最新更新日:2024/11/08 | |
本日:3
昨日:27 総数:449607 |
FOUNTAIN(校長室だより)No.6
京都市立桂坂小学校 山本 泉
夏休みが終わり,学校が始まりました。 今年は,例年になく猛暑日が続き,本来ならまだ夏休みが続いていてしかるべきかもしれませんが,全市で授業日数が決められている以上いつまでも夏休みというわけにもいかず,本校も始業しました。子ども達の体調管理に留意しながら進めてまいりたいと思います。 ―――・・―――・・―――・・―――・・―――・・―――・・―――・・――― 近頃よく,「今の学校の先生は大変やね,子どもが悪いことをしたり逆らったりしても,うっかり叩いたりしたら『体罰だ!』とか言うて,すぐに怒ってくる親がいて…。自分らが子どもの頃はしょっちゅう先生に叩かれたもんや。けど,親は『悪いことしたら叩かれて当たり前や。』と言うし,自分らも先生いうのは怖いもんやと思うてた。」などとおっしゃる年配の方がおられます。 確かにそういう時代がありましたし,教師もある意味やりやすかったかも知れません。しかし今,学校の教師は子どもを叩いたりしません。たとえ子どもが間違ったことをしても,じっくり話を聞いて本人が納得できるまで言葉で指導します。確かに現代では,叩いたりすると『体罰』として問題になるかも知れません。しかし,今の教師が子どもを叩いたりしないのは,保護者の方から文句を言われるからとか社会的に糾弾を受けるから,とかいう理由からだけではありません。叩いたりすることが教育的効果が非常に薄いどころか,むしろマイナスであるということが分かってきたからです。 確かに,『叩かれる』という自分にとって嫌な経験を思い出すことで,同じ過ちを繰り返さないようストップをかけることができる場合もあります。しかし,それは『叩く人』がその場にいて,同じことを繰り返すとまた叩かれるということが条件で,そうでなければほとんど効果がないといいます。 「いや,そんなことはない。自分には叩かれたことで身に付いたこともある。」と思われる方もあるかも知れません。でもそれは,ほとんどが思いこみであって,実はほとんどの場合そのことについて言葉で理由を聞き,自分が納得をしたから身に付いたことであって,決して叩かれて痛かったから身に付いたわけではないはずなのです。 子どもは自尊感情を持つことによって健全に成長します。叩かれたり怒鳴られたりすることが多い環境では自尊感情が育ちにくく,卑屈になったり投げやりになったりして,場合によっては成長してからの非社会的・反社会的な行為につながったりします。 勿論,このことは学校だけのことではありません。家庭でも,友達同士の関係の中でも叩いたり蹴ったり怒鳴ったりする場面は,できるだけ無くしていかなければなりません。認められ,褒められ,自分の存在価値を高く感じられる環境を,子ども達のまわりにつくっていくことが大切であると思っています。 元気にあいさつ 声かけ運動始まる!!
8月26日(木)夏休みが明け,今日から学校が始まりました。空は真っ青,元気に階段をかけのぼる子どもたち。学校も本来の姿を取り戻しました。
9月1日(水)まで,PTAのみなさん,山の手倶楽部や女性会のみなさんのご協力を得て,朝の声かけ運動を実施します。 今日は初日,夏休みの作品の包みを大事そうに抱えて登校する子,学校までの道のりで汗びっしょりかいている子などさまざまでしたが,瞳は輝き,元気に「おはようございます」のあいさつをしていました。 朝の気持ちのよいあいさつをこれからも続けていきたいです。 日焼けした笑顔がそろった!!
さあ,今日から学校が始まりました。体育館に全校児童が集い,校長先生の話を聞きました。夏休み前に約束した「目的を決めてやり遂げましたか?」の問いにうなずく子どもたち。大きな怪我や病気もなく夏休みが過ごせた事をうれしく思います。
校長先生の話の中に「立腰(りつよう)」ということばがありました。「姿勢を正しくしてまっすぐのばすこと」の意です。禅のことばだそうです。ぐにゃっと姿勢がくずれる子どもも多いです。姿勢をよくする事は,脳に信号を送り活発に働きます。このことばを頭に入れて過ごしていきたいです。 FOUNTAIN(校長室だより)No.5
京都市立桂坂小学校 山本 泉
夏休みに入りました。連日,猛暑日が続き熱中症で亡くなる方も出ています。私自身もですが,保護者の皆様も健康にはくれぐれもご留意ください。 さて,今回は少しブレークタイムをいただき,京都市教育委員会生涯学習部から発行されていた読み物から引用したものを掲載したいと思います。 ―――・・―――・・―――・・―――・・―――・・―――・・―――・・――― 『先日,大変暑い日でしたが,人と待ち合わせをしていて公園のベンチに座っていると,ふと目の前の親子に目がとまりました。4,5歳くらいの男の子とお母さんが何だかとても楽しそうなのです。何気なく二人の会話に耳を傾けていると,どうやら,アリの行列を見つけた男の子がそのことをお母さんに報告しているようです。 「お母ちゃん!ほら見て,見て!アリがいっぱい並んでいくで…,どこ行くのかなぁ?」 と不思議そうに言ったので,一緒になってアリの行列の行く先を追っかけていったようです。向こうの方で 「あれあれぇ,こんなところに入っていくで…。」 「きっと,アリのおうちがあるのやね。」 「中はどんなになっているんかなぁ?」 とお母さんとの会話がはずんでいました。とても,ほほえましい光景でした。 そして,以前に出会った親子のことを思い出しました。ある日,歩道を歩いていると私の前を,同じく4,5歳くらいの女の子と,お母さんらしき女の人が歩いていました。そこへ,灌木の茂みから出てきた1匹の子ネコが,その親子に寄っていきました。 「ママ,このネコどこのネコかなぁ。お家はないのかなぁ。かわいそうやなぁ。」 と立ち止まろうとする女の子の手をひっぱり, 「そんなことどうでもええの!行くで!」 と見向きもしないお母さん。その女の子は何度も子ネコをふり返りながら,お母さんに手を引かれて行ってしまいました。 用事があって,急いでおられたのかも知れません。あるいは,お母さんはネコが好きではなかったのかも知れません。私も,そのときはあまり気に止めませんでした。でも,今回出会った親子を見て,改めて思いました。 アリの行列のことや子ネコのことなんて,大人にはどうでもいいことかも知れません。そんなひまはないと言えばそれまでです。しかし,子どもの成長には,その時期にこそ必要なことがあるはずです。育つべきときに,育つべきものを,時期を失せず育んでいくことの大切さを考えると。一見どうでもいいように見えることについて,親子でたわいもない会話を弾ませたり,目を輝かせて夢中になって親子でのひとときを過ごしたりすることも子育ての大切な部分ではないでしょうか。こうした何気ない親子のふれあいこそ,子どもの豊かな心を育むことに繋がるのではないかと改めて思いました。』 いきいきキャンプ
7月31日から8月1日にかけて,日吉キャンプ場でいきいきキャンプが行われました。
キャンプといえば,やはりカレー!! 外で食べるカレーは,格別です。 カレーを食べた後は,待ちに待ったキャンプファイヤー!! 今年は竹の里小学校と合同で行いました。 歌を歌ったり,楽しいゲームをしたり・・。 楽しい時間はあっという間に過ぎていきました。 楽しかったワイワイ広場
7月30日,ワイワイ広場にいきました。たくさんの学校が参加し,とても活気あふれていました。
ペットボトルロケットや缶バッチ作り,水鉄砲やペットボトルボーリングなど,たくさん楽しめる催し物がありました。疲れた時はお茶席で一服もできました。 8月の昼下がり
連日,35度を超す猛暑。今年は例年以上に暑い毎日です。
8月に入っても,プールからは子どもたちの歓声があふれ,大にぎわいです。 空を見上げれば,まさしく真夏の色。戸外はサンサンと太陽の光が降り注いでいます。夏休みのプール解放も残すは,後,3日間です。 |
|