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最新更新日:2025/06/14 |
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段ポールのお家?船?![]() ![]() 段ボールカッターを使って,のこぎりのようにゴリゴリと段ボールの箱を切っています。 切っている子どもは真剣です。 周りの子どもたちも,どうなっていくのだろうとじっと見つめています。 「がんばれよ」 応援の声もとんでいます。 しばらくして見に行くと,ままごとコーナーにお家となっていました。 段ボールカッターで切っていたところがドアになり,プリンカップでとってもつけてありました。 「ピンポーン」 ドアの前でドアチャイムを押すまねをしている子どもがいます。 「はーい,どうぞ」 中で遊んでいた子どもがドアを開けて受け入れています。 ほっこりとお家ごっこが進んでいたのですが・・・ 「これはぼくがつくったやつやし」 と持っていかれてしまいました。 「これは海賊船やし」 思いを持ってつくっていた子どもにとっては,家ではなく船なのです。 お家ごっこをしていた子どもたちは,あらら〜という雰囲気ですが,どうしてもそれでなくてはいけないという感じではなかったようでした。 海賊船にするべしで持っていった子どもたちは,数人でもっと船になるようにとテープで段ボールをとめていっています。 「これはぼくたちの船やねん」 「4人しか入れへんねん」 中に入ると思いのほか狭いのか, 「3人しかよれへん」 ということになり,最終的には一人しか入れなくなったようです。 「みんな島にいかはったし,まだ船にのってるのはぼくだけやねん」 自分が乗りたいので,みんなを上陸してしまったことにしたようです。 「ぼくものりたいなぁ」 乗れなくなった子どもが自分も乗りたい気持ちなのだと主張しています。 子どもたちがつながってきています。 でも,3歳児はまだまだ自分がしたいように遊びたい時期です。 自分の思いを出せるようになってきているので,自分のイメージを実現して遊んでいきたい気持ちでいっぱいです。 そして,友達と一緒に遊ぶことが楽しい!!と感じるようになったので,一緒に遊びたいのですが,自分の思い通りには動いてくれません。 自分のためにつくったものだと思っているのに,他の人もそう思っていて,自分だけが使えないこともあります。 そんなときにはとても悲しくなります。 もう一緒に遊ばへん!いじわるーー!と怒りながらも,それでも友達と一緒に遊ぶという魅力には勝てません。 なんとか仲直りしたいのですが,うまくいかず,時々職員室にほっこりしにくる子どももいます。 子どもたちはとても大切なことを学んでいます。 自分のしたいことや好きなことをみつけること 自分の思いを出すこと 自分の思いを人に伝わるように言葉にすること 人にもそれぞれ思いがあることにきづくこと 自分の思いだけを押し通そうとするとなかよく遊べないこともあること そんなときにはどうしたらいいのか悩むこと・・ まだまだ数え切れないほどいっぱいのことを,あの小さな体いっぱい心いっぱい使って学んでいます。 ときどき,心が折れてしまいそうなときがありますが,周りの大人がしっかりと心によりそい,支え,励ましていきたいものです。 そして人とかかわるときにどうやって自分の思いを出しながら相手の思いにも気持ちを向けるかなどの折り合いのつけ方を知っていきます。 そしてなによりも人と共に過ごす楽しさや喜びを感じていってほしいものです。 自分も友達も大切にできる子どもになってほしいと心から願っています。 マラソン最終日 1月31日![]() ![]() 走ることが大好きになった子どもや,まだちょっと好きになれないなと思っている子どももいろいろですが,子どもって走りだすと笑顔になるみたいです。 朝一番に動いて体を目覚めさせてあげると,遊びも元気いっぱい展開していきます。 マラソンは今日でおしまいですが,これからも寒さに負けず,体いっぱい使って遊んでいこうと思っています。 1月生まれの誕生会![]() 今日お祝いしてもらうのは,1月に生まれた子どもたちが8人と12月にお休みをして誕生会に出られなかった子どもが1人です。 でも,5歳児のゆり組が学級閉鎖なのと,他のクラスでも体調が悪く欠席の子どももいて,5人だけになってしまいました。 今日お祝いできなかった人は2月の誕生会の時にお祝いするので,安心してくださいね。 お楽しみは「おなかのなかにおにがいる」の紙芝居です。 明後日の節分にちなんで,鬼のお話です。 いろいろな鬼がお腹の中にいて悪さをするために,おこりんぼになったり泣き虫になったり・・・ そんな鬼を追い出して・・・という話ですが 「みんなのお腹の中には鬼はいないかなぁ?」 という問掛けに 「いなーーーい!」 と大きな声で答える子どもたちです。 私としては,とりあえず,インフルエンザの鬼を追い出して,全クラスが元気にそろうことを願いたいです。 大根炊き 1月29日![]() ![]() 大根とおあげさんがいっぱい入った煮物です。 少し甘めの味付けにしました。 子どもたちには大好評で,たいたもんが苦手な子どももおいしく食べていました。 「とってもおいしかったよー」 「甘くて全部たべちゃった」 「さいこうきゅうの味やった」 と最高級のおほめことばをいただきました。 これがきっかけで,たいたお野菜が苦手な子どもも,食べてみようかな・・・と思ってくれると嬉しいです。 学級閉鎖延長のお知らせ 1月29日
5歳児ゆり組の子どもたちの様子をお尋ねしたところ,新たにインフルエンザを発症した子どももおられました。
園医の先生と相談した結果,1日延期し,2月1日(金)まで学級閉鎖といたします。 4歳児・3歳児は通常保育を行いますが,くれぐれも手洗い・うがいを励行し,体調管理にご留意ください。 なお,インフルエンザと診断されば場合は,早急に幼稚園までご連絡いただきますようよろしくお願いいたします。 鬼のお面 1月28日![]() ばら組のお面は紙の袋を使って作り,すぽっとかぶれるようになるのですね。 まずは紙袋をかぶって目と口のところに印をつけ,切り抜いています。 パスで色をぬったり,紙や毛糸を貼り付けたりして思い思いの鬼をつくっていました。 しばらくすると職員室に数人ずつばら組の鬼がやってきました。 みごとに入ってくる子ども,入ってくる子どもが 「自分でつくったんやでーーー!」 と言っています。 きっと目口を切り抜いたり,角をつけたりするのが難しく困ったのでしょうが,それを自分なりに工夫してやり遂げた満足感があるのでしょう。 できばえはつたなくても,その子その子ががんばっているところをしっかりと見取り,そのがんばりを子どもに届くように認めていくことが大切なのだと感じます。 大人はついついできばえでほめてしまいがちですものね。 「いい角がついてるね」 「とんがってて痛いねんで」 「この角にえいってされたら,桃太郎も逃げてしまうねん」 「牙もあるよ」 「私のはかわいい鬼やし,リボンつけたん」 担任の先生からいっぱい鬼にまつわる絵本を読んでもらっているので,子どもの中に鬼のイメージがふくらんでいます。 それぞれの思いがこもった鬼のお面ができました。
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