学校日記

1年 家庭科

公開日
2026/01/13
更新日
2026/01/13

1年

 本日、1年生の家庭科授業では、「消費者の行動が社会にどのような影響を与えるのか」ということについて(持続可能な社会の構築を目指して)考察し、理解を深めるために、本時は、消費者としての自分なりの考えをまとめたり、生産の過程で起こっている現実に目を向け問題を見出すことに取り組みました。

 まず、条件の異なった4種類のTシャツを『価格・色・裾の縫い方・洗濯絵表示・他者の評価』を情報として自分ならどれを購入するかということを考えました。生徒によって着目する条件は様々で、そこには普段の生活で身に付いた知恵や価値観も大きく反映されていたように思います。感心したことは、価格だけ、色だけ・・・など、一つの条件だけで選ぶのではなく、複数の条件をそれぞれ比較しながら多面的に考察し、自分にとってより良いTシャツを選んでいたことです。更に、消費行動によって自分自身の豊かさに繋がるだけでなく、消費までの過程で関わる要素に及ぶ影響も知り、日常的な消費行動について視野が広がったと思います。

 次に、消費に至るまでのスタートである『生産』に目を向けました。特に、国によっては重大な問題や課題があり、それについて様々に手立てが講じられ改善を目指している現状を知りました。人が消費するものは、人が創り(作り)出しており、どの立場にあってもだれもが平等に豊かさに繋がっているかというと、そうではないということへの気づきから、今の社会が持続可能なのか、皆にとって平等な社会なのかという問いが立てられ、今後考察を深めていく課題へと繋がっていきます。

 技術・家庭科(家庭科分野)の学習指導要領では、内容として「消費生活が環境や社会に及ぼす影響について理解すること。責任ある消費行動を考え、工夫すること。(一部抜粋)」とあります。日常的な消費行動に授業で得た知識や考察を加えて、意味と思いやりのある消費へと繋げてほしいと思います。