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最新更新日:2025/10/10 |
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学習確認プログラム![]() 学校祭期間の最中での取組でしたが、最後まで大変粘り強くテストに向かうことができました。 1年 美術科![]() ![]() ![]() 美術科の学習指導要領には、1年生の内容として「感じ取ったことや考えたことなどを基に、絵や彫刻などに表現する活動(抜粋)」とされています。本時の授業では、音楽(曲)を感じ取る対象としました。音楽科の学習指導要領にある鑑賞では「曲や演奏に対する評価、音楽表現の共通性や固有性について自分なりに考え、音楽のよさや美しさを味わって聴くこと(要約・抜粋)」とされています。前述のように生徒は「曲の中にはじけるような場面がある」と評価の入口を示し、またある生徒は「多くの人が同じイメージをもつ(音楽表現の共通性)ため、他者とは違ったものにしたい」と音楽表現の固有性を探しながら、絵(今回は線や面、色)で表現していました。 このように、ある教科と他の教科を関連付けて取り組む(教科横断的)ことは、(音楽科で)これまでに身に付けた知識や技能などを生かして(美術科で)新しいことに挑戦したり、身に付けた様々な力を複合的に掛け合わせて表現したりすることができるようになると期待できます。 生徒たちは、本時の美術科の授業のような取組によって、様々な教科で得た知識・技能、思考力・判断力・表現力、そして経験などから喚起される学習へ向かう主体性の相互の関連付けから、まるで化学反応のように新しい力が生まれる機会を得ることができます。 学校祭文化の部 合唱コンクール![]() ![]() ![]() 合唱団の中に立つと、前奏の後の第一声が「ちゃんと隣の人から聞こえてくるのだろうか・・・」と不安になるものです。なぜなら、全員が一人一人の立ち位置で「同じ」「役割」を担い、一つのことを作る作業だからです。みんなと「同じ」ということが時には安心感を得られることでも、自分が「役割」を担って「同じ」ことをする場合には、自分は責任をもつことになるので不安になります。合唱がまさにその作業です。「この後に声を出すのは自分だけなのではないだろうか」という不安に駆られると、目立ちたくない、恥ずかしい思いをしたくないという気持ちが前に出て、歌えなくなってしまい、結果として合唱は成立しません。 では、本日、全ての学年が素晴らしい合唱を成し遂げたのは、一人一人がその不安に打ち勝つことができたからでしょうか。実は、不安との戦いではなく、仲間を信じ切ることができた「信頼」が合唱を成立させました。信用するためには担保さえあればすぐにできます。しかし、仲間を信頼するには日頃から築かれる人間関係が土台となるので、多くの時間をかけて対話を重ね続ける必要があります。生徒たちによる堂々と表現された合唱は、北野中学校で仲間と出会った時から、苦楽を共にし、手を取り合ったりぶつかり合ったりしながら対話を重ね続け、約2週間に及ぶ合唱の取組で歌を通してお互いを感じ合い、自分と同じ役割を仲間も果たすことを確認し合えた証だと言えるのではないでしょうか。 本日までの合唱の取組の中でも、様々な出来事が起きたと聞いています。そのような背景を知らずとも、本日の合唱が多くの肥やしを得て表現されていることは、誰にでも感じ取ることができた素直で純粋なものだったと思います。互いに信頼し合うことは、大きなことを成し遂げられる原動力になると改めて感じさせられました。 学校祭文化の部 1組 トーンチャイム演奏「小さな世界」![]() 演奏の第一音から音楽がスムーズに流れだし、揺らぎのない真っ直ぐな音が次々に繋がって、「小さな世界」の雰囲気も相まって温かく優しい演奏で、聴いている人たちを魅了しました。演奏中の1組の皆さんの表情が穏やかで、仲間と一緒に音楽を楽しんでいる様子も大変印象的でした。 学校祭文化の部 舞台(学習)発表![]() ![]() ![]() まずは、生徒会中央委員会が学校祭全体のオープニングをかざり、各学年からの発表では1年生から始まりました。 1年生の発表「地域調べ〜ここどコナン?〜」(写真 上) 6月に実施したフィールドワーク(学校周辺の地域調べ)の成果を発表しました。これまでに、地域で調べたことを更に深める調べ学習を行い、クラスを越えてポスターセッション形式で発表する取組を行ってきました。本日の発表では、数あるポスターから1組〜4組の代表グループが舞台上で発表しました。9月1日に本校ホームページで紹介したポスターセッションと本日の代表発表ともに、実際に見聞きした調べ学習とそれに基づいた考察には、大きな説得力を感じました。 2年生の発表「チャレンジ体験〜働くとは!?〜」(写真 中) 6月に実施したチャレンジ体験(職業体験)の成果を発表しました。これまでに、働くことや職業についての仮説を立て、4日間の職業体験を経てその学びと検証をまとめ、クラスと学年を越えてポスターセッション形式で発表する取組を行ってきました。本日の発表では、数ある職業から代表グループが舞台上で発表しました。9月5日に本校ホームページで紹介したポスターセッションでは、深い考察まで行き届いた発表が多く感心しましたが、本日の発表はその考察が発表の手法と話し方の工夫により聞き手の深い理解へと繋がり、「知りたい」という意欲が喚起されるものでした。 3年生の発表「京都再発見プロジェクト」(写真 下) 6月に実施した修学旅行(長崎方面)の成果を発表しました。これまでに、実際に肌で感じた長崎県の文化や魅力を基に、京都の魅力を「調べる」「比較する」「評価する」という方法で、多角的に考察してきました。9月5日に本校ホームページで紹介した京都調べ学習では、普段から馴染みがあるために注目することのなかったことが、新しいこととして発見され、本日はそれを3年生一人ずつが自分だけの考察として意欲的に発表しました。3年生だからこその経験値から成されるものももちろんあるのですが、修学旅行を単なる思い出作りの行事として捉えているのではなく、自分の地域を遠く離れて普段触れることのない文化や景色、人とのかかわりを経験として得たからこそ、新しい視点をもって(良い意味で)物事を疑い、自分なりの新しい発想や発見が生み出され、「伝えたい」という気持ちが掻き立てられたのではないかと考えます。様々な経験や調査に基づいた考察は、多くの人を納得させるものなのだと改めて感じることができた発表でした。 1年 数学科![]() ![]() 今回提示された材料は、「薄力粉・砂糖・サラダ油」です。ある生徒は、「卵は使わないの?」という疑問を発言しました。数学的な気付き・疑問ではないのですが、これが生徒たちにとっては生活と数学が結びついた瞬間で、この後に出される数学的課題を自分事として捉えて取り組むことができました。(授業者からクッキー作りの材料を提示する際の、「クッキーを作るためにはどんな材料が必要かな?」という問いかけも、きっかけになったと考えられます。) 学習指導要領における1年生の目標の一つに「数学を生活や学習に生かそうとする態度を養う(抜粋)」とあります。実生活と結びついた数学的課題は、その後も生徒たち同士で考えを出し合うなどして、解決に向かう姿を多く見ることができました。 合唱コンクール リハーサル![]() ![]() ![]() 幼児児童生徒作品展・姉妹都市交歓作品展
1日から京都市美術館別館において「幼児児童生徒作品展・姉妹都市交歓作品展」が実施されています。本校生徒の書写作品や美術作品が展示されていましたので鑑賞に行ってきました。展示作品に選ばれた生徒のご家庭にはご案内をいたしました。5日(日)まで展示されていますのでご都合がつけばぜひご覧ください。
(写真は一部の作品のみ紹介しています。なお、ホームページ上では生徒名が分からないように加工しています。) ![]() ![]() ![]() 2年 国語科
2年生の国語科では、今年度から新たに教科書に掲載された「ヒューマノイド」という作品の読解に取り組んでいました。人気の小説家伊坂幸太郎の書下ろしであるこの作品は、冒頭は会社のシーンから始まり、中学校時代が交互に挟まれていく構成となっています。
作品の構成と、登場する二人の人物像を考えた後に、新たな問いが提示されました。今まで読んできたことをもとに、登場人物はなぜそんな行動をとったのか、なぜそんな発言をして、どんな気持ちでいるのか‥‥を考えるというものです。 問いに対して、考えをもち、その自分の考えを的確に表す言葉を探して試行錯誤していました。答えを知ることが大切なのではなく、自分の中から探し出すことが求められています。粘り強く取り組んでくださいね。 ![]() ![]() 3年 伊藤恵司さんからの学年合唱指導![]() 1回の授業時間内でのご指導だったため、大変短い時間ではありましたが、伊藤先生がお話される言葉一つ一つが丁寧で、洗練された指導内容でした。主には歌詞として使われている言葉のアクセント(英語のように強弱で表現するのではなく、その言葉がもつ音の高さとその流れ)、歌詞の内容などに注目して合唱を創り上げていきました。 音楽の授業で学習した技術、そして作詞者からご指導いただいた歌詞の捉え方と表現の仕方を重ね合わせて歌い、生徒たちは作品本来のよさを感じ取ることができたようです。 |
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