学校日記

キャリアⅡ「大切なものを科学する展」

公開日
2026/02/06
更新日
2026/02/06

授業の様子



 キャリアⅡでは2年生を対象に、自らの「願い」を科学の力で実現する「エージェンシー育成型」の課題研究に取り組みました。

エージェンシーとは、「変化を起こすために、自分で目標を設定し、振り返り、責任をもって行動する能力」のことです。本授業では、衣食住などの生活基盤から「ありたい自分」に直結するテーマを選択し、その背後にある科学的メカニズムをリサーチしました。導入では生成AIを活用して「願い」を客観的な問いへと昇華させますが、その後の調査過程ではあえて生成AIを制限します。自力で情報を精査し、試行錯誤しながら根拠(エビデンス)を積み上げることで、社会を生き抜くための確かな知恵と主体性を養うことを目的としています。


 単元のまとめである「大切なものを科学する展」では、呉竹ホールにて自分の探究成果を他者にプレゼンテーションし、相互の「願い」を尊重し合う機会となりました。

授業後の生徒アンケートには「感覚的に自分が楽しいと思う行動が科学的に証明されていることを知れた。」「難しい言葉が多かったので、自分が理解できるまで調べるという過程が内容の理解につながったので、すごく役に立った。」「自分の大切なことや人の大切なことについて詳しく知ることができたし、それを自分の人生に活かせそうだった。」という記述がありました。


 なぜこの状況が起きているのかを科学的に分析し、具体的な行動を自ら考案するという「自己調整」の力を身につけるきっかけになったのではないでしょうか。

将来、予測が難しく変化が激しい社会の中で直面する様々な困難に対し、「あきらめず、現実的な解決策を模索し続けること」ができるよう、今後も難しい課題にも粘り強く前向きに取り組んでいってほしいと思います。