学校日記

校長室だより49

公開日
2010/07/20
更新日
2010/07/20

校長室から

  夏休みまであとわずかとなり,学習の締めくくりに,夏の計画にと何となく慌しく感じる頃です。皆様方は如何お過ごしでしょうか。
人間関係を高め深めるために
 翔鸞小学校では,教職員が子ども達に「表現力」を身につけさせるために研究を進めています。自分の思いと人の考えとをそれぞれ比べながら思考し,自分の考えを表現できる子どもに育てていきたいと考えています。
 日本人は表現力に乏しいと昔からよく言われています。「表現力を育てる」と言っても,人前でうまくペラペラしゃべるような訓練をすることとは違います。私たち人間の世界では自分一人では何もやっていくことができません。他の人と協力して,ともに仕事を進めていかなければなりません。「表現力」とは,他人とうまくやっていくために最低限必要なことだと思います。ところが,会社の経営者に言わせると,入社する学生は,常はよくしゃべるが,いざ仕事の上でのディスカッションをするという場面では,ほとんど自己表現ができないというのです。
 欧米では,小学生の頃からクラスの大勢の前でスピーチさせる「SHOW&TELL」といったレッスンがあるそうですが,何もそこまでしなくても日常の場で意識して指導していくことが大切だと思います。翔鸞小学校では,国語科を中心にあらゆる教科等の場で発表の機会を重視し指導しています。
 「表現力」の原則は,「あいさつができる」「話ができる」「話が聞ける」という三つのことがそろうことだと思います。
 「あいさつができる」ことについては,翔鸞小学校の子どもは立派です。いまさら言うまでもありませんが,あいさつは心の窓です。「いつでも,どこでも,誰とでも」の原則で,まず自分から先にあいさつができることが大切です。
 「話ができる」ということは,自分の言葉で相手に分かりやすく納得がいく話ができることです。
 「話が聞ける」ということは,自分の言い分だけを主張するのではなく,相手が話しているときは聞き手にまわることができることです。自分の考えを相手に受け入れてもらうためには,相手に好意を持ってもらうことが大切なことだと思います。
 この三つの態度をセットにして「表現力」を育てることは,とりもなおさずコミュニケーションを通して人間関係を高め,深めるということにつながっていくのだと思います。
読み聞かせと図書室のボランティア
 学校運営協議会の読書活動部会で,今年度から3年生にも月1回読み聞かせをしていただいています。(昨年度は1・2年生)子ども達も毎月楽しみにしています。また,図書室の整備も行っていただいています。大変ありがたいです。
 特に,読み聞かせは6年生までしていきたいと考えていますので,このような活動をお手伝いしていただける方を募集しています。よろしくお願いいたします。