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最新更新日:2025/06/24 |
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竹馬 2012/06/21![]() 全員が一斉に始めたわけではありませんが,次々と取組む子どもが増えています。 5歳児になると,先生との信頼関係が結ばれると,難しいことにも先生が少し背中を押すことでがんばってみようとする気持ちが芽生えます。 3歳児のときには『嫌なものは嫌!』なのですが,5歳児になると『ちょっとがんばってみよう』という気持ちがもてるようになるのです。 そして友達とのつながりが深まることで,友達ががんばっている姿に刺激されたり,友達の応援に気持ちが高まったり,できたことを自分のことのように喜んでくれる友達の気持ちを感じたりすることで,よりがんばろうという気持ちが強くなります。 竹馬はなかなか思うようには乗れない子どももたくさんいます。 しかし,乗れる乗れないと最終の形だけを見るのではなく,それまでの心の葛藤や取組んでいく中で感じる楽しさやできたときの達成感,うまくいかないときの挫折感やそれを乗り越えた心の強さ,竹馬をもってくれたり応援してくれる友達の存在や一緒に喜んでくれる幸せ等,どのように心が動き,育っているのかをしっかりと見取り,大切に育んでいきたいと思っています。 土粘土 2012/06/21![]() ![]() 大きな粘土の塊に,どんどんと思いっきり力をこめたたたいたり,こねこねと丸めたり,自分の好きなものをイメージしてつくったりして遊びました。 「ぼくな,4歳になったしケーキつくったん」 かわいいケーキには,ろうそくが4本立っています。 「わたしのも見て」 「ぼくのん,こんやんやで」 みんなが自分の持っている粘土を見て欲しくてしかたありません。 足でもどんどんしてみたら,これもおもしろかったみたいで,だんだんとたくさんの子どもたちがやりだしました。 粘土を伸ばしたものを足の甲に置いて見ると,これもおもしろいようで,隣から隣へ電波していっています。 粘土は,思い思いのイメージで遊び,つくってはこわし,つくってはこわしして遊べる可塑性があります。 どのように遊んでもよく,正解もなければ間違いもありません。 身体全体で感触を味わい,遊べるよさがあります。 一人一人の発想や気づきを十分に受止め,かえしていくことで,その子らしさを認め伸ばしていきたいと思います。 そして一人でするのではなく,友達と一緒の場ですることにより,隣の子どもがしていることに刺激をもらってやってみようとしたり,自分が考えたことを他の人に見せて楽しさを共感してもらったりすることができます。 そしてなにより『楽しいね』という雰囲気が味わえること,それがとても大きいと思います。 たとえ,この日粘土を触っていなくても,『おもしろそうだな』『今度のときにはちょっとやってみようかな』『あんなして遊ぶんか』と感じることが次の行動へとつながっていきます。 大人が無理やりさせようとしても,『嫌なことさせられた』『気持ち悪い』『二度としたくない』という気持ちばかりが大きくなってしまいます。 3歳児のうちには『自分でしたいよ』と思える気持ちを大切にしたいと考えています。 でも,なにもせずにするようになるまで待つのはなく,手をかえ品をかえ,したくなる気持ちがわきでてくるようにします。 担任の先生は,一人一人の個性や気持ちを見極め, 「この子の心は今したい方に傾いてきている,今がチャンス!ちょっと強めに誘ってみよう」 「この子はまだそこまで気持ちが入っていないからもう少し待とう」 「この子は○○ちゃんと仲良しだから,まず○○ちゃんを誘ってみようかな」 「この子は嫌といったら頑固だから,直接的に声をかけず,自分(先生)が思いっきり楽しんでおもしろさを伝えよう」 など瞬時に考えて声をかけたり援助したりしています。 粘土遊びに限らず,裏には先生方の意図が隠されていても,『自分でやろうと決めたんだ』と思って一歩を踏み出すことを大切にしていきたいと考えています。 サッカー 2012/06/20![]() 子どもたちも楽しみにしていたようで,5歳児のゆり組の中には朝から 「今日の預かりでサッカーするし,今から鍛えとくんや」 と筋トレらしきことをしたり,ボールを蹴ったりする姿がありました。 ところが,13時6分に暴風警報が発令され,急遽降園することになり,預かり保育もサッカーも中止になってしまいました。 「えーっ,預かりないの〜!」 と残念そうにはしていましたが,こればかりは皆の安全が第一です。 そうして日が明け,園庭でボールを追いかけているゆり組の姿ありました。 また,サッカーのお兄さんたちに来てもらえるようにお願いしますね。 台風一過 2012/06/20![]() ![]() ![]() お家の方は大丈夫だったでしょうか? 幼稚園の中の安全確認をしていたところ,なんと園庭の真ん中においてある小さなお家の屋根がとんでしまっていました。 もう一度はめ込んでみたものの,大人の力で外れてしまうので,もしも子どもが遊んでいるところで外れると危険だと判断し,取り外してしまうことにしました。 屋根なしで風通しがよくなったものの,ちょっと隠れて集うワクワク感がなくなってしまったのかな・・・と残念な気持ちです。 台風の落し物は砂場の横にもありました。 小さな木の実がいっぱい落ちています。 「いっぱい落ちてるなぁ」 「どこからきたのかなぁ」 「あっ,あそこから落ちたんや!」 落ちている木の実を拾ったり,机の上に並べたり,中をわって見てみようとしたりして遊んでいました。 「変な形のも見つけたで」 「いもむしの実やな」 木の実の形状を知っているものに見立てています。 それとも,もしかしていもむしが生まれてきそうだなと思っているのでしょうか。 子どもの発想力はすてきです。 見ていたら,ほんとうにいもむしに見えてきました。 この実は秋になると,再び子どもたちの注目の的になると思います。 お楽しみに。
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