3年 国語
- 公開日
- 2026/07/17
- 更新日
- 2026/07/17
授業の様子
本日、3年生の国語の授業では、書写に取り組みました。『行書の特徴を理解して書けるようになる』ことを目標に、『探究』を書きました。生徒たちは1回前の授業で3年間の書写で学んだことを振り返りながら、それをグループで深める活動をしました。その中では、文字の流れを表現するための筆の運び・自然な書き順・一筆の角度などを要点として確認し合い、文字の形だけでなく、改めて文字文化や文字の芸術的美しさを感じ取りました。そして、本時、その感覚を実際に文字を書くことで表現しました。
普段使う鉛筆などのペンを紙にあてる角度と筆のその角度が異なるため、自然な姿勢をとることに難しさを感じていた生徒も見られました。しかし、筆先が紙から離れる瞬間まで意識を集中させていることが、生徒たちの表情や姿勢から分かりました。中には、筆先をのぞき込むような姿勢で最後まで慎重に書こうとしている生徒もいました。
学習指導要領における国語の「2 内容」では、書写について「身の回りの多様な表現を通して文字文化の豊かさに触れ、効果的に文字を書くこと。」とあります。人々が文字を使って考えたことや出来事を記録し、それを後の時代や他の人に伝えてきたという文字文化があり、また、文字を使って思いや感情を表現し、コミュニケーションをとっているという日常があります。本時の授業では、改めて私たちにとって文字がいかに重要な役割を果たしているかということに気づき、その一文字に深く向き合いながら丁寧に書く生徒たちの姿から、機械やAIでは到達できない「人間らしさ」を感じることができました。書写の取組を通して、生徒たちには文字文化の受け手から担い手へ、更には未来の創り手へと成長してほしいと願っています。