京都市立学校・幼稚園
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【2025年度文部科学省DXハイスクール事業採択校】

2年アカデミア科自然科学コース「GC2」の授業〜中間発表会〜

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こんにちは、GC教育部です!
紫野高校2年生アカデミア科自然科学コースの総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の探究活動をご紹介します♪

今回の授業では、自然科学に関心を持つ31名の生徒たちが、自ら設定した研究テーマについての探究の進捗を、以下の5つの観点から発表しました。

1.研究テーマの明確化
2.問いを設定した背景(自身の興味関心や社会的課題との接点)
3.先行研究の整理(既にわかっていること、過去の研究の紹介)
4.課題と仮説の提示(自らの疑問に対する見解や仮の答え)
5.検証計画(これからの実験・観察・調査の方向性)

生徒たちはそれぞれの関心に基づいてテーマを選び、理系のアプローチで仮説を立てています。たとえば、京都市の交通渋滞に注目した生徒は、市の公開情報をもとに渋滞エリアを調べる中で、「バスそのものが渋滞を引き起こしているのでは?」という新たな視点を得ました。今後は、輸送密度と渋滞との関連性をデータから分析し、交通課題の構造を明らかにしようとしています。

また、鴨川に生息するサツキマスの減少を研究する生徒は、先行研究によりかつての水質悪化が影響していたことを知り、「現在の水質はどうなっているのか?」という問いを立てました。夏休みには現地での水質調査を行い、環境と生物の関係について実証的に探る計画を立てています。

中間発表では、発表者だけでなく聴き手としての生徒も活発に質問や意見を交わしました。「データの取得方法に工夫はあるか」「その仮説は他の条件でも当てはまるのか」といった具体的な指摘が飛び交い、それに応じて考えを言語化していく中で、科学的な対話の力が磨かれていることを感じました!


本コースの探究活動は、最終的な成果発表や論文作成を目指すだけでなく、「なぜ自分はこの問いに向き合うのか」「どのような方法で確かめられるのか」という思考のプロセスそのものを大切にしています。

生徒たちが自らの問いと真摯に向き合い、社会や自然に働きかける力を育てていく姿に、今後の成長がますます楽しみです。引き続き応援よろしくお願いいたします♪

【チアダンス部】お披露目をしました!

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7月1日(火)・7月2日(水)の昼休みに、中庭にてチアダンス部のお披露目を行いました。初夏の日差しにも負けないほどの明るさと爽やかさで、1年生は「学園天国」を、2・3年生は「ディスコ」をそれぞれ披露しました。
1年生にとっては今回が初めての演技披露の場でしたが、チアダンス部に入部してからの約三か月間の練習の成果を存分に発揮し、観客を盛り上げてお披露目を成功させました。
2・3年生も、後輩たちのお手本となるように日々努力を積み重ねてきたことが存分に伝わってくるような、息の合った演技を見事に披露しました。
これからも部員一同精一杯励んでまいりますので、チアダンス部“BUNNIES”への応援をどうぞよろしくお願いいたします。

女子バスケットボール部の部活動体験のご案内

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平素は本校教育活動にご理解、ご支援を賜り誠にありがとうございます。さて、紫野高校女子バスケットボール部は京都市教育委員会の強化指定をうけて、日々活動に励んでおり、この度中学3年生とその保護者様を対象に、下記要領にて部活動体験会を開催することとなりました。少しでも興味をお持ちの生徒様がいらっしゃいましたら、こちらの案内をご確認いただき、ぜひ参加をご検討ください。

1.日時:令和7年8月23日(土)9:00〜12:00
  (8:30受付開始、12:00頃解散予定)
2.場所:京都市立紫野高等学校 第一体育館
     京都市北区紫野大徳寺町22  TEL(075)-491-0221
    (京都市バス 船岡山下車 徒歩2分)
3.対象:中学3年生(保護者の方も見学していただけます。)
4.申し込み方法 (参加希望の方は事前申し込みが必要です。)
  ・申込フォームはこちらをクリック
5.申し込み締め切り
  8月19日(火)正午までにお申し込み下さい。

6.その他
 (1)体験される生徒については、本校で保険に加入します。
    (費用は不要)
 (2)持ち物については、運動着・シューズ・飲み物・タオル等
7.お問い合わせ
  女子バスケットボール部顧問「阪本」まで

第72回NHK杯全国高校放送コンテスト京都大会

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6月21日(土)・22日(日)にノートルダム女子大学を会場に、第72回NHK杯全国高校放送コンテスト京都大会が行われました。放送局員の参加を強制はしていませんが、例年よりも多い局員が朗読部門とアナウンス部門に分かれて参加しました。
日頃の練習やNHK京都放送局で行われた研修などの経験を踏まえ、局員はそれぞれ頑張って読みを行いました。
結果としては全国大会への出場はできませんでしたが、他の学校の生徒の読みや審査員からの講評に刺激を受けたことと思います。
次回の大会は京都府高等学校総合文化祭です。

Global Citizenship1〜「地域巡検〜紫野高校の自由を表現しよう!〜」その2〜

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こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校1年生の「総合的な探究の時間」Global Citizenship 1 の授業の様子をお伝えします!本日の授業では、地域巡検の第2回目の取り組みとして、中学生向けPR動画の作成を行いました。

今回の活動の目的は、「紫野高校の魅力を、紫野生自身の視点で発信すること」。前回の授業で準備した「動画作成用コンセプト用紙」と、「校内で撮影した写真や動画」をもとに、グループごとに動画編集に取り組みました!

自分たちの“感じた自由”をどう伝える?

動画の主なテーマは、「紫野高校で自由を感じる瞬間」。生徒たちは、「紫野で学ぶ自分たちだからこそ気づける魅力」や「学校生活のなかで感じる居心地の良さ」「挑戦を応援してくれる雰囲気」などを、映像やナレーションでどう表現するかを真剣に考えていました!

【静かな図書館で黙々と取り組む生徒の様子】
【放課後の教室でプレゼンの準備をする姿】
【校舎内の好きな場所を紹介するVlog風の映像】

など、発想は多種多様。動画の編集にはスマートフォンやタブレットを使い、音楽やテロップを工夫するグループもありました。

「誰に届けたいのか」を考える!

ただ「かっこいい動画を作る」だけではなく、「どんな中学生に紫野高校の魅力を届けたいか」という視点も大切にしました。

【勉強だけでなく、自分の好きなことに熱中したい人】
【仲間と協力して新しいことに挑戦したい人】
【ひと味違う学びを楽しみたい人】

そうした“未来の紫野生”に向けて、自分たちの体験をどう言葉にするか、どんな表現が伝わるか、仲間と何度も話し合いながら工夫を重ねました。

完成した動画は、学校説明会での上映を予定しています。受験生である中学生たちが「自分も紫野でこんなふうに学びたい」「この学校で一歩踏み出したい」と思えるような、心のこもった作品が仕上がりつつあります。

“自由”とは与えられるものではなく、自らつかみ取り、仲間と育んでいくもの。その過程を映像という形で可視化した今回の取り組みは、生徒たち自身にとっても、「自分たちの学校を、自分たちでつくっていく」手応えを感じる貴重な時間となったのではないでしょうか。今後も、生徒たちの挑戦と成長を発信していきます。ぜひご期待ください♪

京都市・乙訓地域公立高校合同説明会

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6月21日(土)、22日(日)の2日間、京都市勧業館みやこめっせに於いて「京都市・乙訓地域公立高校合同説明会」を行いました。

紫野高校のブースに個別相談コーナーを設け、500組以上のご家庭と相談できました。本校に関心をもっていただき、誠に有難うございます。一方、時間待ちのため個別相談をお受けできなかった方々がおられましたことを、大変申し訳なくお詫び申し上げます。
次は9月13日(土)にアカデミア科説明会、10月11日(土)に普通科説明会を予定しておりますので、そちらにもぜひお越しください。皆様のご来場を心よりお待ちしております。

Global Citizenship2〜「作成したいアプリのイメージをつかもう!」ユーザーインターフェース設計ワークその2〜

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 こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします!

 今日の授業では、MIT App Inventorを活用した探究の一区切りとして、ユーザーインターフェースに関する中間発表を行いました。

 今回の発表で大切にしたのは、アプリの見た目の美しさではなく、「設計図に込められた想い」です。つまり「誰の、どのような不自由さを、どう解決したいのか」という問いへの深いまなざしです。

 自分たちのつくるアプリが、どのような人に向けられていて、その人がどんな気持ちや状況で困っているのかを丁寧に想像し、なぜその機能が必要なのかを一つひとつ言語化しました。

 発表はワールドカフェ方式で行い、6つの講座すべての生徒が一堂に会して互いの探究を共有しました。どのグループにも講座担当の先生方や教育委員会の先生方が加わり、発表を聞きながら、鋭くも温かい質問やアドバイスをしてくださいました♪

 発表の場で見えたのは、生徒たち一人ひとりの「学びの芽」です。発表後、生徒たちからは、次のような声が聞かれました。

「何度も発表することで、自分が何を大切にしているのかが整理されていった」
「他の人からの質問によって、考えつかない新しい視点に気づくことができた」
「似たようなテーマでも、解決したい相手が違うことで全く別のアプローチがあるとわかった」

 このGlobal Citizenship2の授業のゴールは、アプリを完成させることではありません。むしろそのプロセスを通じて、“誰かの不自由さに向き合い、そこに自分の力で何ができるかを考え抜くこと”にこそ大きな意味があります。

「どうしてその人のことが気になったのか?」
「なぜその機能でしか解決できないと思ったのか?」

 そんな問いを掘り下げていく中で、生徒一人ひとりの心に眠る“探究の種”が、確かに芽吹き始めていました。

 次回からいよいよアプリ開発が本格化します。これからも、生徒たちの学びの旅路を丁寧に見守っていきたいと思います♪

2年アカデミア科自然科学コース「GC2」の授業〜探究で考えた”良い仮説”の条件とは?〜

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 こんにちは、GC教育部です!
紫野高校2年生アカデミア科自然科学コースの総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の探究活動をご紹介します♪

「先生、MBTIって当たってますよね?私、〇〇〇〇って出たんです!」

総合的な探究の時間は2コマ連続授業ですが、休憩中に出てきた生徒の一言から、思わぬ方向に盛り上がりました。

MBTI(16タイプ性格診断)は、ネットでも人気の性格診断のひとつ。でも、生徒たちの間で意見が分かれます。

「毎回違うタイプになるから信用できない!」
「でも、友達と話が合うタイプが似てる気がする!」
「科学的に信頼できるってこと?」

このやりとりをきっかけに、「性格診断に信頼性や妥当性があるのか?」という問いが自然と浮かび上がりました。

ここで教員が投げかけたのは、「それって、仮説になってるかな?」という一言。そこから「良い仮説とは何か?」について考える時間が始まりました。

生徒たちと共有した”良い仮説”の条件は次の通りです。

1.検証可能であること
「MBTIの診断結果は、2週間後に再テストしても一致する割合が80%以上である」など、実際に調べられる形になっているかどうか。

2.定量的・客観的に表現されていること
「当たっている気がする」ではなく、「何人中何人が自分に合っていると答えたか」をデータでしめすことができるかどうか。

3.因果関係や関連性を意識していること
「外向型の人ほどSNSでの発信が多い傾向にある」など、性格診断と実際の行動の関係を考えることができているかどうか。

仮説は”信じたいこと”ではなくて”確かめたいこと”だと考えることができるかもしれません。

性格診断という日常的で身近な話題も、少し角度を変えて見つめなおすことで、”科学的に問い直す価値のあるテーマ”になります。

こうした何気ない会話の中にこそ、探究の種が眠っています。探究とは特別な場面だけで起きるものではなく、日常の「気になる」「変だな」「なんで?」という感情から自然と生まれるもの。本日の講座では、生徒たち全員がその芽を見逃さず、問いを育てていけるような雰囲気を作ることができていたように感じました!

Global Citizenship1〜「地域巡検〜紫野高校の自由を表現しよう!〜」その1〜

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 こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校1年生の「総合的な探究の時間」Global Citizenship 1 の授業の様子をお伝えします!

 今回から始まったのは、「地域巡検」の単元。テーマはずばり「自由を感じる瞬間を動画で表現しよう!」です。生徒たちはまず、「自分はどんなときに“自由”を感じるのか?」という問いに向き合いました♪

「昼休みに友達と話している時間」
「好きな本を読んでいるとき」
「静かな中庭で深呼吸をするとき」
「授業で自分の意見を発言できたとき」

 そんな生徒一人ひとりのリアルな“自由”のかけらを、言葉にして共有するところからスタートしました。その後、グループで紫野高校の校内を実際に歩いて撮影を実施。

「この場所でこんな風に自由を感じてるんだ」
「この一瞬を、映像でどう切り取ろう?」

 グループごとに構図やセリフ、雰囲気まで工夫しながら、思い思いの“自由”を動画で表現していきます。

 この動画は、今後「紫野高校学校説明会」で中学生たちに向けて発信する予定です。私たちが日々感じている「紫野高校らしさ」や「一歩踏み出せる空気感」を、中学生や保護者の方々にリアルに伝えることを目指しています。

 この活動を通して、「自由って意外と身近にあるんだ」ということ、そして、自分たちの発信が「未来の紫高生」の背中をそっと押し、“同じ想いを持つ仲間”と出会えることが、私たち自身の自由や幸福にもつながるという、探究の深まりも感じてほしいと考えています♪

 次回からは、今回撮影した内容をもとに動画制作です!生徒たちのまなざしが切り取る“自由と幸福”の物語を、発信していきますので、ぜひお楽しみに♪

Global Citizenship2〜「作成したいアプリのイメージをつかもう!」ユーザーインターフェース設計ワークその1〜

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こんにちは、GC教育部です♪
紫野高校の2年生の総合的な探究の時間「Global Citizenship2」の様子をお伝えします!

 今回は、現在取り組んでいる「MIT App Inventorを使ったアプリ開発」のプロセスをご紹介します♪

 生徒たちは、「身近な社会課題をアプリで解決する」というテーマのもと、これまでに探究してきた課題をもとに、どのようなアプリをつくるかを考えてきました。その中で、最も大切にしたのが、「誰の、どんな不自由さを解決したいのか?」という視点、いわゆるペルソナの深掘りです。

 単に「便利そうな機能」を考えるのではなく、「ある特定の誰か」が日常の中で感じている小さな困りごと、不便、不安に寄り添い、その人の視点に立ってアプリを設計することが、本校の探究の大きなポイントです。

 今回のUI(ユーザーインターフェース)設計ワークでは、その“ペルソナ”を具体的にイメージしながら、2時間かけてアプリの画面構成をラフスケッチに描き起こしました。

たとえば…

「一人暮らしの高齢者が、毎日の服薬を忘れがち」という課題に対して、薬の時間になるとアラームと音声で知らせるアプリ。音声も設定でき、孫の声で「おじいちゃん、お薬の時間だよ」と知らせる機能も。

「友達に相談したくても、なかなか言い出せない高校生」のために、悩みの内容を選ぶだけで匿名チャットに送信されるアプリ。使いやすいよう、画面遷移は最小限、色も落ち着いた配色に。

「発達障害のある小学生が、外出先で不安になったときに安心できる言葉や音楽にアクセスできる」アプリ。保護者と一緒に事前に“安心セット”を登録できる設計に。

 これらのアイデアの背景には、生徒自身の身近な体験や、インタビューを通じて得た気づきがあります。 どの生徒も、「この人だったら、どんなときに困るだろう?」「スマホのどのボタンを押しやすいだろう?」と、“その人の目線”で考えることを意識して取り組んでいました。

次回の授業では、このUI設計を完成させ、クラスメイトに向けて発表する時間を設けます。発表を聞いた仲間からは、実際の使いやすさや新たな視点について、助言や感想をもらう予定です。

「その人にとって、本当に必要な機能は何か?」
「もっとシンプルにしたほうが使いやすいのでは?」
「安心感を伝えるには、どんな色や言葉がいいだろう?」

そんなやり取りを通じて、視野を広げながら、アプリの完成度を高めていきます。生徒たちの探究が、どう形になっていくのか。今後の展開にもどうぞご注目ください!
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学校行事
10/13 スポーツの日
10/16 体育祭準備
10/17 体育祭(雨天延期時金曜授業)
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