京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2024/05/20
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3・4・5歳児クラス随時入園可能です!満3歳児保育も行っています!園の説明や見学をご希望の方は、まずはお電話を!(Tel:075−441−3752 メールアドレスmitsuba-e@edu.city.kyoto.jp)

段ポールのお家?船?

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3歳児のもも組の保育室では,先生と子どもたちが集まって,なにやら作っています。
段ボールカッターを使って,のこぎりのようにゴリゴリと段ボールの箱を切っています。
切っている子どもは真剣です。
周りの子どもたちも,どうなっていくのだろうとじっと見つめています。
「がんばれよ」
応援の声もとんでいます。

しばらくして見に行くと,ままごとコーナーにお家となっていました。
段ボールカッターで切っていたところがドアになり,プリンカップでとってもつけてありました。
「ピンポーン」
ドアの前でドアチャイムを押すまねをしている子どもがいます。
「はーい,どうぞ」
中で遊んでいた子どもがドアを開けて受け入れています。
ほっこりとお家ごっこが進んでいたのですが・・・

「これはぼくがつくったやつやし」
と持っていかれてしまいました。
「これは海賊船やし」
思いを持ってつくっていた子どもにとっては,家ではなく船なのです。

お家ごっこをしていた子どもたちは,あらら〜という雰囲気ですが,どうしてもそれでなくてはいけないという感じではなかったようでした。

海賊船にするべしで持っていった子どもたちは,数人でもっと船になるようにとテープで段ボールをとめていっています。
「これはぼくたちの船やねん」
「4人しか入れへんねん」
中に入ると思いのほか狭いのか,
「3人しかよれへん」
ということになり,最終的には一人しか入れなくなったようです。
「みんな島にいかはったし,まだ船にのってるのはぼくだけやねん」
自分が乗りたいので,みんなを上陸してしまったことにしたようです。
「ぼくものりたいなぁ」
乗れなくなった子どもが自分も乗りたい気持ちなのだと主張しています。

子どもたちがつながってきています。
でも,3歳児はまだまだ自分がしたいように遊びたい時期です。
自分の思いを出せるようになってきているので,自分のイメージを実現して遊んでいきたい気持ちでいっぱいです。
そして,友達と一緒に遊ぶことが楽しい!!と感じるようになったので,一緒に遊びたいのですが,自分の思い通りには動いてくれません。
自分のためにつくったものだと思っているのに,他の人もそう思っていて,自分だけが使えないこともあります。
そんなときにはとても悲しくなります。
もう一緒に遊ばへん!いじわるーー!と怒りながらも,それでも友達と一緒に遊ぶという魅力には勝てません。
なんとか仲直りしたいのですが,うまくいかず,時々職員室にほっこりしにくる子どももいます。

子どもたちはとても大切なことを学んでいます。
自分のしたいことや好きなことをみつけること
自分の思いを出すこと
自分の思いを人に伝わるように言葉にすること
人にもそれぞれ思いがあることにきづくこと
自分の思いだけを押し通そうとするとなかよく遊べないこともあること
そんなときにはどうしたらいいのか悩むこと・・
まだまだ数え切れないほどいっぱいのことを,あの小さな体いっぱい心いっぱい使って学んでいます。
ときどき,心が折れてしまいそうなときがありますが,周りの大人がしっかりと心によりそい,支え,励ましていきたいものです。
そして人とかかわるときにどうやって自分の思いを出しながら相手の思いにも気持ちを向けるかなどの折り合いのつけ方を知っていきます。
そしてなによりも人と共に過ごす楽しさや喜びを感じていってほしいものです。
自分も友達も大切にできる子どもになってほしいと心から願っています。

マラソン最終日 1月31日

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1月いっぱい走ってきたマラソンも,今日が最終日です。
走ることが大好きになった子どもや,まだちょっと好きになれないなと思っている子どももいろいろですが,子どもって走りだすと笑顔になるみたいです。
朝一番に動いて体を目覚めさせてあげると,遊びも元気いっぱい展開していきます。
マラソンは今日でおしまいですが,これからも寒さに負けず,体いっぱい使って遊んでいこうと思っています。

1月生まれの誕生会

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今日は1月生まれの誕生会をしました。
今日お祝いしてもらうのは,1月に生まれた子どもたちが8人と12月にお休みをして誕生会に出られなかった子どもが1人です。
でも,5歳児のゆり組が学級閉鎖なのと,他のクラスでも体調が悪く欠席の子どももいて,5人だけになってしまいました。
今日お祝いできなかった人は2月の誕生会の時にお祝いするので,安心してくださいね。

お楽しみは「おなかのなかにおにがいる」の紙芝居です。
明後日の節分にちなんで,鬼のお話です。
いろいろな鬼がお腹の中にいて悪さをするために,おこりんぼになったり泣き虫になったり・・・
そんな鬼を追い出して・・・という話ですが
「みんなのお腹の中には鬼はいないかなぁ?」
という問掛けに
「いなーーーい!」
と大きな声で答える子どもたちです。

私としては,とりあえず,インフルエンザの鬼を追い出して,全クラスが元気にそろうことを願いたいです。

大根炊き 1月29日

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西賀茂農園で収穫した大根がまだまだたくさんあったので,今日のお昼ご飯に大根を炊くことにしました。
大根とおあげさんがいっぱい入った煮物です。
少し甘めの味付けにしました。

子どもたちには大好評で,たいたもんが苦手な子どももおいしく食べていました。

「とってもおいしかったよー」
「甘くて全部たべちゃった」
「さいこうきゅうの味やった」
と最高級のおほめことばをいただきました。

これがきっかけで,たいたお野菜が苦手な子どもも,食べてみようかな・・・と思ってくれると嬉しいです。

学級閉鎖延長のお知らせ 1月29日

5歳児ゆり組の子どもたちの様子をお尋ねしたところ,新たにインフルエンザを発症した子どももおられました。
園医の先生と相談した結果,1日延期し,2月1日(金)まで学級閉鎖といたします。

4歳児・3歳児は通常保育を行いますが,くれぐれも手洗い・うがいを励行し,体調管理にご留意ください。

なお,インフルエンザと診断されば場合は,早急に幼稚園までご連絡いただきますようよろしくお願いいたします。

鬼のお面 1月28日

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4歳児のばら組も鬼のお面を作り始めたようです。

ばら組のお面は紙の袋を使って作り,すぽっとかぶれるようになるのですね。
まずは紙袋をかぶって目と口のところに印をつけ,切り抜いています。
パスで色をぬったり,紙や毛糸を貼り付けたりして思い思いの鬼をつくっていました。

しばらくすると職員室に数人ずつばら組の鬼がやってきました。
みごとに入ってくる子ども,入ってくる子どもが
「自分でつくったんやでーーー!」
と言っています。
きっと目口を切り抜いたり,角をつけたりするのが難しく困ったのでしょうが,それを自分なりに工夫してやり遂げた満足感があるのでしょう。
できばえはつたなくても,その子その子ががんばっているところをしっかりと見取り,そのがんばりを子どもに届くように認めていくことが大切なのだと感じます。
大人はついついできばえでほめてしまいがちですものね。

「いい角がついてるね」
「とんがってて痛いねんで」
「この角にえいってされたら,桃太郎も逃げてしまうねん」
「牙もあるよ」
「私のはかわいい鬼やし,リボンつけたん」
担任の先生からいっぱい鬼にまつわる絵本を読んでもらっているので,子どもの中に鬼のイメージがふくらんでいます。

それぞれの思いがこもった鬼のお面ができました。

緊急 学級閉鎖のお知らせ 1月28日

本日5歳児ゆり組の中でインフルエンザとインフルエンザの疑いによる欠席が多数発生しました。
明日29日(火)から31日(木)までの3日間を学級閉鎖とすることにいたしました。

4歳児のばら組と3歳児のもも組・たんぽぽ組は平常通り保育を行います。

29日に予定しておりました「4歳児の特養訪問」「ひよこ組(未就園児教育相談)」「ほっこり子育てひろば」は中止いたします。
急な変更でご迷惑をおかけしますが,ご理解・ご協力いただきますようよろしくお願いいたします。

ほっこり子育てひろば 1月25日

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今日は,在園児の保護者を対象に「ほっこり子育てひろば」を行いました。

「ほっこり子育てひろば」とは,「子どもを共に育む京都市民憲章」の趣旨を踏まえて,親自身が喜びと共に子どもを育んでいけるよう,「親としての心構えや必要な技術」を身につけるとともに,不安や疑問,悩みを乗り越えるためのプログラムとして作成されたものです。

そのプログラムを活用して,同じ悩みをもつ保護者の方に集っていただき,それぞれの思いを語りあい,聞きあいしながら,ほっこりしていただこうと実施しました。

今日のテーマは「認める」です。

認めることが大切なことはわかっていても,ついつい感情のまま怒ってしまう自分がいて,それがわかっていながらできない自分がつらくて・・・

みんな同じ思いですね。
自分だけがだめな親なのではなく,皆同じように悩んでいることがわかってちょっとほっこり。

「そんなときにはうちではこうしてみたよ」
「おこっちゃった後にはこんなこと心がけてみてるの」
「これはうまくいかなかったかな」
など,参加された保護者の方のアイディアやエピソードもぞくぞく出てきて,楽しくお話が進みました。

子育ては「こんなときにはこうしたらいいです」という解決方法があるわけではありません。
今日の会も答えを教授するものではありません。
皆で話しをしながら,自分で気づき,自分がちょっと変わってみようと思えたり,これだったら自分でもできそうだなと思えるヒントをもらったり・・・
そう思ってもらえたらよかったなと思っています。

なによりも,子どものために,それだけ悩んでおられる保護者の方にエールを贈りたい気持ちでいっぱいです。

次回は1月29日,「受けとめる」のテーマでおこなう予定です。

パンランチ 1月25日

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今日のお昼ご飯はパンランチです。
2学期からゆり組の子どもたちが順番にお味噌汁をつくるお手伝いをしてくれていました。
今日はとうとう最後のグループのお手伝いの番です。

食育・農園班のお母さんもお手伝いにきてくださり,お味噌汁の具を包丁で切っていきます。

緊張しながらも,一生懸命の取組んでいる姿を,4歳児のばら組の子どもたちが見つめています。
お手伝いしてくださっているお母さんから
「もうすぐしたらばら組さんがゆり組になって,パンランチのお当番するのね」
と声をかけてもらい
「うん」
とうなずく子どもたち。

『もうすぐゆり組!』
『いろんなことができるようになるんだ!』

あんなふうになりたいと思うあこがれの気持ちをもつことは,とてもすばらしいことです。
同じことをしていても,やりたいという意欲が大きくなり,やっていても心が弾みます。
そして自分たちよりも小さい人たちが,自分のことをあこがれの眼で見てくれていることが自信にもつながります。

来年の今頃は一つづつ学年の上がった子どもたちが,同じような風景をつくってくれているのでしょうね。

鬼のお面 1月24日

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5歳児のゆり組が数日前から鬼のお面づくりに取組んでいます。

風船に糊をといだ水に浸した新聞紙を貼り付けていきます。
新聞紙で土台ができると,その上に白い和紙を更に貼り重ねていきます。
真ん中に丸く飛び出しているのは鼻なのだそうです。
中には天狗のように長いのもあります。
1月11日にいった「こども展」で展示されていた天狗のお面が印象に残ったのだそうです。
しっかりと他園の作品を鑑賞し,自分の中に取り込んでいるところが5歳児ですね。

しばらく乾かして・・・・

今日は風船をはずして周りをきれいに刈込み,色を塗っていました。

5歳児になると数日をかけて根気よく製作する力が育ってきます。
少し難しいことにも手ごたえを感じ,集中して取組めます。
そんな力が育ってきている今だからこそ,そのことに向き合いがんばってほしいという担任の先生の願いも込められた鬼のお面ですね。
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