戸上眞里先生によるヴァイオリン特設講座
- 公開日
- 2026/09/18
- 更新日
- 2026/09/18
学校の様子
9月17日(水)、京都市立芸術大学教授の戸上眞里先生をお迎えし、ヴァイオリン特設講座を実施しました。ヴァイオリン専攻の3年生4名が、それぞれ大学入試に向けて取り組んでいる曲をレッスンしていただきました。
今回のレッスンで繰り返し大切にされていたのが、「拍感」です。
拍にとらわれるのでも、拍がぶれるのでもなく、拍の中でどれだけ自由に歌うことができるか。「テンポも音量も変えなくても、拍感をコントロールすることで表情を変えられる」と、実際に音を出しながらご指導いただきました。
また、音楽の中で大切なところを表現するためには、その瞬間だけでなく、そこへ向かう前をどう弾くかが大切であること。音を響かせるためには、弦をなぞったり押しつけたりするのではなく、弦をしっかりと振動させることなど、具体的に教えていただきました。
そして、テクニックだけで演奏を変えようとするのではなく、自分が音楽をどれだけイメージし、その中に入り込めているかということも大切にされていました。
戸上先生は、一人ひとりの課題や不安に感じていることを捉え、それぞれに即したアドバイスをしてくださいました。レッスンが進むにつれて、演奏はどんどん音楽的になり、音色も変化していきます。それとともに、生徒たちの表情が変わっていったことも印象的でした。
大学入試に向けて自分の演奏と向き合っている3年生にとって、技術の先にある音楽をどう感じ、どう表現するのかを改めて考える、貴重な時間となりました。