3年生と2年生の染織実習合同合評
- 公開日
- 2026/05/19
- 更新日
- 2026/05/19
授業の様子
先月の4月24日、染織専攻の実習授業では、3年生が「鴨川と私」をテーマに、秋から約半年以上の時間をかけて制作してきたろうけつ染作品について合評会を行い、2年生も参加して一緒に学びを深める時間がありました。3年生の作品は共通のテーマであっても、生徒それぞれの視点や感情、自身の思い出や内面との重なりなど、多様な解釈や豊かな個性が構図や表現方法として表れていました。
3年生にとってろうけつ染は2回目の挑戦となりますが、改めてその技法の難しさに向き合いながらも粘り強く取り組み、「思い通りにいかない部分をどう工夫したか」「失敗をどのように作品に生かしたか」といった具体的なエピソードが語られ、2年生は熱心に聞き入っていました。また、2年生に対しても次年度の制作に向けた具体的な助言も示され、互いに今後の学びへの意欲を高める機会となりました。
教員からは、作品の完成度の高さだけでなく、「進め方、取り組みの姿勢が変わった」と挑戦の過程そのものについて生徒たちの成長を称えるコメントが多く寄せられていました。また2年生からは、「失敗や反省、試行錯誤はあったと思うが、作品からは全然そう見えないし、作家の作品のようで憧れです。」といったコメントがありました。
今回の合評を通して、3年生は技術と表現をさらに発展させ、これから取り組むより大きな作品制作へとつなげていく決意を新たにしました。また2年生は先輩たちの作品や言葉から多くの刺激を受け、秋から始まる同授業に向けて自らの表現に挑戦しようとする意欲を高める貴重な学びの機会となりました。