校長室だより 96
- 公開日
- 2012/12/27
- 更新日
- 2012/12/27
校長室から
学芸会を終えて
子ども達が,劇に力いっぱい自分を表現し,友達と励ましあいながらともに創り上げた学芸会はいかがだったでしょうか。当日は,今まで練習してきた成果を十分に発揮し,一人ひとり子ども達が輝くステージになったと思います。
私も,練習している各学年の子ども達の姿を何度も見せてもらいましたが,そのたびに子ども達の気持ちや頑張りが伝わり,その取り組む姿が日に日にたくましくなっていくのをうれしく感じました。
保護者の皆様も子ども達の成長した立派な姿はもちろん,学年・学級の仲間がひとつになって創り上げた劇に感動されたことと思います。
子ども達は,学芸会を通して,自分自身のがんばりや成長とともに,仲間とともにがんばりぬいた達成感を強く持ってくれたことと思います。その気持ちをこれからの学校生活の中でも活かし,大きく育っていってくれることを願っています。
子どもと向き合い,親子の会話を
子育てをしながら,私たちは日々親業に取り組んでいます。まさに子どもの成長を楽しみに今,この時を過ごしているのです。そこで子どもと向き合った「親子の会話」について考えてみます。
私たちは人とのかかわりを通して,人間としての悩み・喜び・悲しみ等を学びます。生きていく上で大切なことを『心の通い合い』という視点から捉えたいものです。時代に流されない,流行に振り回されない確かな目を育てていくことが必要だと思うからです。
★雪山を親子でゆっくりと見て,自然の美しさに感動する。
★絵画をじっくりと眺めて,「わあっ,素晴らしい」と親も感激する。
★小さな昆虫の動きを観察して,「なぜなんだろう」と疑問を先に投げかける。
そこで親子の会話が,子ども達を有力な糧になるのではないでしょうか。日常の中の夜のひと時こそ会話を弾ませましょう。いろいろな親子の会話を通して,豊かな心を育ててほしいと願っています。そんな一場面に,親が一緒に感動する場面をつくってみては,いかがでしょうか。
読書について
登校したら図書室に直行する子,雨のため運動場で遊べない時には図書室で過ごす子など,翔鸞小の子ども達は本が好きです。また,国語科などの調べ学習では,インターネットだけでなく,図書室の本を大いに活用しています。
こうした子ども達をもっと本に親しませるには,宿題をやることと同じように家庭読書や家族読書は欠かせません。テレビを消して,『ファミリー読書で心温まる時間』を5分でも10分でも構いませんので,親子の時間としてお過ごしいただければと願っております。
12月4日の朝会の話
今日は「死ね」という言葉についての話です。
今日は,ちょっと話が難しいかもしれません。でも大事な話なのでしっかり聞いてください。この前,お友達に「死ね」って言っている人がいたのです。よく聞いていると,みんな結構気軽に使っているのです。
ではこの言葉の意味を考えてみましょう。
言われたらどんな気持ちがしますか。いやな気持ちですね
そうすると,自分は言われたら嫌だけど,結構気軽に使ってしまう,ということですね。
さて,「死ね」ってどういうことでしょうか。
身近な人の死にあった人はいますか。その時どんなに悲しかったか思い出してみてください。死んだら,見ることも考えることも,聞くことも,お友達と話すこともできなくなります。ゲームのように生き返ることは決してありません。電池を入れ替えることもできません。「死ね」というのは,「そうなれ」と言っていることなのです。「ばか」「あほ」とは同じ意味ではありません。「この世にいらない」という,罪深い言葉です。そのことを理解してください。
最近のニュースから例をあげましょう。
➀Jリーグで「死ね」と言って処分を受けた話。
大人の世界でも,特にスポーツマンシップを要求されるスポーツの世界では当然かもしれませんが,選手が「死ね」と言ったら,その場でレッドカードが出て退場。その後の選手生命にもかかわるくらいひどい言葉と認識されています。
➁ブログに「死ね」とか書かれて自殺した子の話。
これはいじめです。言葉で人が死ぬこともあるのです。人間として絶対に行ってはならない言葉です。
さあ,これであなたたちは「死ね」と言いますか。何気なく言っていた子もちゃんと考えなおしてくれたことと思います。
じゃあ,「死ね」以外はどうでしょう。「消えろ」は「うざい」は。相手に対して不快に思っている感情を表し,相手にぶつけるように使われる汚い言葉は相手もいい気持ちがしないし,自分もいい気持ちにならないはずです。
いやしい言葉にはいやしい心,冷たい言葉には冷たい心。その反対に優しい言葉には優しい心を感じます。言葉遣いを大切にしていきましょう。