学校日記

新たな教育課題

公開日
2015/09/28
更新日
2015/09/28

校長室から

 今年の夏はまた非常に暑い夏でした。これ以上残暑にならないようにと願っていますがみなさまがたはいかがお過ごしでしたでしょうか。
 夏休み中は,長期の休みにしかできない仕事や研修に教職員は精を出していましたが,
それと呼応するように社会でもいろいろな事件や事故が起こっています。
 今の時代どの教育課題が大切なのか優先順位をつけることはなかなか難しいのですが,どんどん変わる社会的環境についていくのが必死な年齢になってしまいました。
 いじめに関しての問題,地球的な環境についての問題,障害者差別解消法施行による共生社会への問題,新しい教科の設置の問題などすぐにでも取り組まねばならない課題は山とあります。本校でも一つ一つ地道にこれらの取組に取り組んでいます。今列挙した問題は多かれ少なかれ今まで学校として直面した経験のある問題,または関連したことを経験したものです。なんとか課題解決の糸口にはたどり着ける問題ですが,新聞等でわれわれにも突きつけられた新たな大きな問題もあります。
 ラインやスマホにかかわって犯罪に巻き込まれること,酷暑で大勢の人が命を落としていること,アレルギーへの知識と対応についてのこと等,すぐに命に直結するような事件や事故が増えてきているように思えます。
 熱中症や紫外線対策なども一昔にはあまり語られてなかったように思います。気温が38度や39度という経験も10年前まではあまりなかったように思えます。本校ではプール授業は45分を基本に2校時続きは避けています。また夏休み中の開放も長い時間の開放を避けました。運動会も練習の時期を考慮に入れて10月末と遅い時期の実施にしています。またその基本的な対応をわれわれも勉強しておかねばなりません。
 牛乳や卵に対してのアレルギー,運動誘発性ショックに対しての対応などにも非常に気を遣います。このアレルギー問題に関しては保護者の皆様にも診断書の提出などご負担をおかけしておりますがご協力をお願いいたします。小麦粉などに関してはまだ対応のガイドラインすらできていないことも確かです。
 SNS(スマホやケータイに関しての情報サービス)を介しての犯罪や事件との関わりは新聞紙上を多く割く時代となってしまいました。子どもたちの知識のほうが先行していたり,企業倫理が先行して規制といたちごっこをしている現状なので,我々は違う視点から(たとえば情報モラルなどを通して)教育していかねばならないと感じています。ご家庭でもご自身の子どもさんがどのような情報交換をしているのか把握や子どもさんとの会話の中で話題にするなどをお願いします。
 これらあまり学校として経験してこなかった問題についてはぜひ保護者の皆様と手を携えて取り組んでいかねばなりません。家庭教育でしかお願いできないこともありますので夏休み明けも様々なご協力をお願いすることが出てくるとは思います。もちろん学校も多くの課題に精一杯取り組みますのでよろしくお願いいたします。

                                  
校 長   安 田  曜