学校日記

心をこめた「あいさつ」をめざして

公開日
2015/06/11
更新日
2015/06/11

校長室から

 人に親切にしたとき,自然に返された「ありがとう」という言葉は,大変気持ちの良いものです。「ありがとう」は,「有り難い」「有り得ない」という意味だったと聞いたことがあります。「なかなかありそうもない」「珍しい」ことから,後々には,「身にしみてうれしい」という,お礼や感謝の気持ちを表すことに変わっていったものだと言います。相手の行為を素直に受け,心をこめて「ありがとう(ございます)」と言えるように,相手から「ありがとう(ございました)」と言われるような親切や協力,思いやりのある行動がとれるようになりたいものです。
 今年度も,市原野小学校では,「あいさつ」を重点的に指導していきます。校内には,『自分から目を見てあいさつをしよう』という掲示があちらこちらにあります。心をこめて,「あいさつ」をしようとするとき,互いへの思いやりが必要になります。今年度は,具体的な姿として,『自分から目を見てあいさつができる』ようになりたいと考えています。
 「型に入れ。そして,型から出よ。」新交響楽団の主席チェロ奏者,斎藤秀雄氏のチェロ奏法についての厳しい指導観です。多くの努力をすれば型には入れるが,みんな型から出られるとは限りません。まず,あいさつの形をしっかり身につけること。そして,形だけではなく,相手を思いやる心をこめたあいさつができるようにしたいものです。
 大人の我々も,正しいことを知りながら,それを行っていないのなら,正しいことを知らないことと同じです。ほんのわずかな勇気がなくて正しいことができないというのなら,日頃から正しい行いをするのだと心に留めておかなければなりません。とりわけ,モデルとしての教師や保護者・地域の皆様の影響は大きく,単に言葉だけではなく,実際の行動で模範を示していきたいと考えています。