学校日記

PTA 第1回 子育て・教育フォーラム

公開日
2010/06/09
更新日
2010/06/09

学校の様子

 6月6日(日)1,2校時の授業参観を終え,3,4校時は体育館で,子育て教育フォーラムが開催されました。

 演 題 『健康で賢い子どもを育てる食事!!』
      〜将来を担う子どもたちを心身ともに育てる〜

 講師は坂本ひろみ先生。ライフサイエンス研究所主席研究員,NPO医療と食事と健康を考える会の理事,学校法人慈慶学園東京ベルエポック製菓専門学校講師,フードコーディネーター,健康管理士一般指導員,メンタルケアセラピストと多彩にご活躍されています。「食事で子どもたちが変わる」「食事で子どもたちは変えられる」フォーラムでの興味深いお話を要約して紹介します。

 ☆家庭の食卓の今,昔
 
 昔は大家族の食事で同じ時刻に食卓を囲んだ。今は,家族の生活時間がバラバラで一人ずつ食べるものも違うので「個食」であり「孤食」になっている。昭和40年代から外食産業が盛んになり,内食(家庭で作り食べる)が減ってきた。さらに,今日は「中食(なかしょく)」といわれるものが増えてきた。買ってきたものを食べる。take outしてきたものを食べる。中食産業が今や26兆円を超えている。

 ☆最近増えている子どもの体のおかしさ

 アレルギー・小児ガン・動脈硬化・貧血・骨折・側湾症・すぐ疲れを訴える
 目の輝きがない・便秘 など

 昔は,昔話といったら聞いて頭の中で想像したが,今はそのまま映像として流れるので想像を働かすことがない。

 ☆家庭料理の役割について

家庭料理=食の安心・安全 (無添加,保存料なし,無着色)
買ってきたものは,原価を下げる工夫をしているため,何を原料にしているかがわからない。

  ◎まずみんなで食事をしよう!!
  
  ◎子どもたちに料理を手伝わせよう!!
 
 料理をするのには五感を使う。段取り・用具の使い方・野菜の変化・できた達成感,それに愛情というエッセンスが加わる。

 ☆栄養とは何か?栄養の摂れる献立の立て方とは

 野菜や魚の「旬」を知ろう!!日本人は人がよいというとみんなそれを買う。「バナナ〜」「納豆〜」売り切れの現象が起こる。

 食品のカロリー・五大栄養素・フィトケミカル(植物栄養素)に注目する。
フィトケミカルは,植物性食品に含まれる色素や香り成分などの植物性化学成分のことで,ポリフェノール類などに分類され,免疫力を高める。
 カルシウムが必要だと言って,カルシウムを含む食べ物をとっても働かない。リンとカリウムがあってはじめて,カルシウムが働く。単体では働かず相互依存関係が必要である。

 毎日摂りたいもの
  米・豆(大豆)・魚・海草・(季節の)野菜・根菜類・キノコ類の7品目

   豆・・・豆腐・納豆・油揚げなどいろいろな形で摂れる

  三大旨み
   ・かつおぶし ・こんぶ  ・しいたけ

 日本は,周りを海に囲まれ,昔から農耕民族として暮らしてきた。その時にとれるものを調理して食べてきた歴史がある。理性がない子(集中力がない,記憶力が悪い)は,すべて食事が原因している。日本人の体に適している7品目の重要性を再認識し,健康な食事に努めていきたいと思う。