学校日記

自慢話

公開日
2011/07/26
更新日
2011/07/26

校長室から

 四校会については6月15日号でご紹介しました。一昨年の四校会のことです。
 会議が終わって,ライトアップされた姫路城を眺めながら食事をしているときに堀川の話題になって,姫路西高校の中杉校長が,「本当にすごい仕事をしたね」と言ってくださいました。
 「私はこれといって何もしていませんよ」と答えたら,すぐさま「荒瀬さん,過度の謙遜は嫌みになるよ」と返されました。驚きました。そんなふうに言われたのは初めてで,とても新鮮な驚きでした。
 「教育委員会がすごかったのと,堀川の教職員がとても意欲的に取り組んだから何とかここまでやってきたんですが」と言葉をつなぎましたが,別れて帰りの新幹線に乗って,ぼんやり夜景を見ながらつらつらと考えました。
 自分はいつ何をどのようにしてきたんだろうか?

 保護者からメールです。
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    最終章の終止符
  長い長い物語がやっと終わった
  その物語には常に白いボールがあった
  若い雄渾なる青年達がいた
  大歓声の中,夢のような舞台にいた
  しかし,最終章はとても静かに終わった
  読み終わって,目を閉じ,滲み出る感涙を抑えながら,
  この物語に続きがあるのかを考え始めていた。

 3年間の大会を通して感動したことは,荒瀬校長の「最後まであきらめない」応援姿勢でした。雨の試合も灼熱の試合も凛と起立され,大声量による応援,微動だにしないその姿に,いつも感謝と尊敬の念を持って拝見していました。また負けそうな試合展開で,親すらあきらめのムードの中,最後まで必死の応援を続けていただき,言葉では言い尽くせない気持ちがありました。大応援,本当にありがとうございました。
 アインシュタインの言葉で,Education is that which remains if one has forgotten everything he learned in school. 教育とは学校で学んだすべての事を忘れ去った後に残るもの,とありますが,子どもが数学や英語を忘れ去った後にも必ず堀川高校で学んだいろんな事,野球や先生や友達や総合探究や言葉や形にできないすべての事がたくさん残る事は間違いないと思います。
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 野球部3年生のおかあさんからのありがたい言葉。お尋ねしたら掲載してもよいとのことでしたのでご紹介しました。
 学校というのは,ひとりで何かできるものではありません。ましてやつくることなど。できていないことがいっぱいあります。課題もまた山積。
 それを十分承知で,しかし,こういうメールをもらったということを,中杉先生に自慢してみたいと思いました。

 夏休み。町の中でも子どもたちは元気です。
                               …… 荒瀬克己