学校日記

校長室だより48

公開日
2010/07/20
更新日
2010/07/20

校長室から

梅雨とはいえ,はや真夏日を思わせる日が続きます。夏休みまであと3週間になりました。夏休みの楽しい計画をお子さんと一緒に話し合って,立てておられることでしょう。
       七月の朝会の話
   おはようございます。
 七月七日は「たなばた」です。「たなばた」のお話を読み聞かせで皆さんにしたいと思います。
 美しいおりひめが,天の川の向こうに住んでいるひこぼしのところにお嫁に行きました。二人はとても仲が良かったのです。仲が良いことはとても良いことですが,毎日遊んでばかりいて仕事をしませんでした。
 おりひめはハタを織る仕事を,ひこぼしは牛を育てる仕事をすることになっているのに,その仕事をしなかったのです。
 このことで天の神様が大変怒って,おりひめを天の川のもとの場所に移してしまいました。そして,1年間に1回だけしか二人は会ってはならないとしたのです。そして,待ちに待った七月七日になると,二人は天の川をわたって行き,一年に一度のデートをするのでした。
 でも雨が降ると,天の川の水かさがまして,川を渡ることができません。そんなときは,カササギという鳥が飛んできて,二人を運んでくれるのでした。
 七夕の日,ささ竹に願い事を書いて飾ると,望みがかなえられるといって,昔からこの日に願い事を書きました。皆さんも願い事を書いてみてはどうでしょうか。でも,お願いしたことをお願いしっぱなしでなく,実現するように自分で努力することが大切です。
子どもとの対話を大切に
 最近は少子化の傾向が強く,家族構成も少なくなってきています。子どもが少ないので一人一人の子どもに十分目をかけ,行き届いた家庭教育がなされているかというと,必ずしもそうだとはいえません。4人家族での対話を考えてみますと,父母と子ども二人では六通りの対話に限られます。家族構成が増えるなど対話の場面が広がることによって,その対話を通して様々なことを学びます。
 最近の子どもの様子を見ますと,中学生の非行が増加しています。そしてその傾向は小学生までおりてきています。この原因として,親と子との対話の場が不足していることがまず考えられます。学校から帰っても話す相手がいない,一人で食事をする,その結果として,孤立の中で仲間を求め合うことになるのではないでしょうか。
 昔は,職住接近で親の働く姿を見て子どもは成長してきました。親と子どもとの対話を増やすとともに,子どもの持ち物や行動に十分気を付け,おかしいことがあればその場で十分話し合い指導していくことが大切です。そのことを通して,誘われても物事の善悪を判断して断る勇気を持つ子どもを育てたいと思います。