)から,いよいよ25年度新学期が始まります。
桜は満開になり,チューリップも咲いて,花壇がとてもきれいです。
月曜日に,子ども達の元気な顔が見られることを,教職員一同楽しみに待っています。

豊かな心を育てる

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 豊かな心とは,どんな心のことなのでしょう? どうして幼稚園でも小学校でも中学校でも「豊かな心を育てましょう」と言うのでしょう? また,どうしたら豊かな心が持てるようになるのでしょうか?

 「気持ちいい風」「森のいいにおい。緑がまぶしいね」「あなたは声が優しいね」「(友達が竹馬に)乗れた,乗れた。よかったー」などなど自然や人や物事に共感したり,その良さや伸びに共感して語ったり言葉にできる人は,物事を肯定的に見る見方ですが,そういう肯定的に物事を見る心を豊かな心というのではないかと思うのです。
 年長組が京都水族館へ行った時のことです。入り口を入ったとたん「ウワー,見て,大きいよ」「オオサンショウウオって書いてある。すごいなー」「先生,この魚・・」「こっちへ来てー」年長組の一人一人が勝手に大きな声で心で感じたことを言葉に出して叫んでいるのです。たちまちホールは子ども達の叫び声の貸切り状態になりました。先生方は「もっと静かに」と周りを見ながら抑えるのに精一杯です。さらに中へ進んで行きました。「ワー,こんな魚がいるー」「こっちこっち」「すごいのを見つけたよ」「きれいな色,みんなこっちへ来て」新しい水槽へ進んでもこの興奮状態は止まりません。とにかく水族館を一周する間,子ども達の気持ちは高まったままです。その横をよその園の園児さんが2列で通っていきました。水槽を見ながら整然と,それも声を立てないで歩いていきました。「えらい違い」と思って隣の先生を見ると,同じように思ったのでしょう。こちらを見て言いました。「えらい違いですね。何で翔鸞の子ども達はこんなにテンションが高いのでしょう。もう恥ずかしい」
 悪く言えば興奮しすぎで乗り過ぎ。でもよく言えば,感じる心が豊かで見るものがすべて素直に心に入ってくるから,感動し言葉になって表出していると言えるのです。「こんなに喜んでくれるなんて,満員バスに乗ってここまで来た甲斐がありましたね」と先生方と語ったのでした。
 こういう子ども達の感動した表情や言葉の表出は,京都御苑へ遠足に行った時も,梅小路機関車館へ行った時もやはり同じように年少組から年長組の子ども達までどの子にも感じていることです。これは,きっと自然や人や物事など何に対してでも好意的に感じるしなやかな素直な心が育ってきているからだと思います。ですから,何をしても、何を見たり聞いたり触ったりしても楽しくてうれしいのでしょう。
 たんぽぽ組さんが遊びに来ました。初めて幼稚園へ遊びに来た1歳何ヶ月かの子たちです。よちよちと園庭で歩いている子を在園の年中や年長の女の子が当たり前のようにいつの間にか手を繋いで一緒に歩きいろいろと語って教えています。初めての幼稚園に来られて表情も緊張していたお母さんが,その姿を見てニコニコしています。そして語ってくれました。「いろいろな教育相談や遊べる施設へ行っていますが,園の子ども達にこんなに優しくしてもらえたのは初めてです。とても優しい安心できる良い幼稚園ですね。いっぺんに好きになりました」
 どうしたら,このように素直に物事を受け入れ優しくできる豊かな心の子が育つのでしょうか?
 それは,乳幼児期にお家や幼稚園で物事に感動して好意的に受け入れるという物の見方考え方を学んでいるからだと言えます。子どもは何でも大人の真似をします。真似して学ぶのです,真似ぶ学ぶということです。
 子育てに当てはめてみます。大人が物事を好意的に共感的に育てた場合はどうでしょうか? 子どもが少しでもがんばれたり伸びたりしたら「ここをがんばれたね」「ここ伸びたね」「手伝ってくれてありがとう。お母さんうれしいよ」と育てていきます。そこでは,子どもは褒めて認められるために自信を積み重ね自己肯定感や自分はみんなの中で大事な存在なんだという思いを高めていきます。ますます物事に意欲的に接し感じるようになります。そのような肯定的感動的な子育てをしたお母さん(お父さんも,以下同じ)は,同時に,自分を育てることも行っています。「さわやかな感じ(わたしの周りもさわやかにしたい)」「声がやさしいなあ(いいなあ,私もあんなふうになりたい)」「竹馬に乗れてよかったね(がんばっているなあ。あこがれる。わたしもそうなりたい)」共感している時点で実は気付いていないかもしれませんが,(  )の中のような感情を持てているのです。自分が自分の古い殻を捨てて一歩も二歩も前に進んでいるのです。同時に学び成長しているのです。ですから,子どもの成長は親の成長と言われるのです。
 反対に「さわやか?・・別に」「緑?・・ふ〜ん」「声? たいしたことない」「竹馬? 乗れるのおそーい。私なんかもっと早く乗れたわ」などと感動もしないし,反対に否定的な見方や言い方をしたらどうでしょう。この時点でこの方は学ぶ心をシャットアウトしているのです。つまり自分は,上から目線でもあるかのように「別に・・」とか「たいしたことない・・」と見ていて,自然や相手から学ぶなどということは拒否しているといえます。ですから,感動もしないし真似をしようともしません。いつまで経っても最初の位置に留まったままで何年経っても「別に・・,たいしたことない」と言っているのです。
 そんな風な見方考え方で子どもに接したらどうでしょう。子どもの物の見方考え方も同じようになっていきます。何を見ても「別に」「たいしたことない」「そんなに騒ぐことと違うや」などと物事を否定的に覚めた目で見たり聞いたり捉えたりするようになります。聞いても見ても触れても感動しないということは,何も心が動いていないということです。真似しようとか学ぼうなどという気持ちやあこがれなどは薄いでしょう。ですから,否定的なものの見方をした時点で,そこからは何も学んでいないというだけではなく,もっと恐ろしいことは,何に対してでも子どもはだんだん自信ややる気や自己肯定感を失っていくということです。肯定的な感動がないわけですからその場所にとどまったままです。それに対して,周りの友達は沢山の感動でどんどん学びすくすくと前に上にと伸びていきます。周りから褒められ自分でも自覚して自信をつけ,ますます輝いていきます。否定的な見方で育てられた子どもは,自分との開きがますます大きくなっていくことや相手との違いを敏感に感じ,自分が否定的に見られる結果,自信を失い意欲も何もなくしていきます。人との関係の中で,自分を認めてもらうために,自分で自分を認めようとするために優位に立とうとしてあえて悪いことをしたり弱いものをいじめたりして,心のバランスをとろうとするのではないでしょうか。
 子どもをよくよく見ていると,その子の良さや伸びたところが見えてきます。その事実に共感して子どもに語ってください。「ここよかったね」「できるようになったね」「優しい言葉をかけていたね・・」「緑の葉っぱをよく見つけたね」「虫の小さな足まで集中して見ていたね」などです。事実を伝えるだけなのです。実はこれは子どもにとっては最高のほめ言葉です。「見てくれていたんや」とうれしくなり,自分が大人に認められている言葉になります。子どもは自信を回復し身につけていき自己肯定感や規範意識,責任感までをも高めていきます。自主性も育ちます。
 お母さんも一言言えば子どもが一つ育つのと同じように,その時点で確実に一つ育っています。
 色々な事に先ず私たち大人が感動して声に出し笑顔になり子どもに見せていきましょう。その一つの感動で私たち大人もまた一つ育っていっているのですよ。

4月3日 幼稚園でお花見

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今日は、幼稚園の桜を見に子どもたちが沢山集まりました。久しぶりに友達に会えて、とても嬉しそうな声が響いていました。園庭のきれいな桜の花を見ながら元気いっぱい遊んでいました。

平成25年度

平成25年度が始まりました。今年度もよろしくお願いいたします。幼稚園では、チューリップや桜の花がきれいに咲いています。子どもたちが元気に幼稚園に来るのを楽しみに待っています。
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