学ぶ〜その3 豊かな心を育てるために
- 公開日
- 2011/05/25
- 更新日
- 2011/05/25
園長室から
学ぶ〜その1では「自分の物の見方を変えることで子どもも変わってきた」というお母さんのエピソードを紹介しました。 その2では「物事に感動し共感できる豊かな心は,相手を育て同時に自分自身も学び向上している」ということを紹介しました。
では,「豊かな心を持つにはどうしたらよいのでしょうか?」「共感できるにはどうしたらよいのでしょうか?」
胎児期,乳・幼児期に,お母さんが自分の感動・共感を子どもに語り聴かせることが最も効果的だと思います。 「緑が若葉色できれいね」「ウサギsんがこっちを見ているよ。こんにちは」「横断歩道の小学生,手を上げてさっさと歩いているね」「雨ですね。たくさんのカエルさんの声が聞こえるね」「この曲はモーツアルトさんの作曲だよ。うっとりするね」どんなことでもよいのです。たくさん感じたことを語り見たこと聴いたことを語ったらいいのです。胎児もちゃんと聴いています。乳幼児ももちろん聴くことができますし難しい言葉が混じっても言っていることは分っています。心配されないでどんどん語ってください。
「汗をかいて,がんばっているんだね」「雨の中でも道路を直してくれているね。ごくろうさまです」「あそこの二階のベランダであんな小さい子が洗濯物を片付けているね。えらいね」「少女は雪の中でおばあさんの夢を見ていました。そして天国に行きました。かわいそうなお話だったね。助けてあげたかったね」などと見たこと聴いたこと読んだこと感じたことなど共感することをたくさん見つけて言葉に出して語ってほしいのです。
聴いた子どもは,同じように感じたり共感したりできるようになります。心豊かな子に育っていきます。共感した時点で学びを行っていますので,さらに心が豊かになっていきます。
すでに育って大きくなった私たちはどうでしょうか? 手遅れでしょうか? いえいえ,まったく問題ありません。素直な気持ちになってたくさん感じ取りましょう。そうしたら独り言でもいいですから,自分の心に語りかけてください。どんどん心が豊かになっていきます。
心が豊かになるということは心の垢が取れることでもあります。そして本物の内面の優しさが出てきますので,表情が穏やかになりきれいになっていきます。みんなでがんばって心の汗を流しましょう。