道徳の授業(1年生)20回目
- 公開日
- 2022/10/19
- 更新日
- 2022/10/19
1年生
今日の5限目は道徳の授業です。
1年2組での資料は「古都の雅、菓子の心」です。テーマは「我が国の伝統と文化の尊重」になります。
現在、京菓子を作り続け、活躍している山口富蔵さんのお話しです。
父の後を継いだ頃は、父親と比較されて良い評価がもらえず悩む日々が続いた富蔵さん。茶道の家元夫人から言われた「一期一会」という言葉より、自分の仕事を見つめ直すというお話しです。
伝統や文化とは、表面の良さだけで無く、その本質まで知っている中学生は少ないと思います。この道徳の資料より、和菓子作りの本当に大切な部分を知ってもらい、我が国の伝統や文化に興味を持ち、大切に考えてくれることを目指した授業です。
◎生徒への問い「富蔵さんの作る菓子が父のものと比較されなくなったのは、なぜだろう?」
・ただ作って売るという作業ではなく、一つ一つにお客に合わせた一度しかないものを作り、一つに思いをつめこんだものを作る。
・一個一個の菓子、一回一回の客の注文と真面目に向き合い、誠意をつくすことが菓子司の仕事の本質だと気づいたから。
・比較されていたのは味もそうだと思うけど「もてなす心」であって、その心が7年目までなかった。「一期一会」と考えるようになり、美しい心で対応するようになり、「心」が変わったことで味も変化したから。
今回のお話しのように、伝統や文化を引き継いでいく事は大変です。
でも、先人から渡されたバトンを、自分達はどうすべきなのか?
これから、ゆっくりと考えて欲しい、大切なテーマだと思います。