平成23年度 京都市立鞍馬小学校 校内研究計画
- 公開日
- 2012/02/16
- 更新日
- 2012/02/16
研究
平成23年度 京都市立鞍馬小学校 校内研究計画
⒈校内研究の主題と設定理由
◇ 研究の主題
多様に考え,主体的に問題解決に取り組んでいこうとする子
−数学的・科学的な思考力の育成−
主題設定理由
在籍児童が少人数の本校児童に,どのような時や場にあっても臆さず,自分の思いや考えを自信をもってはきはきと自分の言葉で表現できることを願い,本校では長年,国語科の「話すこと・聞くこと」の領域を中心にした研究を進め,研鑽を積み上げてきた。
平成20年度からは,特に,地域・環境学習を通して学んだことをもとにして,国語科で培った言語表現力を活用し,自分の生活や地域社会について自分が考えたことを発表・発信したり,実生活や地域社会の役に立つ考えを提案したりするなどし,学んだことを自分や地域のために返していくことを目標に取組を進めてきた。
昨年度は,自分の考えの根拠や理由を明確にし,学年に応じて的確な言語表現を用いながら,論理的に伝えることができるよう,授業取組の工夫に取り組んだ。
これまでの研究取組の結果,児童の言語表現力や発表の技能には高まりが見られ,ICT等も活用して自分の思いや考えを伝え合うことができるようになってきた。また,地域・環境学習の取組を通して,地域への関心と愛着も深まってきているように思われる。地域社会の一員として自分の考えを役立て,「鞍馬のまちづくり」に積極的に参画していこうとする子を育てようという本校の取組が,少しずつ実ってきている。
しかしながら,児童の考える力やいろいろな発想を生み出す想像力,多様な考えを認め合い共に高め合おうとする態度等には,まだまだ物足りなさを感じる。物事を多角的に捉え,いろいろな方向から見て様々な考えを表出したり,筋道立てて論理的に考えたりすることや,いろいろな意見を聞いて考えをまとめることなど,児童の思考力を育成していく取組を続けていくことが大切である。
また,学力向上の取組を進める中で,国語力の高まりが見られる一方,算数の基礎・基本の学力に課題が見られることも明らかになってきた。
基礎的・基本的な知識・技能を高めるとともに,さらに,数学的・科学的なものの見方・考え方を身に付け,「なぜ?」「どうして?」という疑問をもって,主体的に解明に取り組んでいく姿勢を育てることも重要である。
これまでの成果と課題をふまえ,今年度は,多様に考え筋道立てて問題の解決に向かっていく論理的な思考力,とりわけ数学的・科学的な思考力の育成に取り組んでいくことを研究の主題とする。
日常的に基礎的・基本的な知識・技能を高める学力向上の取組を進めるとともに,児童が多様に考え,主体的に問題の解決に取り組んでいくことができるよう授業の工夫や改善,個の指導の充実に向けた研究に取り組んでいきたい。