二ノ瀬バイパストンネル工事起工式 その2 7月14日(土)
- 公開日
- 2012/07/15
- 更新日
- 2012/07/15
全校行事
本日はトンネル起工式典,まことにおめでとうございます。
これから,私たち鞍馬小学校の児童は,「お祝いの言葉」と「鞍馬子ども音頭」を披露させていただきます。
お祝いの言葉。
ここに,「鞍馬校百年誌」という本があります。昭和50年,今から37年前に書かれた本です。その中に,次のような文章があります。
「かつて,交通を拒んだ鞍馬地方の山道も優秀な機械と技術で改修され,急速にいちじるしく需要が延びた自動車は,最早や各家の足となって奥地の隅迄走り,3時間を要した京都へもわずか十数分で行かれ,鞍馬本町の中心地の門前町から鞍馬駅へかけては,町と変わらぬ雑踏をみせて,電車を降りた外来者には最果ての駅の感触から遠いものとなりました。」
この文章には,山の中の暮らしでは,道路と自動車がどれだけ大切であるか,はっきりと書かれています。
ところが,今の道路は幅がせまく,しかも,急なカーブが多くて,自動車が走りやすい道ではありません。
バスや大きな車が通る時は,他の車の流れをとめて,道を一方通行にしなくてはなりません。
車で出かける時,長い間,待たされたことが何度もあります。
他府県から来た車が,うまくすれ違えなくて,困っていることがありました。
もっと,広い道ができたらいいのになあと,いつも,思っていました。
広い道ができたら,みんなが便利になるし,車の運転も安全です。
でも,山の中に広い道路をつくるには,どうすればいいのでしょうか。
「トンネルをつくりましょう。」
ながさ828メートルのトンネルをつくりましょう。
こうして,二ノ瀬バイパストンネルがつくられることになりました。
今日は,本当にうれしい日です。
トンネルが完成するころ,僕は小学校を卒業して,中学生になっています。家族のみんなと,車でトンネルを通ってみるのが楽しみです。
その時,僕は,きっと,今日の起工式を思い出すでしょう。そして,新しい道ができたことに感謝するでしょう。その日が楽しみです。
これをもって,鞍馬小学校,児童の「お祝いの言葉」とさせていただきます。ありがとうございました。