人にやさしい桂坂 〜視覚に障害のある方の話より〜
- 公開日
- 2010/12/16
- 更新日
- 2010/12/16
4年生
12月15日(水)4年生の総合的な学習で,視覚に障害のあるMさんをお招きして,お話を伺いました。国語で「手と心で読む」を学習したり,総合的な学習でもいろいろな調べ学習をしたりしてきました。でも,実際にお会いして話を伺うと,日常生活で困られることなどがいろいろあることがわかりました。黒板にすらすらと書かれる文字,なめらかな口調のMさん。ここに至るまでの大変な努力を目の当たりにしました。
私たちも実験をしました。目を開けて1分間片足立ちをすると,8割くらいの人ができるのに,目を閉じて同じことをすると2割弱の人しかできないことがわかりました。目を閉じると,不安になりバランスがとれなくなること。いかに目からの情報が大切であるかを思い知らされました。
アフリカのジャングルの動物たちは目が見えなくなると必ず「死」に至ります。人間は,目が見えなくなっても,ことばを話し,文字(点字も含め)を書きコミュニケーションがとれます。そこには,教えること=伝えることがあり,どんな時も助ける,助け合うことが大切になってきます。実際Mさんも一日5人に助けられていると話されていました。
「はがき」にも,カードと同じような切れ込みがあります。目の不自由な人は,手で探り表裏や上下がわかります。しかし,すべての「はがき」がそうではありません。そのはがきは大きな郵便局でしか扱っていないそうです。すべての人が使えるものを作ろうというのが「ユニバーサルデザイン」の考えです。
すべての人にやさしい社会こそが,様々な障害を持つ人たちにやさしい社会と言えます。わたしたちも大切な目,耳,口,鼻・・・いや体全部の大切な機能がいつまでも働くとは限りません。自分が今できることを常に考えて行動したいです。