学ぶ〜その2 豊かな心
- 公開日
- 2011/05/24
- 更新日
- 2011/05/24
園長室から
豊かな心は,持って使っていると学んでいることになります。
「さわやかな風だな」「緑がまぶしいね」「あなたは声が優しいね」「(竹馬に)乗れたね。よかった」などなど自然に共感したり,人の良さや伸びに共感して語ったり言葉にできる人は,物事を肯定的に見る見方ですが,その時点で自らも学んでいるといえます。
反対に「さわやか?・・別に」「緑?・・ふ〜ん」「声? たいしたことない」「竹馬? 乗れるのおそーい。私なんかもっと早く乗れたわ」など感動しなかったり否定的な見方言い方をしたらどうでしょう。つまり物事を否定的に見る見方です。この時点でこの方は学ぶ心をシャットアウトしているのです。つまり自分は上からの目線で「別に・・」とか「たいしたことない・・」と自然や相手から学ぶことを拒否しているといえます。ですから,いつまで経っても最初の位置に留まったままで何年経っても「別に・・,たいしたことない」と言っているのです。そんな風に子育てしたら,子どもはだんだん自信ややる気や自己肯定感を失っていきます。いつも否定されるのですから当然そうなっていきます。
では,共感したものの見方はどうでしょうか? 自分を育てると共に子育てに抜群の力を発揮します。「さわやかな風(わたしの周りもさわやかにしたい)」「声がやさしいなあ(私もあんなふうになりたい)」「竹馬に乗れてよかった(がんばっているなあ。わたしもがんばってみよう)」共感している時点で実は( )の中のような感情を気付いていないかもしれませんが持てているのです。自分が古い自分の殻を捨て,もう一歩も二歩も前に進んでいるのです。同時に学んでいるのですね。
子どもをよくよく見ていると,その良さや伸びたところがよく見えてきます。その子のすばらしさが見えてきます。その事実に共感して子どもに語ってください。「ここよかったね」「できるようになったね」「優しい言葉をかけていたね・・」などなどです。これは子どもにとっては最高のほめ言葉です。認めている言葉です。子どもは自信を回復したり身につけていき自己肯定感や規範意識,責任感を高めていきます。自主性も育ちます。と同時に見たり聞いたり感じたりしている自分自身もそうなりたいと無意識に学んでいっていて,気付いていないと思いますが自分自身を高めていっているのです。