今日は,在園児の保護者を対象に「ほっこり子育てひろば」を行いました。
「ほっこり子育てひろば」とは,「子どもを共に育む京都市民憲章」の趣旨を踏まえて,親自身が喜びと共に子どもを育んでいけるよう,「親としての心構えや必要な技術」を身につけるとともに,不安や疑問,悩みを乗り越えるためのプログラムとして作成されたものです。
そのプログラムを活用して,同じ悩みをもつ保護者の方に集っていただき,それぞれの思いを語りあい,聞きあいしながら,ほっこりしていただこうと実施しました。
今日のテーマは「認める」です。
認めることが大切なことはわかっていても,ついつい感情のまま怒ってしまう自分がいて,それがわかっていながらできない自分がつらくて・・・
みんな同じ思いですね。
自分だけがだめな親なのではなく,皆同じように悩んでいることがわかってちょっとほっこり。
「そんなときにはうちではこうしてみたよ」
「おこっちゃった後にはこんなこと心がけてみてるの」
「これはうまくいかなかったかな」
など,参加された保護者の方のアイディアやエピソードもぞくぞく出てきて,楽しくお話が進みました。
子育ては「こんなときにはこうしたらいいです」という解決方法があるわけではありません。
今日の会も答えを教授するものではありません。
皆で話しをしながら,自分で気づき,自分がちょっと変わってみようと思えたり,これだったら自分でもできそうだなと思えるヒントをもらったり・・・
そう思ってもらえたらよかったなと思っています。
なによりも,子どものために,それだけ悩んでおられる保護者の方にエールを贈りたい気持ちでいっぱいです。
次回は1月29日,「受けとめる」のテーマでおこなう予定です。