学校日記

1年 美術科

公開日
2025/10/09
更新日
2025/10/09

1年

 本日、1年生の美術科授業では「抽象表現」に取り組みました。本時の目標を「曲のイメージ(自分なりに感じ取ったこと)を線や面、色で表現できる」とし、昨日に終えた合唱コンクールで歌ったクラス合唱曲を聴きながら具体的な線や色彩で表現するという授業でした。手もとが写っている写真は、クロッキー帳に下書きをしている様子です。ある生徒は、「曲の中にはじけるような場面があるから、そういう感じを出したい」と言っていました。また、「みんなのイメージが似ているから、自分は違ったものにしたい」と言っている生徒もいました。
 美術科の学習指導要領には、1年生の内容として「感じ取ったことや考えたことなどを基に、絵や彫刻などに表現する活動(抜粋)」とされています。本時の授業では、音楽(曲)を感じ取る対象としました。音楽科の学習指導要領にある鑑賞では「曲や演奏に対する評価、音楽表現の共通性や固有性について自分なりに考え、音楽のよさや美しさを味わって聴くこと(要約・抜粋)」とされています。前述のように生徒は「曲の中にはじけるような場面がある」と評価の入口を示し、またある生徒は「多くの人が同じイメージをもつ(音楽表現の共通性)ため、他者とは違ったものにしたい」と音楽表現の固有性を探しながら、絵(今回は線や面、色)で表現していました。
 このように、ある教科と他の教科を関連付けて取り組む(教科横断的)ことは、(音楽科で)これまでに身に付けた知識や技能などを生かして(美術科で)新しいことに挑戦したり、身に付けた様々な力を複合的に掛け合わせて表現したりすることができるようになると期待できます。
 生徒たちは、本時の美術科の授業のような取組によって、様々な教科で得た知識・技能、思考力・判断力・表現力、そして経験などから喚起される学習へ向かう主体性の相互の関連付けから、まるで化学反応のように新しい力が生まれる機会を得ることができます。