シリーズ:「子どもを共に育む京都市民憲章」〜行動理念3〜
- 公開日
- 2011/04/23
- 更新日
- 2011/04/23
校長室から
「子どもを共に育む京都市民憲章」の行動理念の3つ目は、「子どもを育む喜びを感じ、親も育ち学べる取組を進めます。」というものです。
「子どもを育む喜びを感じ」などというと、「親の言うことを聞かないどころか、反抗ばかりして、手を焼いているのに、何の喜びが感じられるか」といった声が聞こえてきそうです。でも、お子さんが生まれた頃はどうでしたか? そして、保護者のみなさんが、お子さんの頃は、親の言うことに従順で、素直なお子さんでしたか? ご自身の親御さんはどのような育てられ方をしておられましたか? 「ひどい親だった」おっしゃる方もいるかもしれません。でも、みなさんご自身は、胸をはって立派な親だと言えますか?
子どもは親を選べません。親となった以上、親をやめることはできません。その責任はとてつもなく大きくて重いものですが、子どもからもらうものも、とてつもなく大きいのです。子どもからもらっているものに気づくことができれば、きっと「子どもを育む喜びを感じ」ることができるのだと思います。
もうひとつは、生涯学習という視点です。親も何も完成した人間、完全な人間ではありません。時に、失敗もします。まだまだ成長できる部分があるはずです。特に子育てを通して、大きく成長できると思います。どこかの学校へ行って勉強するということではなく、お子さんの学校へ足を運び、子どもの様子を見たり、学校の先生とお話されたりするのも一つです。また、学校や地域で行われている様々な取組に顔を出すことで、同年代の保護者、地域活動でお世話になっている方々と関わりをもつのも一つです。
やはり、周りの人とお話ししたり、協働作業をすることを通して、人は、多くのことを学べるのだと思います。もちろん、前向きに親が何かに挑戦している姿を子どもたちに見せるのも、素晴らしいことだと思います。