わかる喜びを実感し,豊かに表現する子
- 公開日
- 2010/04/30
- 更新日
- 2010/04/30
校内研究
わかる喜びを実感し,豊かに表現する子
〜子どもが動き出す算数の授業づくりを通して〜
昨年度は「自分の考えを確かにもち,豊かに表現する子」をテーマにし,算数科を中心に研究を進めてきた。その様々な取り組みの中で,子どもたちは,自分の考えを絵や図に表したり,ICT機器を活用して説明をしたりして,少しずつではあるが自分の思いや考えを表現できるようになってきた。また,課題把握→自力解決→集団解決→まとめ,とした学習の流れを明確にして学習を進めたことで,子どもたちは見通しをもって学習に取り組むことができるようになった。しかし,集団解決の場面においての練り上げがまだまだ十分とはいえず,子どもの思考の深まりや「発表したい。」というおもいをもたすことが十分にできなかったという課題も残った。
そこで今年度は,学習の中で子どもたちに,「やってみたい。」という主体的に学ぶ意欲や「わかった。」「できた。」という自分の学びに対する喜びをもたせることを大切にしていきたいと考えた。そうすることで,子どもたちは,自分で獲得した学びを友だちにより強く「伝えたい。」という欲求をもつのではないだろうか。自分のおもいを「伝えたい。」という内発的動機付けが,「豊かに表現する」ことの大きな原動力になるのではないかと考え,今年度の研究主題を上記のように設定した。
◎ 研究で目指す具体的な子どもの姿
★ 学ぶ楽しさを味わうことのできる子
★ 自分の思いや考えを豊かに表現することのできる子
★ 学びを活かし,新たな課題に自ら挑戦することのできる子
◎ 研究の重点
・「やってみたい!」「わかった!」「できた!」と言える授業の構築
1問題解決学習における学習過程の工夫
2各学習過程における算数的活動の工夫
3自分の考えを豊かに表現するための支援の工夫
4教材・教具の工夫
・人・自然・社会とのかかわりを深める
1互いのおもいや考えを伝えあう場の設定
2物事の仕組みや決まりを見い出すための「問い」の設定
3自分の学びやくらしに活かす場の設定
・ICT機器の有効活用を進める
1自分の思いや考えを豊かに表現するための活用
2互いの考えを伝えあうための活用
3思考を引き出すための活用