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最新更新日:2025/06/17 |
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加点主義で子どもを育てたい![]() 裸で生まれてきた赤ちゃん。ゼロからの出発の赤ちゃんも直ぐにいろいろなことができるようになります。「ハイハイできるようになった,すごい」「1歩あるけたね,パチパチ」「トマトもモグモグ食べたね,えらかったね」などお母さんお父さんは赤ちゃんに声をかけ一緒になって喜びます。これらは全部加点主義です。「できた」「できたと認めてもらえた」と子どもは自信をつけ自己肯定感や発想力を高めていきます。 しかし,日本の子育てや教育ではどこの時点からか減点主義になっていきます。完璧なことから少しでも外れてマイナスがあると「何でできないの」「80点? 何でここ間違えたの!」「さっきから言っているでしょ,どうしてしないの」などと,叱られます。減点主義は「ここはアカンかった」という否定ですから,いつもそのパターンで大人や友達に言われていると,言われる子どもはだんだんと嫌になります。また自分が否定されているという意識になっていきますので,自己肯定感も低くなり「どうせ僕なんか・・」「どうせ私なんか・・」と意欲も何もなくなっていくのです。 私たち大人もまだまだ未熟です。だからこそ,その子の良いところをたくさん見つけて言っていきたい,その子の1ヶ月前より・1週間前より伸びたところや良く変容してきたところを見つけて「ここがすごいな,がんばっているな」と加点主義でどんどんと語っていきたいと思います。 子どもの良さを見つけて言葉に出して言うことができるということは,その良さや変容に少しでも私たち大人が気付き感動できているということです。気付き感動できるということは,すごいと少しでも思い,すごいと思えるということは,自分もそうなりたいというあこがれもあり同時に自分もそうしよう,マネしよう,そうなりたいという実は学びでもあるのです。肯定的に気付いたり感動したりそれを口に出して言っているということは,言っている大人自身がその時点で着実に学び成長しているのです。 翔鸞幼稚園では一人一人の子どもの良さやその子のがんばっていること,がんばって伸びてきたことを子どもに語り伝え励ますことで,子ども自身が自信を重ね主体的で相手にも優しくなっていくという教育に教職員が一丸となって取り組んでいます。そのため教職員も保護者も子どもたちに負けないくらい笑顔を明るくして日々変容進化していっていると言っても過言ではないでしょう。ぜひ翔鸞幼稚園で共に育っていきましょう。 2012/10/5(金) みんなで「ヨーイ,ドン」![]() ![]() ![]() 今日はみんなで開会式や準備運動「ヨーイ,ドン」の練習をしました。 子ども達はもともと走ることが好きなのです。毎日走っていると速くなるので,また走りたくなります。友達と走って勝つとまた走りたくなります。負けると悔しくなって,「もう走らない」ではなく「今度こそ」と挑戦していきましょう。 負けても負けても速い友達と競争していると,いつの間にか自分が速くなっています。自分の新記録をどんどん出しています。 子ども達はチャレンジし続けます。 2012/10/3(水) 翔鸞小学校の運動会に参加![]() ![]() ![]() ひかり組は40m,にじ組は50m直線を走り抜けました。小学生や参観の方々や小学校の教職員の方々みんなが「がんばれー」と温かく熱い応援をしてくれました。誰一人途中でこけることなくゴールしました。 来賓の先生が「よく鍛えているね。誰も途中で転ばなかったね。よく走れている」と語ってくれました。たくさんの参観者の中で直線を思いっ切りゴールまで走りまた自信をつけました。 2012/10/2(火) 実りへ向かって![]() ![]() ![]() ひかり組さんはお弁当を食べています。自分で準備をしてお箸を使って上手に食べることができるようになりました。「先生見て,たまご焼き好きなの」 にじ組さんへ行くと,「先生,かわいそうなことがあったの」「どうしたの,みんなで集まって」「あのね,ショウリョウバッタのお母さんが卵を産んで死んだの」「えっ,かわいそうに。どうして死んだんだろう?」「お母さんは卵を産むと死ぬんだよ」「えっ,そうなの,どうして死ぬのかなあ?」じっとみんなが観察していました。 そら組さんは園庭で帽子とりをしています。周りを見て取られないように,でも相手の帽子をとろうと狙って,すばやい動きが見られます。 この時期,子どもたちはいろいろな場面でグンと自分の記録を伸ばしていきます。一人一人の伸びた事実を子どもに語り伝えていきましょう。自信がついてやる気と自己肯定感を身につけていきます。 2012/10/1(金) 旧暦で10月は神無月(かんなづき)![]() ![]() ![]() 暑い夏を乗り越えてきた子どもたちも,実りの秋を迎えます。 最初の写真は年少さんが身近な遊び道具を楽器にして遊んでいます。次は,年長さんの竹馬。自分が乗れるか乗れないかですので,一所懸命練習をしています。最後は年中さんの大根です。先週の金曜日に一人一袋の中に蒔いた大根の種から芽が出てきました。お正月にお家へ持って帰れるようにがんばってお世話をしていきましょう。 |
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