京都市立学校・幼稚園
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最後のマラソン 2012/01/31

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寒い毎日が続きましたが,1月は毎朝幼稚園の園庭や広場をマラソンすることを続けてきました。

最初のうちは少し走るとしんどくなっていた子どももありましたが,少しずつ体力もつき,がんばって走る姿が見られました。

先生をぬかすことが楽しい子どもや大好きな友達と手をつないで走るのが楽しい子ども,他のクラスの先生や用務員さん,保健の先生と一緒に走るのが楽しい子ども,自分のペースでじっくり走る子どもなど楽しみ方はそれぞれですが,走り終わったときには,すがすがしい顔の子どもたちです。

体もぽかぽかになり,整理体操ですっきりし,体も心も目をパチッと覚ましたようです。
「さあ,今から元気いっぱい遊ぶぞー!」
子どもたちはそれぞれしたい遊びに向かって駆けていきます。

マラソンとしては今日でおしまいですが,明日からも体も心もいっぱい使って,元気いっぱい遊んでいきたいと思っています。

1月うまれの誕生会 2012/01/30

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今日は1月生まれの誕生会です。

みつば幼稚園の1月生まれの子どもたちは全部で5人,12月生まれで誕生会の日に休んでいた子どもが3人いたので,合わせて8人の誕生会です。

子どもたちが大好きで毎日歌っている「ゆきのぺんきやさん」のスノーちゃんが誕生会にやってきてくれました。
子どもたちが元気に「ゆきのぺんきやさん」を歌うと,スノーちゃんが雪を降らしていきます。
そこには,お誕生の子どもたちの名前が記されていました。

残念なことに,12月生まれの子どもが一人,また熱でお休みでした。
スノーちゃんと皆で早く元気になるようにとパワーを贈りました。

お誕生の子どもが全部呼ばれたはずですが,まだ2つ雪が残っています。
「きっと先生や!」
「だれやろ」
そうです,幼稚園の教職員の中に2人,1月生まれの人がいました。

1月生まれのみなさん,お誕生日おめでとうございました。

誕生会のお楽しみは,ゆきだるまのお話です。
スノーちゃんが降らせた雪でつくったゆきだるま,
「名前をつけてほしい」
と困り顔で訴えます。
皆で名前を考えるのですが,どれもこれも気に入りません。
「桃から生まれたら桃太郎,雪からうまれたので雪太郎はどうだろう?」
の声にやっと納得した様子です。

今度は
「皆みたいに服が着たい」
とまたまた困り顔で訴えます。
金太郎,おすもうさん,鬼,お雛様といろいろと着せ替えてみますが,どれもこれも不満顔。
とうとう,先生の手袋と長靴を貸してあげました。
そうしたらニコニコ顔。
砂場のバケツもかぶせてあげたら大喜び。
よかったね,雪太郎。

フラワーアレンジメント体験 2012/01/27

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今日の預かり保育は,フラワーアレンジメント体験です。

京都市産業観光局農林振興室が「子どもたちを中心に,花に実際に触れてもらい,植物の大切さや美しさを感じる情操面の向上とともに,作品制作を通じて想像力や製作を達成する喜びを育む」ことを目的として実施している「花育活動実施事業」に賛同し,みつば幼稚園にも来ていただくことにしたのです。

参加したい人はペットボトルを用意してもらう必要があったので,12月から申し込んでもらっていたこともあり,子どもたちはとても楽しみに待っていました。

いつもは500mlのペットボトルを使ってされていて,子どもたちにもその大きさのものを持ってきてもらっていたのですが,幼児だと小さいところに入れるのは難しいかもしれないからと全員分の大きなペットボトルを用意してくださり,切り口でけがをしないようにと端の始末まで丁寧にして準備してくださっていました。

当日は7人のスタッフの方が来てくださいました。

最初は紙芝居をしてくださいます。
お花を大切に育てるにはお水がとても大切だというお話です。

次にはスイートピーのお花を詳しく教えてくださいました。
皆が育てているお豆と似ているね。

そして実際にお花を使ってフラワーアレンジメントに挑戦です。
一人一人にスプレーマム,アセビ,スイートピー,カーネーション,スターチス,レザーファンをいただきます。
切り方や挿し方のポイントをわかりやすく説明してくださいます。
「お花が一番きれいな方を向けてあげてね」
子どもはお花の顔を見ながら,「こっちがきれいかな・・」とにらめっこ。
「このくらいの長さがいいかな」
「どのくらいさしたらいいの?」
悩んだり,スタッフの方に尋ねたりしながら少しずつお花が飾られていきます。

アイリス,トルコキキョウ,スプレーカーネーション,ラナンキュラス,フリージャー,ストック,チューリップ,ヒペリカム,ガーベラ,イチゴソウ,麦の中から好きなお花を3つ選ばせてくださいました。
それらも活けていきます。

悩み悩み考えていれていく子どもや,大胆に切って感性のままにいれていく子どもなど,知られざる性格を見ているようでした。

「お母さん,いつもぼくのこと好きっていってくれるし,お母さんが喜んでくれるといいな」
そんな思いでいけている子どももありました。

最後は自分や友達の作品を鑑賞し合い,フラワーアレンジメント体験はおしまいです。

「楽しかった!また,来週もきてね」
「でも,もう1年生になるしできひんわ・・・学校にもきて欲しいな」
とスタッフにお願いしている子どももありました。

きっと明日からの子どもたちと花との出会いがより豊かになると感じました。
とてもステキな事業だと思います。
これからもますますのご活躍をお祈りします。
本当にありがとうございました。

京都・花育活動実践事業のホームページにも活動報告として載せてくださる予定だそうです。
URL:http://www.kyo-hanaiku.com
そちらも覗いてみてください。

動物園〈その2〉 2012/01/27

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10時45分にライオンの前に全部のグループが無事に集まりました。

ここからは動物園の飼育員さんのお話を聞くことになります。
まず最初はライオンです。

ライオンの飼育員さんは女性の方でした。
ライオンとトラとジャガーを担当されているそうです。

飼育員さんが檻の近くまでいかれると,それまでだら〜んと寝そべっていた雄ライオンがすばやくやってきて,大きな口をあけて吼え,飼育員さんを威嚇します。
「この雄ライオンと雌ライオンはとっても仲良しなんです。だから,雄ライオンが雌ライオンを守ろうとしているのよ」
間近での咆哮を見た子どもたちは少々びっくりしながらも,
「女の子のこと守ってるんや」
「いつも寝てるばっかりやったけど,すごい速く動くんやな」
「口の中の牙すごい!」
といろいろなことを発見していました。

本物のライオンの頭の骨も見せてくださいました。
思いのほか小さいのです。
「ライオンの頭はあまり大きくありません。だから雄ライオンはもっと大きく強く見せるためにたてがみをいっぱいはやしているの」
骨には歯も全部ついています。
「歯,全部とがってる」
「いたそうやな」
「そやから肉食べるんや」
またまた発見がいっぱい。

そして,今日のごはんのメニューも実物で見せてくださいました。
バケツの中には,ニワトリが丸ごと,大きな馬のお肉がドンと入っています。
ちょっと引き気味でも,興味はつきません。
「本当はシマウマとか食べるんやろ」
「よく知ってるね。でも動物園では毎日シマウマのお肉をあげるわけにはいかないので,鶏肉をよくあげます。みんな鶏肉食べるときに頭は食べないでしょ。その分をライオンが食べてくれたりしてるんだよ」
「1日に何回食べるの?」
「1日に1回,3時半と決めています。だから今日は食べてるところは見られないから,またお家の人と見に来てくださいね」

まだまだお話を聞いていたのですが,次はゾウのところに移動です。

ゾウの飼育員さんは男性の方でした。
ゾウととても仲良しの方です。

飼育員さんがいることで,ゾウはずっと鼻を鳴らしていました。
「ご飯ちょうだい」
と言っているのだそうです。

飼育員さんは,白菜や人参,リンゴ,ブドウ,バナナ,わら,草,干し草などいろいろなゾウのご飯を用意してくださっていました。
ゾウは長い鼻を使って上手に食べていきます。
驚いたのは,ゾウが飼育員さんの言葉をちゃんと理解していること。
「食べていいよ」と言われるまで鼻で持ったまま食べません。
「返せ」と言われたらせっかくもらったご飯を飼育員さんに返します。
鼻をあげたり下げたり,右や左に回ったり,前や後ろに進んだり止まったり,何でもわかります。
ゾウは動物の中でもとても頭の良い動物なのだそうです。

毎日動物園に遊びに来ている人の顔はしっかりと覚えていて,名前を読んだら近づいてくるそうです。
皆の顔も覚えてるかもしれないよって。

このゾウは今41歳です。
70歳くらいまで生きるそうなので,皆が小学生や中学生になっても,そしてパパやママになっても会いにきて,名前をよんであげてねとおっしゃっていました。
名前はミトちゃんです。
いやいや41歳のレディーに対してちゃん付けは失礼ですね。
ミトさんです。

動物園〈その1〉 2012/01/27

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5歳児のゆり組がやっと動物園へ行くことができました。
12月に行く予定が、延びて、また延びて、今日になっていたのです。

幼稚園大会で鬼になって遊んだことから動物の牙や爪に興味をもったり、一日動物園でいろいろな生き物に触れたりしたことから、もっと動物の生態を知ったり、動物園にしかいない動物に会いたいという気持ちが高まっていました。
保護者の方にもそのようなねらいをもって園外保育に出かけますとお知らせしていました。

そして担任の先生にはもうひとつのねらいがありました。
子ども同士の関係をもっと練りあってほしいという願いです。

ゆり組の中には、自分の思いをしっかりともち友だちの中でもその思いを言える子ども、友だちの思いを聞き受け入れられる子ども等、様々な良さをもった子どもがいます。
遊びの中でもそれぞれの良さを発揮して進めて行くため、あまり大きなトラブルもなく、仲良く過ごしているように見えます。
でもそれでいいのだろうか・・・担任の先生は悩みます。
自分の思いが通らないときにどのようにして自分の気持ちと折り合いをつけるか,人を受け入れるだけでなく自分としてはどうしたいのかを人に伝えるにはどうしたらいいのか,いろいろな考え方がある中でどうやってみんなが納得のいく方法を探り当てていくのか・・・・そんな力をつけてほしいと願っているのです。

クラスで今,地図を持って探検ごっこを楽しんでいることから,動物園も地図をもって探検することにしました。
4つのグループに分かれて行動します。
今回はそのメンバーを担任の先生が決めました。
先ほどの願いを託したメンバー構成です。

昨日,グループで集まって,グループの名前や誰が地図を持つのか,どこを回りたいのか,どんなことを知りたいのか等を話し合う時間がありました。

4つのうちの1つのグループは,自己主張をしっかりできる力をもった子どもたちばかりが集められているグループです。
構成メンバー皆が我先にと議題を進めていこうとします。
「地図持ちたい人?」
「はーい!」
「はーい!!」
「はいはいはい!!」
皆したい人ばかりです。
「皆で誰がするか納得したら報告にきてね」
と担任の先生はその場をわざと離れます。
喧々諤々の末,ジャンケンで決めることになりました。
2回ジャンケンをしたのですが,2回とも負けてしまった子どもが
「いややー!持ちたい〜!」
と泣き始めました。
あまりにも悲しそうに泣いていたので,いつも自分の思いを押し通そうとする子どもが
「○○ちゃんかわいそうやし,ぼく,持ちたいけど我慢するわ」
と言い出しました。
「でも,泣いたからできるのもおかしいやんな」
という声もあり,もめて,悩んで,話し合った末,最初にジャンケンに勝った子どもが持つことで,最終的には全員が納得することができたようです。

私は今日,そのグループの引率をすることになりました。

他のグループは昨日の話し合いの時間の間に,どこを回りたいのか,どんなことを知りたいのかも話し合っているのですが,このグループは誰が地図を持つかだけの相談で時間を全部使ってしまったので他のことは何も決まっていません。
果たしてグループに分かれた後,進むことができるのでしょうか。

動物園に着いたら,担任の先生から話を聞き,
「それではまた10時45分にライオンのところで会いましょう」
と解散を言い渡されたとたん,
「ぼくペンギンがいい」
「えーっ,最初はレッサーパンダがいい」
「わたしの言うことも聞いてえな!」
ともめ始めました。
「今日はとっても寒いので,一番最初はトイレにします」
と少々強引にトイレのある棟に引き入れ,
「先生もトイレに行くから,その間にどうしたらいいか相談しておいてね」
と抜けました。
子どもたちは悩んだ末に,地図の裏側に書いてあるグループのメンバーの名前の順に行きたいところを決めることにしたのだそうです。
「本当にそれでいいの?」
「いいよ,皆で決めたもん。さあ出発!」
ですって。

幼稚園の子どもって地図が読めるんですね。
「ここはゾウのとこやろ,こっちにアカゲザルがいるし,ライオンはあっちや」
と進んでいくと本当にそこにたどり着きます。
すごいなぁと驚いきました。

皆がどんどんどんどん進んでいくので,
「ちゃんとメンバーがいるか確認してね。迷子になったらたいへんだよ」
と声をかけると,
「1,2,3・・・おい,待ってくれ!一人足りひんぞ。お〜い,○○くん,早よこいよ,こっちこっち」
「さきさき行ったらあかんで,今○○ちゃんが決めた動物見てるんやし」
と声をかけあって進むようにもなりました。

他のグループはどんな具合で進んでいったのでしょうね。

喧々諤々と揉め事や言い争いもありましたが,自分の思いをしっかりともち伝える大切さと共に,人の意見にも耳を傾け,時には自分の思いを少し抑え,皆で折り合いをつけていく大切さにも気がついた子どもたちでした。

今回のことだけで,それが身についたとはいえませんが,担任の先生は一人一人の子どもの良さを引き伸ばしながらも,もっと様々な力がついていくようにと願って日々保育をしています。
一人一人と真剣に向き合い,愛してやまないからこそ,子どもも担任の先生が大好きなのでしょうね。

ゆり組の先生だけではなく,ばら組の先生も,もも組の先生も,たんぽぽ組の先生も同じです。
そんな先生方がいることが,みつば幼稚園の良さであり誇りでもあります。
毎日子どものことで頭がいっぱいで,悩み落ち込み,それでも笑顔いっぱいで子どもと一緒に乗り越えていく先生たちです。
先生方が子どもを大好きなように,私はそんな先生方が大好きです。
先生,がんばってね。

お茶体験 2012/01/26

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5歳児のゆり組は,地域の女性会の皆様のご好意のもと,お茶体験をすることになりました。
小川自治会館に招待され,畳の上に正座して,目の前でお手前を見ながら,和菓子とお抹茶をいただきました。
お茶をいただくときの礼儀作法や心を伝えていただき,とても貴重な体験でした。
日本の文化に触れ,親しめる機会を大切にしていきたいと思います。
ありがとうございました。

おとしあな 2012/01/26

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3歳児の子どもが呼びにきました。
「先生!おもしろいもんあるし来て!!」

急いでその子どもの後を追いかけていくと,4歳児のばら組の子どもたちが砂場に大きな穴を掘っていました。
あんまりにも深くなりすぎてスコップでかき出せなくなったようで,穴の底にいる子どもたちが紐のついたバケツに砂を入れ,外にいる子どもたちが紐をひっぱってバケツを外に出しているのです。
バケツの紐は砂場の上にある藤棚にかけてあり,滑車にかけてあるような役目をしています。
子どもたちのアイディアってすごいですね。

担任の先生から読んでもらった「ぞうさんのおとしあな」の絵本が楽しかったらしく,そこから穴掘りが始まったようなのですが,本当にぞうさんでも入れそうです。
目下,担任の先生を落としたいようですが,お母さんも狙われているようです。
気をつけながらも,落ちてあげてみてください。

それにしても,あんまりにもおもしろそうなので,3歳児の子どもが私を呼びにきたり,一緒にバケツの紐を引っ張っていたり,大きなおとしあなの隣で小さなおとしあなを掘っていたり・・・・・刺激をいっぱいもらっていました。

ほっこり子育てひろば 2012/01/26

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ほっこり子育てひろばの2日目です。

今日のテーマは「認める」です。

子どものありのままを認めたいと思いながらも,どうしても気になることが目についてしまい,ついつい怒ってしまうこともありますね。

今日はまず最初に,自分の子どもの「いいところ」や「気になっているところ」を3つづつみんなに聞いてもらい,その後にグループに分かれてお互いに「気になっているところ」を「いいところ」として考え合ってもらいました。
「気になっているところ」も見る側の捉え方によって「いいところ」になるのですね。

「いいところ」「気になっているところ」をどのように子どもに伝えているかな,子どもの成長を見つめるためには,どのようなことが大事かなということについても,グループで話し合いをし,その後,どのようなことに気づいたかや感じたことなどを一人一人お話していただきました。

最初は少し緊張されていたようですが,グループで話し合いをするときには生き生きと自分の思いを語られ,そして人の話に耳を傾けておられる姿を見て,進行していく側としてとても楽しく嬉しかったです。

参加された皆さんのご協力のもと,とても有意義な時間を過ごすことができたと思います。

完璧な親なんていません。
一緒に悩んで話してほっこりして,また明日笑顔で子どもと向き合えるようにしていきましょう。

ほっこり子育てひろば 2012/01/25

今日と明日は在園児のお母さんに向けて「ほっこり子育てひろば」を実施します。

今日のテーマは「いつくしむ」です。

子どものことは愛おしいと思っていても,子育て中には腹のたつことがあったり,困ったり悩んだりすることっていっぱいありますよね。
時には「もう,この子がいなかったら,私はもっと自由になれるのに・・・」なんて思ってしまうこともあったり,そんな自分を「なんてひどい母親なんだろう・・・」と責めてみたり,「他のお母さんたちはちゃんと子育てしているのに,私だけできてないわ・・」と落ち込んだりすることもあるのではないでしょうか?

参加されたお母さんたちで,今かかえている子育てでの悩みや不安を話したり,子どもが産まれたときのことを思い出したりして,過ごしました。
最後は「ラヴ・ユー・フォーエバー」の絵本の読みきかせをさせてもらいました。

子どもはかけがえのない存在,,そしてお母さん自信もかけがえのない存在なのだと感じてもらったり,みんな同じように悩んだりしてるんだ,一人じゃないんだと感じてもらったりしたら嬉しいです。

明日は「認める」のテーマで進めます。
楽しみにしています。

うさぎさんも寒いかな 2012/01/25

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「先生,うさぎさんも寒いのとちがうかな・・」
「あったかくしてあげよ」

夏には涼しくなるようにと,すだれをつけてくれていましたね。
今度は寒さ対策にビニールで囲ってあげることにしました。

どんな感じか実際ビニールで囲って中に入ってみました。
「あたたかいね」
「これだったら,うさぎさん,寒くないと思うよ」
効果は上々のようです。

「絵をかいてあげたい」
「ビニールつける紐は三つ編みしてあげる」
一度ビニールを保育室に持って帰り,ペンで絵をかいたり,得意の三つ編みをしたりしてうさぎ小屋につける準備をしました。

今,みつば幼稚園には6羽のうさぎがいます。
そのうちの2羽がうさぎ小屋に住んでいます。
みんな一緒に暮らしてくれると温かいだろうにと思うのですが,雄が多いこともあり,なかなかみんなで仲良く・・というわけにはいかないようです。
ゲージに入っているうさぎたちは毎日園舎の中に入れて帰るので雨風にはあまり影響されませんが,外の小屋にいるうさぎは,きっと寒いなぁ・・・と思っていたでしょうね。

子どもたちが帰って,うさぎ小屋をのぞいてみると,いつもは端っこの方に2羽でうずくまっているのですが,真ん中でのんびりと餌を食べていました。
「今日はほんわかあったかくて,ごはんもおいしいね」
と言っているようでした。

「自分が寒いな」と感じたことを,お友達も,草木も,動物も同じように寒いのではないかしら?寒くて凍えそうになっているのではないかしら?その寒さを「寒いよ」と言えないものに対して心をかよわせ自分はどうしたらいいだろう・・・と思いやれる気持ちはとてもすばらしいと思います。
それはほっておいて育つのではなく,自分がしてもらったからこそ芽生える気持ちだと思います。
お家の方からの愛情を子どもたちは無意識のうちに感じ取っているのだと思います。
担任の先生は,遊びや教材を通して,それらを意識づけてあげる声かけをしているのですね。

明日の朝も寒くて,雪も降るかもという予報が出ています。
でも,うさぎたちはきっと心も体もあたたかい朝を迎えてくれることと思います。
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