京都市立学校・幼稚園
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『のびのび遊んでしっかり学ぶ!みつば幼稚園』          幼稚園見学・説明などをご希望の方、お気軽にお電話ください!

1年生の教室の訪問 2012/2/9

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各小学校で半日入学が始まり,少しずつ就学への準備も始まっている頃かと思います。
2月9日にゆり組の子どもたちが,西陣中央小学校の1年生の教室を訪問して,授業参観をしました。

みつば幼稚園では,幼稚園から小学校に滑らかな接続をするためには,どうすればいいかということでここ数年いろいろな幼小連携の方法を研究してきました。
その中で,やっぱり安心して小学校にいける環境を整えていくことが大事ではないかということが一つ分かってきました。

その安心の素の一つとして,小学校の勉強ってどんなふうにするのかな・・・という子どもたちの不安を取り除くことができればと昨年から西陣中央小学校の1年生の授業参観をさせていただき,その後学校探検をさせていただいています。

日頃は,幼小連携といっても新町小学校とすることが多いので,この参観は西陣中央小学校とのつながりの中で大事なことととらえています。

9時40分過ぎ頃に小学校に到着しました。教頭先生が出迎えてくださり、1年生の教室に案内してくださいました。3日の日に半日入学を経験したばかりの子どもたちも約半数いるので「知っている」「見たことある」という声がありました。

教室では,2クラスが国語の授業中でした。最初は教室の外のオープンスペースのところで見せていただいていたのですが,「入ってきていいよ」と言ってくださったので,少しずつ中に入り,教室の後ろで勉強の様子をみせてもらいました。

次には,「こっちもいいよ」と言っていただき,グルッと1周回ってまた元のところに戻り,見せていただきました。
授業中にもかかわらず,園児がうろうろとしていてもさすがに1年生は授業に集中していました。帰ってきてゆり組の子どもたちは,「一生懸命勉強してるのが,かっこいい」と言っていたそうです。

もう1クラスは,音楽室で音楽の授業ということで,教室の中は空っぽでした。空っぽの教室の中も探検しました。ロッカーや机,黒板,掲示物など見て回りましたが,「(幼稚園のロッカーと)違うなあ。幼稚園のはかけるのやもんなぁ」「うん,置いてはるもんなぁ」と気づいたことを話す姿がありました。

音楽室に向かいました。音楽室は3階にあります。階段を登りきった所に図書室がありました。「ここは図書室っていって,幼稚園の絵本室のように,絵本や本がいっぱいある部屋だよ」と言うと「でも学校やし,絵本はないと思う。字がいっぱい書いてある本しかないと思うわ」「そうかなぁ,絵本もあるのと違うかなぁ」と絵本談義をしていると「あっ,先生見て見て。ほら幼稚園と一緒の絵本がある『鬼の嫁さん』!」「本当。やっぱり絵本もあったんやな。よかったね」
小学校にもやはり絵本がありました。しかも季節のお勧め本だったのでしょう,図書室の前の棚にしかも表紙がよく見えるように飾ってあったのです。幼稚園の同じ絵本がある・・というのも安心の素になりそうですね・・・。

図書室の前の骸骨の標本の置いてある理科室を過ぎるといよいよ音楽室です。
音楽室の中にも入れていただきました。音楽では,いろいろな音探しの勉強でした。
みんなのよく知っているタンバリンやトライアングル,スズ,カスタネット,小太鼓などを自分で鳴らし方も工夫しながら『大きな音』『不思議な音』『かわいい音』探しをして,プリントに書き込んでいっていました。子どもたちにも身近な楽器なので,音のするほうに興味深く聴き入る姿がありました。

約45分くらい参観をして帰りました。さあ,ゆり組の子どもたちはどのように感じたのでしょうね。ちょっと身近に感じてくれたかな?

年長組の最後の締めくくりの段階にきている子どもたちです。幼稚園生活を最後まで楽しみながら,一人ひとりが一つ一つ階段を登り,やりきった満足感や自信をもって修了の日を迎えてほしいと思います。幼稚園時代の自信が,小学校へ向かう安心感につながっていきます。これからの日々を今まで以上に大切に過ごしていきたいと思っています。




ダンゴムシのお家 2012/02/09

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4歳児のばら組の保育室では,段ポールにぺたぺたと絵の具を塗っている子どもがいました。

「何つくってるの?」
「ダンゴムシのお家」
「葉っぱもつけるんやで」

ずいぶん前に先生から「ぞうさんのおとしあな」の絵本を読んでもらい,砂場で本物の落とし穴を掘ったり,毎日保育室でいろいろな生き物になって落とし穴に落ちないごっこ(?)をして遊んでいました。

ぞうさんは自分がつくった落とし穴にだれか落ちないかなぁ・・・と楽しみにしているところにアリさんがやってきました。
でも,アリさんは軽すぎて落ちてくれません。
次にやってきたのは・・・

というお話なのですが,ばら組の子どもたちは自分の好きな生き物になって,落とし穴に落ちずに通っていく方法を考えて遊んでいます。
そんな方法もあるのか・・・と大笑いしてしまいそうにおもしろいです。

今日ダンゴムシのお家をつくっている子どもたちは,いつもダンゴムシになってぞうさんが掘った落とし穴をコロコロと転がって落ちずに通っていくのを楽しんでいた子どもたちです。
「ぼくたちダンゴムシやし,葉っぱ食べるねん」
「お家も緑にしよう」
「ペンキ塗ってるみたい,『ゆきのペンキやさん(ばら組が大好きな歌)』みたいやな」
「ダンゴムシのペンキやさんや」
など会話も弾み,自分たちのお家をつくっていました。
ダンゴムシという共通項でつながっている子どもたちは,イメージを共有して,同じ目的に向かってやってるんだという気持ちが芽生えています。

3歳児から4歳児,そして5歳児へと向かう中で,人とのかかわり方もぐんぐんと変わっていきます。

しっかりと4歳児の時間を過ごしている子どもたちがすばらしいと思いました。

みんなで遊ぼう 2012/02/09

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3歳児のもも組がみんなそろって遊戯室へ向かっています。
「みんなでおゆうぎしつで遊ぶの」

音楽に合わせて踊ったり,先生の弾くピアノの音に合わせて動いたり,とっても楽しそう。
「みんなで遊ぶのって楽しいな」
そんな気持ちが伝わってきます。

運動会の時よりも,友達やクラスを意識してつながっている遊ぶ姿を見ていると,少しの間にうんと成長しているのだなと感じました。

私が遊戯室から出るのと同じくして,3歳児のたんぽぽ組も遊戯室に入ってきました。
2クラス一緒になると楽しさも倍増でしょうか。
続きが見たかったな。

第4回避難訓練 2012/02/08

今日は今年度4回目の避難訓練です。

これまでの訓練は,火事や地震などの災害が起こったときの避難の仕方を学びました。
今日の訓練は防犯です。
幼稚園の近くに不審者が出没したという設定です。

子どもたちの訓練目標は「教職員の指示に従い,速やかに行動する」

教職員の目標は「合言葉を聞いて,速やかに行動する」「園児を保護者に確実に引き渡す」

そして,保護者の方にもお手紙で「真剣に訓練に取組む」「子どもを受け取ったら敏速に降園する」ことをお願いし訓練に臨んでいただきました。

子どもたちは今日訓練があることを知りません。
そして放送の中身の意味することも知りません。
放送を聞いた教職員が状況を理解,判断し,子どもに指示を出します。
子どもはその指示を聞いて敏速に動かなければなりません。
はたして,どうなるのでしょうか。

11時過ぎに放送が入り,訓練が開始されました。

子どもたちは,この段階では何が起こったかはわかりませんが,先生の表情を読み取り,先生の指示を聞き,動き始めました。
中にはけんかの途中で泣いていて,「ここから動くのいや!」と泣いている子どももありましたが,先生が抱きかかえて避難しました。
保育室や園庭,トイレや廊下など様々な場所にいた子どもたちも教職員の連携で無事全員避難場所へ集まることができました。
子どもたちはここで初めて,防犯訓練のこと,放送は合図であったこと,先生の指示を聞き敏速に避難することの重要性を聞きました。
びっくりした気持ちもあったでしょうが,とても大切なことなのだと理解してくれたようです。

子どもの避難と同時に,保護者への連絡も始まります。
メール配信と電話を使い,訓練開始を知らせます。
それを聞いた保護者は大急ぎで幼稚園に向かっていただきます。
子どもを受け取り,家に帰るまでが訓練です。

園内の安全確保のため,全門扉,園舎の鍵を施錠し,人の出入りは職員が確認します。保護者の皆さんは常に名札の携帯をお願いしますね。

実際訓練をしてみて,教職員の動き方や位置取り,保護者への説明やお願いなど,様々な反省点や課題が見えてきました。
後日保護者の皆様にもお伝えしていこうと考えています。
それらをいかし,より安全に敏速に行動し,幼稚園と保護者と連携し,みんなで子どもの命を守っていけるように取組んでいきましょう。

キンカチョウのお婿さん 2012/02/08

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幼稚園にはウサギの他にもチャボのユキちゃんやオカメインコのピヨちゃんやキンカチョウなどの鳥たちもいます。

でもキンカチョウは広い鳥小屋に一人ぼっちで暮らしています。
子どもたちは
「一人ぼっちでさみしそうだね」
「お友達がきたらいいのにね」
とよくキンカチョウに話しかけていました。

その思いが通じたのでしょうか。

先日の市長選でみつば幼稚園は投票会場になりました。
地域の方が投票に訪れられたのですが,キンカチョウが一人ぼっちで寂しそうと感じていただた方がいらっしゃったのです。
その方は,お家でキンカチョウを飼っておられ,昨年の9月にいっぱい赤ちゃんが生まれたのだそうです。
「その中から1羽,男の子をどうでしょうか」と尋ねてくださったのです。

昨日「よろしくお願いします」とお答えすると,ちょうど預かり保育の子どもたちが帰る頃に持ってきてくださいました。

子どもたちは大喜びです。
あんまりにも喜んで覗き込んでいるので,新しくやってきたキンカチョウはちょっとびっくりして巣の中に入ってしまいました。
「明日,今幼稚園にいるキンカチョウと会わせてあげようね。今日は初めてきた場所でびっくりしているから,そっとしておいてあげようね」
と話しかけると,子どもたちは小さな声で
「また明日ね,バイバイ」
と降園していきました。

今朝,幼稚園の鳥小屋の横に昨日やってきたキンカチョウが入っている鳥小屋を置いてみました。
「チチチチチ」
「ブブブブブ」
お互いを呼び合って近づいてきています。
気に入ってくれたのでしょうか。
これなら一緒に入れても大丈夫ですね。

子どもたちが登園するとすぐにキンカチョウのところへやってきました。
小さな小屋と大きな小屋の扉を開けて近づけると・・・・
新しくやってきたキンカチョウが少しずつ扉に近づき,覗いて,大きな小屋に飛びたちました。
「わぁ〜,入った入った」
「近づいたよ」
「仲良しになったかな」
2羽が近づき,鳴き始めました。
「好き好きっていってるのかな?」
「卵うまれたらいいな」
「赤ちゃん生まれるかな」

新しい藁の巣を買ってあげないといけませんね。

ずっと待ってた苗屋さん 2012/02/07

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新入園児保護者会が終わって出てみると,まだ玄関から
「いらっしゃいませ〜」
の声が聞こえています。
ばら組の苗屋さん,ずっと待ってたんだ・・・・

小さい子どもが出てきたら,「靴履かせ隊」がかいがいしくお世話をして履かせてあげています。

苗屋さんでは,
「お金ください」
(新入園児保護者会で苗屋さんのことをお伝えし,子どもがつくったお金をあらかじめ渡してあります)
「はい,これですよ」
「お豆ができます」
「お水をたくさんあげてくださいね」
「でも,あんましあげすぎたらダメです」
「ありがとうございました」
はりきってお店の人になっていました。

新入園児の中には子どもたちがつくったお金が気に入った子どもがいて,渡すのがいやなようです。
「特別大サービスで,ただでいいよ」
と大盤振る舞いで苗をそっとあげていました。
お金をつくった子どもは,そこまで気に入ってもらえて嬉しそうです。

新入園児の保護者の方が,
「こんなことができるようになるんですね,うちの子も,こんなことができるようになるのかしら?」
「ビニール袋に苗を入れられるんですね。それだけでも,びっくり!」
とおっしゃっていました。

特に初めての子どもさんの場合,先が見えずにしんどくなることもありますよね。
あと2年もしたらこんなに変わるんだとびっくりされたり,これからの育ちに少し見通しがたってほっとされたりしたのではないでしょうか。

ばら組の子どもたちの気持ちに応えて,笑顔で苗をもらっていただいてありがとうございました。
お豆がぐんぐん伸びる頃には幼稚園入園です。
お花が咲いて,豆ができたら,一緒に豆ご飯パーティーをしましょうね。

新入園児保護者会 2012/02/07

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来年度3歳児で入園してくる子どもたちとその保護者の皆さんが幼稚園に来てくれました。

今度入園する子どもたちは42人,説明会の会場はたくさんの保護者の方と子どもたちでいっぱいです。

幼稚園からは,幼稚園ってこんなところですよ,入園するまでや入園してからもこんなこと大切にしていきましょうね,入園に向けてこんなものをご用意ください,とお伝えさせていただきました。

子どもたちは,「お話はいいから早く遊びたいよう」とうずうずしていました。
幼稚園が好きで,幼稚園で遊ぶことが好きなこと,とっても嬉しいです。
それでも,長い時間がんばってまっていてくれましたね。
ありがとう。
みんなと幼稚園で遊ぶこと,今からとっても楽しみにしています。

苗屋さん 2012/02/07

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4歳児のばら組は,朝一番から苗屋さんの準備に忙しそうです。
玄関に机を出して,きれいに拭いて,お豆の苗を並べています。
看板を貼って,お金を入れる箱も出して,苗を入れる袋もそろえて,準備万端です。

「いらっしゃいませ〜」
「いやっしゃいませ〜」

しかし,あてにしているお客さんは,なかなか来られません。
だって,予定しているお客さんは新入園児保護者会に出席されるので,お客さんとしてきていただけるのは11時半頃です。
まだ9時40分・・・・・

しばらくして保護者会に出席される方と来年度入園する子どもたちがやってき始めました。
「後で苗屋さんにきてくださいね」
「あら,お店やさんなの?後で寄せてもらうね」
「必ず来てね」
「ありがとう」

ばら組さん,まだまだ時間があります。
しばらく遊んで待っててね。

竜 2012/02/07

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5歳児のゆり組は「エルマーのぼうけん」という長いお話を,少しずつ先生に読んでもらっています。
絵本ではないので時々しか挿絵はありませんが,子どもたちは先生が語っていく話を頭の中で自分なりにイメージを広げて聞いています。

昨日,「エルマーのぼうけん」のお話の中に出てくる竜からお手紙が来たとか・・・
子どもたちは血相を変えて,2階の絵本の部屋へやってきて,竜やドラゴンが出てくる絵本やお話を探していました。
いったいどんなお手紙だったのでしょう・・・

今朝,ゆり組の保育室に向かっていると,竜とばったりと出会いました。
「わー,びっくりした!こんなところで竜と会うとは思わなかったわ」
「そやろ,2人入って動かすこともできんねん」
「羽もしっぽもあるんやで」
「もしかして,空を飛べるの?」
「そうやで」
「すってき〜」
いつの間にこんなステキな竜をつくっていたのでしょう。

竜はそのまま歩いて3歳児の保育室へ向かっていくようです。
小さい組の子どもたちに見せに行くのかな。

保育室の間仕切り 2012/02/06

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3歳児のたんぽぽ組ともも組の子どもたちは,毎日元気いっぱい遊んでいます。

ふと思い起こすと,入園した頃はお家の方から離れるのが悲しくて泣いている子どももありましね。
少しずつ幼稚園の場に慣れ,お母さんの代わりに担任の先生をたよりにするようになって,好きな遊びをみつけて遊ぶようになりました。
1学期の終わり頃には好きな友達もできて,一緒に遊ぶのって楽しいと感じていきました。
運動会の頃からは,もっとたくさんの友達と遊ぶことがおもしろくなり,今ではクラス意識がでてきて,クラスの友達と一緒にごっこ遊びをしたり,なかよし遊びをしたり,歌をうたったりして過ごしています。

そして後2ヶ月もしないうちに,4歳児の年中組に進級します。
今は2クラスのたんぽぽ組ともも組は1クラスになります。
普段の遊びでも一緒に遊んだりすることはあるものの,やはり自分のクラスが落ち着くことと,「ぼくはもも組」「わたしはたんぽぽ組」とクラス意識もしっかりもつようになっています。
少しずつ一緒に生活することを増やし,来年度の初めには皆が仲良しになっているといいなと願っています。

そこで,今日から2つの保育室の間の間仕切りを一部取り除きました。
そこにおままごとコーナーを合体させ,一緒に遊べるスペースができました。

まだまだすぐに「皆一緒に遊ぶぞ」とはいきませんが,少しずつ友達の輪が広がればいいなと思います。

保護者の方も少しずつ輪を広げて仲良くなってくださいね。
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