学校日記

人はみんな,「自由」で「平等」

公開日
2015/12/10
更新日
2015/12/10

校長室から

 第二次世界大戦(1939〜1945)では,一般市民も戦争の巻き添えとなり,世界で多くの人々の命が奪われました。この戦争では,人権の無視や軽視によって,人類の良心を踏みにじる野蛮な行為が繰り返されました。
 このため,国際連合は,この反省に立ち,平和の実現のためには人権の保障が必要であり,平和の実現なくして人権も保障されないと考えました。そして,1948年(昭和23年)12月10日に基本的人権の尊重の原則を定めた「世界人権宣言」を採択しました。

 人はみんな自由で平等なのは分かりますが,日本では本当にそうなのでしょうか。世界中どこでも同じなのでしょうか。このようなことを考えることは,とても大切なことです。
 「自由」ってどういうことでしょう。何でも思うようになって楽しいことでしょうか。もしそうだとしたら,その人は自由でも,他の人が不自由になったりはしないでしょうか。他の人の迷惑になるようなことは,みんなの自由ではありません。
 「平等」って何でしょう。これは少し難しい問題です。それは,一人一人が大切にされることです。みんながお互いに尊重し合い,立場の違いを認め合うことです。

 世界には,学校に行かせてもらえない子どもや,ちゃんとご飯が食べられない子どもも沢山いるのです。
 しかし,人はみんな,生まれた時から自由で,同じ人間として大切にされ,平等なのです。お互いの様々なちがいを認め合い,人間として尊重し合うことの大切さ,素晴らしさを感じる心を育んでいって欲しいと思います。