学校日記

校長室から 23

公開日
2009/06/19
更新日
2009/06/19

校長室から

校長室だより 23

 花壇や植木鉢の草花がぐんぐん背を伸ばし,緑鮮やかな季節となりました。学校の方も,水泳学習の準備をする時期になってきました。低学年の水なれは,17日から19日で水泳学習が始まるのが23日からです。今年もプールから子ども達の歓声や水しぶきの音が聞こえてくるでしょう。
6月の朝会の話
今日は,「命を大切にしよう」というお話をします。
 少し前,小学校1年生が下校途中に殺されたというニュースを見て,悲しい思いをしました。犯人はとても悪い人です。でも前には,高校生や中学生,小学生が犯人ということもありました。「命」はとても大切なものだということを知らないのでしょうか。
 みなさんの「命」は,みなさんのお父さんやお母さんの「命」がなければ生まれませんでした。お父さんやお母さんも,そのお父さんやお母さん,みなさんから見ればおじいさんやおばあさんの「命」がなければ生まれませんでした。そして,おじいさんやおばあさんも…。そう考えていくと,みなさんの「命」は,たくさんの「命のつながり」があって初めて誕生したのです。
 そして,私たちが食事をする時,「いただきます」と言いますが,これは動物や魚などの「命をいただいて」いる訳です。私たちの命は自分だけのものではなく,命のつながりや多くの命に支えられてあるものだと分かります。そして,命は一つしかなく,いつかは無くなってしまうものです。だから,与えられた命を大切にしなければなりません。
 この間,校庭で,たぶんけんかをしたのだと思いますが,怒って「ぜったい ぶっ殺す」と言っている人がいました。どんなに頭にきたのか知りませんが,「殺す」という言葉を簡単に使ってはいけません。他にも「死ね」という言葉も相手の人の心に傷を与えてしまいます。こういう言葉を,トゲトゲ言葉と言います。人の心に突き刺さる言葉です。相手の人を思いやる言葉をフワフワ言葉と言います。友達と接するときは,心に突き刺さるトゲトゲ言葉よりフワフワ言葉を使っている方が仲良くなれると思います。
 それから,友達と遊んでいて,相手にケガをさせてしまうということもありました。大ケガにならなくてよかったのですが,もし万が一,頭から落ちた時に打ち所が悪かったなら,亡くなってしまうこともあります。そんな大事故になってから,「ごめんなさい。そんなつもりでやったのではないんです」と,泣いて謝っても,もとにもどることはできません。
 「命を大切にしよう」と言うと「そんなことはわかっています」と言う人が多いと思いますが,平気で「死ね」とか「殺す」と言う言葉を使う人や,友達をぶったり,けったり,ケガをさせてしまうような人は,「命を大切にしている」とは言えません。
 自分の行動を振り返り,「命を大切にする」ということ,もう一度考えてみてください。