京都市立学校・幼稚園
最新更新日:2025/08/06
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本校は、本年7月1日に創立145周年を迎えます。これからも将来を見据えた教育内容を実践する学校として、地域や市民に愛される学校づくりを行います。

令和7年度 京都市・乙訓地域公立高校合同説明会

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 今週末 6/21(土)22(日)に「令和7年度 京都市・乙訓地域公立高校合同説明会」が開催されます。本校もブース参加いたしますので、本校に関心がある中学生・保護者の皆さま、ぜひ美術工芸高等学校ブースにお立ち寄りください。学校説明・個別相談を行います。

■日時 令和7年6月21日(土)、22日(日)
     ※いずれも3部入替制(各部120分)→教育委員会HP参照

■場所 京都市勧業館みやこめっせ 3階 第3展示場
    (左京区岡崎成勝寺町9番地1)

●合同説明会にご参加希望の場合は、事前申し込み(6/20 15:00締切)が必要です。
 詳細は、教育委員会の案内ページをご参照ください。
 https://www.city.kyoto.lg.jp/kyoiku/page/000034...

※昨年度の本校説明ブースの様子
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図書館ニュース発行

 このほど本校図書館から在校生に向けた「図書館ニュース」が発行されました。今号は新転任の教職員からの本にまつわるメッセージを掲載しています。ここでは校長の寄稿を紹介します。
(在校生の皆さんへ>図書館ニュースはTeamsで配信されています。)


「情報検索 〜図書館を活用しよう〜」 校長 大窪 英行

 皆さんの情報を調べるツールは何ですか。スマホ、それとも皆さんが持っているiPadでしょうか。技術の進歩により、どこにいても簡単にインターネットにつながる時代となりました。ここ数年、生成AIが急速に普及し、個人がビックデータを活用できる時代となり、まるで有能な秘書が我々一人一人についているかのようです。
 情報そのものが社会に多数存在し、さまざまなメディアから発信され続けています。この状態はむしろ情報が氾濫しているといった方が適当であるかもしれません。
 和英辞典で「情報」を引くと数々の訳語が出てきます。

・information  情報、資料、知識…
・news     情報、知らせ…
・intelligence  情報、報道、知識 諜報機関…
・data     資料、データ、情報、事実…
・observation  情報、資料…
etc.      (ジーニアス和英辞典より引用)

 日本語で広く「情報」と言えば、さまざまな意味があることがわかります。私たちを取り巻く社会にはさまざまなニュース(news)やデータ(data)そしていわゆる情報(information)があふれています。これらの情報を取捨選択して、自分が求めている情報を選び出す力をつけていかねばなりません。そうして得られた情報こそが、目的を解決する本当に意味のある情報です。自らが獲得したそれらの情報は、自分の知識として蓄積されることになります。
 知識もひとつの情報ですが、これも活用されてはじめて意味を持ちます。単に知っているだけという知識(knowledge)ではなく、知っている情報を活用して別のものにつなげられる知識・知能(intelligence)を持ちたいものですね。
 誰でもが情報を発信できるネットの世界は、情報の宝庫であるとともに、個人のつぶやきやろくに吟味されないまま発信された情報から信憑性が疑わしい情報まで多種多様です。一方で、書籍類は一般的に出版される前に十分に吟味され、よくまとめられている場合がほとんどです。ネットばかりに頼らず、辞典や書籍をゆっくり調べてみてはいかがでしょう。ページをめくることで新たな知識との出会いや発見があるかも知れません。特に本校図書館は、他校にはないほど美術関連の書籍が充実しています。ぜひ図書館を活用してみましょう。

 この文は、今から6年前に私が銅駝美術工芸高校の図書館ニュースに寄稿した情報に関わる文章をリライトしたものです。ICT機器やAIの進歩は目覚ましいものがありますが、それを使う人間の成長は追いついていないのではないでしょうか。ネットに問いを投げかければ瞬時に回答を返してくれますが、その情報の真偽を見極め、情報の解像度を高めなければなりません。特に皆さん自身が発信者となる場合は、あなたしか語れない経験や体験を踏まえた情報が必要です。高校時代の様々な取り組みや経験が皆さんの感性を刺激し、大きく成長させてくれることでしょう。

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京都パレスライオンズクラブ「ヨーロッパ美術研修派遣生報告会」

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 京都パレスライオンズクラブ「ヨーロッパ美術研修派遣生報告会」(6/13(金)実施)にて、昨年度末に学校代表としてイタリア フィレンツェでの美術研修に派遣された4名が研修報告を行いました。

 京都パレスライオンズクラブの皆さまには、平成9年(1997年)3月に第1回海外美術研修を行って以来長きにわたり、研修費用補助のご支援をいただいております。毎年、派遣生の校内選考、壮行会、出発見送り、報告会と細やかなご援助をいただき、本校にとって特別な教育活動となっております。

 今回の報告会では、研修に参加した4名が、iPadを使って画像、動画を交え、現地での研修の様子と成果を報告させていただきました。ライオンズ会員の皆さまから素晴らしかったと評価していただき、派遣生たちにとって大きな励みとなりました。

 ヨーロッパ美術研修の報告は、校内でも在校生向けに行い、学校全体で共有化を図っています。

表現基礎 II(2年生)

 6/17(火)「色彩構成―音から感じる色や形―」と題して、2年生の新しい表現基礎II「抽象表現」の授業が始まりました。第1回は、BIKO steAm(「美」を通して様々な学びに横断的に取り組む教育活動)の一環で、倫理の教員から「抽象」について理解を深め、自ら主体的に抽象表現に対する感性と美意識を高める授業が行われました。

 生徒たちは今まで「形」や「色」のあるものを対象を描いてきましたが、「音」には形がなく、聞いた瞬間に消えていきます。
 ただ漫然と「聞く」だけでは描くことはできません。
 また既にあるものが持つ意味にとらわれると自分の枠組みに押し込めてしまう可能性もあります。
 感性を働かせながら作品を観察し、特徴や情報を読み取って言語化し、個性豊かで創造的な表現の構想を練ることが出来るか、これから生徒たちがイメージするものをどのように抽象的な「色」や「形」で表現してくれるか、ますます楽しみになります。
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1年生実習見学会

 本校の美術工芸科には8つの専門分野があり、入学時から1年生の前期は8分野すべてについて体験し、後期に向けて専攻を3分野に絞り、1年次の終わりには1分野に絞って、より深く専門的に学んでいきます。

 6/11(水)1年生実習見学会の様子を紹介します。それぞれのグループに分かれ自由に興味を持つ実習を見学していきます。当初は実習室の中に入って良いのか、廊下の掲示物だけを見ているなど戸惑っている様子でしたが、2・3年生が優しく迎え入れ1年生も徐々に思い思いの行動が取れるようになりました。

 8分野すべてに興味を持つグループは精力的に広い分野を動き回り、ある程度思いが固まっている生徒はじっくり実習に見入りながら、先輩たちの話を聞きいっている様子が伺えました。将来のキャリアや自身の思いや適性を鑑みて、まずはじっくり3分野に絞って欲しいものです。

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台湾から国立嘉義高級中学の高校生たちが来校しました

 少し前の行事ですが、5月23日(金)、台湾の国立嘉義高級中学の高校生24名が美工を訪問し、本校の2年生と交流しました。
 この日のために、2年生たちが“おもてなしボランティア”として準備をしてきました。まずは、到着した台湾の高校生たちを、2年生みんなが並んでお出迎えし、歓迎セレモニーが行われました。
 その後、各専攻での実習の様子を見学してもらいながら紹介し、放課後には生徒たちが一緒にワークショップをして盛り上がって楽しみました。

 半日の短い交流でしたが、お互いにすぐに仲良くなり、貴重な体験となった時間でした。

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前期中間考査(6/4〜6)

 本日(6/4)から本校では、前期中間考査を行っています。1年生は高校でのはじめての定期考査です。2・3年生も含め生徒はみんな一生懸命考査問題に取り組んでいます。

 生徒の皆さん、体調管理をしっかり行い試験に臨んでください。
 考査後は、いよいよ文化祭準備が本格化します。
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教育実習(6/2〜20)

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 今週(6/2(月))から教育実習が始まりました。教育実習期間は 6/20(金)までの3週間です。

 6/2(月)SHR後にロダン像前の中庭で教育実習生8名の紹介を行いました。実習生は、緊張した面持ちで自己紹介の中で教育実習への思いを語ってくれました。実習教科は、美術7名と英語1名です。これから授業やホームルーム活動に参加します。

 在校生の皆さん この機会にぜひ実習生から教科の学習はもとより、大学の様子や内容など多くのことを学びましょう!

校外学習 展覧会鑑賞(5/23)

 5/23(金)京都市文化芸術企画課と連携した校外学習として、染色専攻とデザイン専攻の生徒たちが元離宮二条城で開催中の「アンゼルム・キーファー;ソラリス」展を見学しました。
 職員の方から概要の説明を受けた後、まず生徒たちを迎えてくれたのは、10m×6mの巨大絵画で、そのスケールの大きさや独特の素材使いに生徒たちは皆圧倒されていました。その他にもアンゼルム・キーファーらしい重厚で立体的な多くの作品が二条城に差し込む自然光の中で輝きを放っていました。
 近くに寄って見入る生徒、職員の方に積極的に質問する生徒、カメラで写真を撮る生徒と、それぞれの感動の瞬間をしっかりと真剣に目に焼き付けていました。「どうして書いているのか想像が付かない、プロセスを見てみたい」「明確なモチーフが無いので難しい」といった感想もありましたが、胸いっぱいで言葉にならない生徒もいました。
 今回の校外学習を通して、彼の作品に魅了された生徒たちは、芸術の持つ力を改めて認識し、今後の創作の励みにしてくれることでしょう。
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公開授業の様子から【日本画専攻の授業より】

 2年生の日本画実習では、生きたニワトリのデッサンに取り組んでいます。
 最初は色々な構図を描き出し、どのポーズにするか向き合うことから始め、忠実に繊細に描写していきます。
 4月末から始まりましたが夏休みまではひたすら描写し続け、夏休み明けから絵具を使って描きます。
 「色や形だけでなく、生命力を感じて描くことが大事」と教員からの助言を受け、動いているイキイキとしたニワトリを前に、生徒は感性を働かせていました。

 公開授業では、目で見て描写するだけでなく、知識を得て理解し、より正確に表現する力を身につけることに取り組みました。
 4人1チームでニワトリの各部位を調べて、イラストや写真を用いて他のチームに発表し共有します。
 骨格やその構造、関節の動きや機能、筋肉の付き方や動き方等、頭部や胴体、足別にそれぞれ発表し合いました。
 様々な知識や他者の視点を通して新たな見方を得ることができたので、本授業で調べたことが次に描くときにどのように生かせるか、楽しみです。

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