学校祭文化の部 合唱コンクール
- 公開日
- 2025/10/08
- 更新日
- 2025/10/08
学校の様子
学校祭文化の部、本日2日目は合唱コンクールを行いました。クラスとして、学年として、そして学校として「信頼」が築かれました。
合唱団の中に立つと、前奏の後の第一声が「ちゃんと隣の人から聞こえてくるのだろうか・・・」と不安になるものです。なぜなら、全員が一人一人の立ち位置で「同じ」「役割」を担い、一つのことを作る作業だからです。みんなと「同じ」ということが時には安心感を得られることでも、自分が「役割」を担って「同じ」ことをする場合には、自分は責任をもつことになるので不安になります。合唱がまさにその作業です。「この後に声を出すのは自分だけなのではないだろうか」という不安に駆られると、目立ちたくない、恥ずかしい思いをしたくないという気持ちが前に出て、歌えなくなってしまい、結果として合唱は成立しません。
では、本日、全ての学年が素晴らしい合唱を成し遂げたのは、一人一人がその不安に打ち勝つことができたからでしょうか。実は、不安との戦いではなく、仲間を信じ切ることができた「信頼」が合唱を成立させました。信用するためには担保さえあればすぐにできます。しかし、仲間を信頼するには日頃から築かれる人間関係が土台となるので、多くの時間をかけて対話を重ね続ける必要があります。生徒たちによる堂々と表現された合唱は、北野中学校で仲間と出会った時から、苦楽を共にし、手を取り合ったりぶつかり合ったりしながら対話を重ね続け、約2週間に及ぶ合唱の取組で歌を通してお互いを感じ合い、自分と同じ役割を仲間も果たすことを確認し合えた証だと言えるのではないでしょうか。
本日までの合唱の取組の中でも、様々な出来事が起きたと聞いています。そのような背景を知らずとも、本日の合唱が多くの肥やしを得て表現されていることは、誰にでも感じ取ることができた素直で純粋なものだったと思います。互いに信頼し合うことは、大きなことを成し遂げられる原動力になると改めて感じさせられました。