幼稚園日記

踊りに思いを寄せる 思いを込める

公開日
2024/09/19
更新日
2024/09/19

幼稚園の様子

今、5歳児そら組は「よさこいソーラン」の踊りを楽しんでいます。子どもたちは、昨年度から、かつての5歳児が踊っていた、別の曲調の「ソーラン節」の踊りが好きで、時々踊っては楽しんでいました。きっと和の響きが心地よく、力強さも感じ、自然と身体が動き出すのだろうなぁ、と感じました。そこで、今年度の5歳児には、子どもたち一人一人に、この心地よい和の響きを身体で感じ、さらに、新たな気持ちで新たな曲にも興味をもって楽しんでほしい、と願い、今回の「よさこいソーラン」の踊りを教師から提案しました。初めて踊った時から、振りがわからないなりにも、楽しみながら自然と身体でリズムをとる姿が見られ、
「今日も、『新しいソーラン』踊ろう!」
と喜ぶ姿が見られ始めています。

ただ、このソーラン節の踊りというものには、どのような意味や願いが込められているのか、背景や情景を伝えることで、より踊りに思いを寄せてほしい、と願い、昨日、子どもたちに画像を交えて知らせました。ソーラン節は”北海道で、ニシン漁に命がけで船出する漁師の大漁を願う踊り”であることを伝え、荒波に船出する様子や、船を漕いだり、網を引き揚げる漁師の姿、船に乗せた大量のニシン、などを見せると
「えー!!1万匹くらい(船に)いるんちゃう!?」
「すごい!」
と驚く声があがりました。その後、二人組で両手をつなぎながら、船漕ぎの動きを再現してみたり、実際に大きな網に見立てたものをみんなで力いっぱい引っ張ってみたりしながら、踊りへのイメージを膨らませていきました。

そして最後にもう一度、「よさこいソーラン」を踊ってみました。さきほどと違って、顔つきに真剣さが加わる姿、足に力を入れて踏ん張ろうとする姿、力強く両手で網を引っ張ろうとする姿などが見られました。踊りの振り付けをただ覚える、のではなく、踊りの意味や願いを知り、情景を思い浮かべながら踊ることで、そこに思いが込められるのだな、と改めて感じました。これからも、子どもたちと感じたり、気付いたりしながら、いろいろな運動遊びを楽しんでいきたいと思います。